雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2019年8月31日(土) 8月も終わり

2019年08月31日 22時19分04秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年8月31日(土) 8月も終わり

 則子さんが発見したことだが、庭の主(大きなシャクトリムシ)がいなくなった。バラの木の枝にずっといたのだが。

 たぶんサナギになって成虫(シャクトリガ)になるのだろうと思う。お元気で。

 まだ暑い。

 明日は9月1日。

 


新・本と映像の森 294 福井晴敏『亡国のイージス (上・下)』講談社文庫、2002年

2019年08月30日 16時13分19秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 294 福井晴敏『亡国のイージス (上・下)』講談社文庫、2002年

 552+564ページ、定価本体695円×2、原作1999年講談社。

 裏表紙では「長編海洋冒険小説」と書いてあるけどボクはSF小説の傑作と思う。

 なぜならシチュエーションが沖縄米軍基地で開発された≪GUSOU≫という核兵器級の爆発兵器の争奪戦をめぐるドラマだからだ。沖縄「辺野古ディストラクション」とよばれる大爆発事故が起きる。

 そして主人公は≪GUSOU≫であり、≪GUSOU≫の終わりとともに物語も終わる。

 小説の主な舞台は海上自衛隊のイージス型に改装された護衛艦「いそかぜ」。

 ≪GUSOU≫を奪った反乱した北朝鮮特殊部隊長ヨンファ。

 いそかぜの艦長宮津とクルー。

 そして如月(きさらぎ)行。もちろんボクは祖父を殺した父を殺害した行、絵の才能を持つ行の熱い味方です。

 艦上の3者と日本政府の4者の動きが、いそかぜと日本の未を決定する。

 興味があるのはいそかぜのクルーたち。よく描けていると思う。

 とくに、千石恒史先任伍長、42才。

 自衛隊員に比べて北朝鮮ゲリラたちは描きこまれていず単純すぎる。

 いそかぜは反乱をおこし、東京湾に侵入する。行き詰まる対峙が始まる。

 自衛官のディテールはよく書かれていて、軍事オタクも一定満足できると思う。とくに護衛艦の主である古参「先任」集団とキャリア幹部の差がよくわかる。

 映画は見ていません。小説だけを読んでたほうがいいかなという気がします。

 


雨宮日記 2019年8月29日(木) 9月まであと3日です

2019年08月29日 16時01分25秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年8月29日(木) 9月まであと3日です

 だいぶ過ごしやすくなったけど、まだ昼閒は暑くて汗が出る。

 9月の浜松市平和委員会学習会の中身や並べ方をいろいろ考える。ボクの持っている映像を探して、あーだ、こーだ。

 マイブログ「雨宮智彦のブログ」が198万ヒットを越えた。200万になったらすこし趣向を変えよう。

 


ことばと詩 16 本について 内田樹『子どもは判ってくれない』より 20190828

2019年08月28日 15時36分21秒 | ことばと詩


ことばと詩 16 本について 内田樹『子どもは判ってくれない』より 20190828

 むかしから本は大好きです。

 内田樹さんの『子どもは判ってくれない』(文春文庫、2006年)の「本が読む」(p53~58)にこんなことを書いている。

 「だから「私が本を読む」というのはいささか自己中心的な表現だと思う。本が私を選び、本が私を呼び寄せ、本が私を読める主体へと構築する。私はそのように考えている。本に呼び寄せられること、本に選ばれること、本の「呼び声」を感知できること。それがたぶん本と読者のあいだに成立するいちばん幸福で豊かな関係ではないかと私は思う。」(p58)

 これに似たことを「雨宮智彦のブログ」で書いたような気もするが、いま検索がうまくいかない。気がついたら、補足します。

 


雨宮日記 2019年8月27日(火) 誕生日

2019年08月27日 20時45分05秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年8月27日(火) 誕生日

 8月もわずか。あと4日。

 今日はボクの68才の誕生日。めでたいかめでたくないか。

 24日~25日の静岡での日本母親大会の動画を見る。いいのが撮れているので作品をつくることにする。

 Nくんに自宅で携帯をワイファイ用にセットしてもらう。感謝感謝。

 西日本は豪雨。浜松もすこし降る。

 


過去現在未来のメモリーノート 69 元木昌彦さん「ジャニーズの暗部に触れないメディアの罪」から

2019年08月26日 10時01分35秒 | 過去現在のメモノート


過去現在未来のメモリーノート 69 元木昌彦さん「ジャニーズの暗部に触れないメディアの罪」から

 7月9日、ジャニー喜多川さんは亡くなった。

 ジャーナリスト元木昌彦さんがネット「PRESIDENT Online」に「ジャニーズの暗部に触れないメディアの罪」(2019/07/23 17:00)というタイトルで評論を書いている。

 副題の「少年たちへの"性的虐待"という事実」が主要なことだが、もう1つ興味深いことを書いているので紹介する。

 元木昌彦さんは、こう書いている。

「戦後、再び、ジャニー喜多川はアメリカへ行って、高校に通いながら、リトルトーキョーでショーを手伝っていた。その頃、美空ひばり、笠置シズ子、服部良一らと面識を持ったといわれる。米国籍だったため米軍に徴兵され、ジャニーは朝鮮戦争にも従軍している。

彼の知人によれば、「江田島にあった米軍兵学校で韓国語を学んだ。通訳として従軍したらしい」。再び日本に戻ったジャニーは、米国大使館に勤務して軍事顧問という肩書も持っていたそうである。

そうした経歴から、CIAのスパイ説が出てくるのだろうが、ジャニーズ取材歴50年で、『異能の男 ジャニー喜多川』(徳間書店)を出した小菅宏は、『文春』でこう話している。

「不躾とは思いつつ、ジャニー氏に『CIAのスパイだったの?』と尋ねたことがある。本人は『米国の情報機関で働いたことはあるけど、それ以上はノーコメント』と打ち切った。ことアイドル像については多弁な彼も、自身の過去には口を閉ざしていた」

これについては、これ以上の情報がないので触れないが、ジャニー喜多川を論じるなら、彼の性的嗜好とCIAスパイ説は避けては通れないと思う。」

 興味深いことである。引き続き追っていきたい。

 

 


古代ブログ 111 近畿古代の五芒星 20190825

2019年08月25日 11時09分31秒 | 遠州古代史


古代ブログ 111 近畿古代の五芒星 20190825

 いま大好きな古代史にじっくり取り組む余裕があまりない。

 小さなことを書いていくことにする。

 内田一成(いっせい)『レイラインハンター LEYLINE HUNTER ー日本の土地零を探訪するー 』アールズ出版(2010年4月28日初版第1刷発行、298ページ、定価本体1500円、)p181に下の図と解説が載っている。

 五芒星です。この五芒星は、淡路島の伊弉諾神社、熊野本宮、伊勢内宮、伊吹山、兵庫県の元伊勢、を5つの辺にする。

 ど真ん中に平城京がきてその南北ラインに飛鳥京、平安京、若狭子神社などがくる。このセンターラインは精密に言えばすこしずれている。それは、別途時間のあるとき考える。

 いちばん気になるのは「五芒星」が北から35度ほど西へずれていることだ。最初から真北から1辺が始まるように設定すればいいのではないか。

 気になるのは、それぞれの神社などの古さだ。伊吹山は『古事記』『日本書紀』にも出てくる古い山岳信仰の山だが、山だから時代はわからない。

 淡路島の伊弉諾神社、熊野本宮、伊勢内宮、元伊勢についても古さはわからない。しかし伊勢内宮は意外に新しいのではないかと言われている。

 飛鳥京は7世紀後半、平城京は8世紀、平安京は8世紀末だ。意外に「この五芒星」は新しい呪術ではないのか、という疑問が出てくる。

 また機会をつくって考えたい。

 


雨宮日記 2019年8月24日(土) 秋の虫が鳴き始めた

2019年08月24日 10時08分14秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2019年8月24日(土) 秋の虫が鳴き始めた

 夜、家の外で秋の秋の虫が鳴き始めた。りーりーりーりー。いいなあ。この音楽。

 すこし涼しくなった。

 パソコン内の過去分野別「ノート(本の摘要)」を整理しはじめる。用語別に「あいうえお順」で。

 


新・本と映像の森 293 鈴木敏夫『風に吹かれてⅠ』中公文庫、2019年

2019年08月23日 09時55分52秒 | 本と映像の森

 

新・本と映像の森 293 鈴木敏夫『風に吹かれてⅠ』中公文庫、2019年

聞き手/渋谷陽一、鈴木敏夫:『風に吹かれてⅠ スタジオジプリへの道』中央公論新社、2019年3月25日、253ページ、定価本体640円

 日本を代表するアニメーションスタジオ・ジプリのプロデユーサー鈴木敏夫さんは「どうして鈴木敏夫になったか」を解明するインタビューなんだけど、無類におもしろい。

 つまり「どうやって鈴木敏夫さん・宮崎駿さん・高畑勲さんは出会い、どうやって鈴木敏夫さん・宮崎駿さん・高畑勲さんになったか」という話なんだと思います。

 個人それぜれ単体では、たぶん意味をなさない。

 本来、鈴木敏夫さんは雑誌編集者だった。徳間書店の『アサヒ芸能』記者から同じ会社の創刊する新雑誌『アニメージュ』の編集長に1978年5月に引っ張られたのが運のつき。

 そこで鈴木敏夫さんは、アニメ作品「太陽の王子ホルスの大冒険」に出会い、その実作者高畑勲さんと宮崎駿さんに電話インタビューするのが最初です。それもすごくおかしいのだけど、3人のそれぞれが何か感じたってことでしょうか。

 以下、すべておもしろい。

 「トトロ」を20分長くするので主人公が1人からサツキとメイの2人になったとか。

 「ポニョ」の前に「いやいやえん」があったとか。

 「借りぐらしのアリエッテイ」の監督に米林宏昌さん(麻呂)がなったいきさつ。

 映像の「やわらかさ」(p177)やコンピューター問題も実作者(ボク)としてはおもしろい。CGとお地蔵さんの話も。

 それから次世代のジプリのこと。ボクだって考えてますよ。次世代のことは。それを言うのはきつういから鈴木敏夫さんは明言してません。続けるとも、閉じるとも。まあ、そういうことかなあ。

 

 


雨宮日記 2019年8月22日(木) スマホはおもしろい

2019年08月22日 11時19分36秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2019年8月22日(木) スマホはおもしろい

 「スマホ」携帯電話機はおもしろい。いままでパソコンでできたことが少しやれるってのは、おもしろい。もちろん、パソコンの大画面でできること、たとえば文章を打つようなことは全部パソコンでやる。

 でも天気予報やニュースなどちょっと情報がネットで欲しいとき、スマホは便利かなあと思います。

 なおネットではガラケーの「iサービス」だかが休止になるそうです。パソコンでも「ウインドウズ7」のサービスが終わりなようです。

 でも、いまだに「ウインドウズXP」がパソコンの3割とか。スタンド・アローンで使うなら何の問題もないんでしょうけど。

 なお料金はすこし高くなった。

 


雨宮日記 2019年8月21日(水) ガラケーをスマホにする

2019年08月21日 17時51分51秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年8月21日(水) ガラケーをスマホにする

 長いあいだ携帯電話をガラケーで使ってきたが、いいかげんスマホにしてみようということで、則子さんもボクもいっしょにスマホに変えた。

 ボクはネットはパソコンでやっているので携帯電話がスマホでなければいけない必然性はないんですが。

 ボクは携帯をやめるという選択もありうるんですが。まあもう少しボクも社会参加するかと思います。

 今日も暑い。でもセミの声は減った。

  追加 21h30m、古いガラケーの写真をアップ。


雨宮日記 2019年8月20日(火) 夏がそろそろ終わる

2019年08月20日 22時18分13秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2019年8月20日(火) 夏がそろそろ終わる

 庭でアブラゼミが死んでいた。アリの餌になっていた。ごちそうだね。

 自然の摂理というのはよくできている。

 もうじき夏も終わり。

 今日はクリニックへ定期検診。異常なし。

 タクシーの運転手さんと昔はヘビやネズミがいたねえというになる。

 


過去現在未来のメモリーノート 68 意識と認識と精神

2019年08月19日 12時14分37秒 | 過去現在のメモノート


過去現在未来のメモリーノート 68 意識と認識と精神

 「意識」「認識」「精神」は、違う言葉である以上、似てはいるが違うものだと思う。

 たぶん「意識」は「認識」より広い。「認識」は「意識」より狭い。「精神」は「意識」と同じものかな。

 「認識」は「言葉」と関連したものかもしれない。

 ところが普通の辞書を見ても、新日本出版社の科学的社会主義の『新編 社会科学辞典』を見ても、違いが書いてない。

 「認識論」と「存在論」の違いさえ書いてない。

 ボクは「唯物論」の立場だが、「意識」「認識」「精神」の解明が急務と思う。

 何か書いてある文献を見つけたら書きます。

 


新・本と映像の森 292 『はじめてのはたらくくるま』講談社ピーシー、2018年11月

2019年08月18日 11時22分17秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 292 『はじめてのはたらくくるま』講談社ピーシー、2018年11月

 29ページ、定価1000円

 いい本だけでなく、話題の本、悪い本も紹介していきます。「悪い本」を読まなくては「いい本」のこともわからないからです。

 そういう意味では出版社の講談社ピーシーがこの本を増刷せず、品切れ絶版にしてしまったのはボクは残念です。

 この本は「しょうぼう1~4」「けいさつ1~2」「こうじげんば」「まちのなか」「いろんなばしょ」「りくじょうじえいたい1~2」まではいいのですが、なぜか「かいじょうじえいたい」の護衛艦や「こうくうじえいたい」の戦闘機を載せています。

 この本は「はじめてのはたらくくるま」なのに何故か「くるま」ではないものを載せるのでしょうか。

 それこそ大間違いで、小さな子どもには不適当だと思います。「くるま」の拡張解釈ですね。新語を作ろうとしたのか。

 『広辞苑』に「くるま(車)「② 車軸の回転によって動く仕掛けのものの総称・・・現代では自動車を指すことが多い」と書かれています。

 念のため書いておきます。ボクは自衛隊の車は好きではありませんが、それは「くるま」です。他人の好みの問題までもケチをつける気はありません。

 ボクは『新婦人新聞 4月18日号』で初めてこの本のことを知りました。いい記事でしたね。