雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 災害に備えて備蓄は何日分が必要でしょうか

2011年04月30日 23時26分36秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 災害に備えて備蓄は何日分が必要でしょうか

 「中日新聞 4月29日(金)」(14面)「家族を守る 2 備蓄品 自力で10日間 乗り切る量を」を紹介します。

 まず1日当たりで,何が必要か、それぞれの家でリストを作りましょう。
 必要な備蓄は、基本的物質は共通ですが、それぞれの家で違うと思います。
 クスリなどが必要な人もいます。
 
 1日あたり、飲料水は1人3リットルです。
 手洗いや煮炊きの水も含めると、1日1人10リットルのようです。

 食料や排泄のことも、だいじです。
 
 以前は「3日分」と言っていたような機がしますが、まあ当面、10日分を備蓄しようかと思います。

 これから雨宮家の備蓄リストを作り、備蓄をしていきます。

 

 
 

雨宮日記 4月30日(土) 予定が消えたので、2人とも、いろいろしました

2011年04月30日 23時12分13秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月30日(土) 予定が消えたので、2人とも、いろいろしました

 今日は、夜、会食の予定が入っていたのですが、キャンセルになったので、午後もキラ気になって、いろいろとしました。

 則子さんは、長女のIさんと今は共有している部屋の片付けを喜々としてしました。
 ボクとは違って、お掃除好きで、キレイ好きの則子さんは、時間に余裕があると、掃除をしてゴミを捨てたがります。
 
 家の中だけではなく、もっと家の外の、世の中のゴミや汚い人間たちとお掃除して欲しいのですが。

 ぼくは午後は里山に行って、里山の仲間たちと、初夏の鳥たちの声や、初夏の蝶たちの舞を愉しみました。

 夕方、家に帰って、家族で夕食を食べて、職場に行って1時間ほど仕事をして、谷島屋三方原店に「季刊 邪馬台国」を買いにいき、浜松中央図書館に本を返しにいって、家に戻りました。

 今日は、長女のIさんは彼氏の所に行って、いないので、則子さんの部屋に忍んでいっていいかどうか?迷いますね。

 則子さん、いい?


浜松・遠州史の本 6 浜松市文化財ブックレット5『浜松城と城下をめぐる』

2011年04月30日 05時39分41秒 | 浜松静岡郷土史
浜松・遠州史の本 6 浜松市役所生活文化部文化財課編集発行『浜松城と城下をめぐる<浜松市文化財ブックレット5>』2011年3月25日、64ページ、頒価300円

 久しぶりに歴史について書きます。
 当分は、地震や津波や放射能問題に集中しますが、古代史や浜松の歴史も、時々、書いていきたいと思います。

 浜松市文化財課が出した「浜松市文化財ブックレット」の第5冊目です。
 浜松市の文化財課は、最近、山城など、良い仕事をしていますね。

 マスコミでも、浜松市政について、「行革審」の言動だけを伝えるのではなく、マスコミが自分で調査をして、もっと正当な評価をして、褒めて欲しいと思います。
 
 浜松城というと、徳川家康。
 浜松市民にとって、徳川家康というと浜松城、という「浜松城=徳川家康」という間違った等式が浜松市民の頭に成立しているのですが、それは誤解です。

 ① 徳川家康以前の浜松城(正確には曳馬城)
 ② 徳川家康時代の、まだ「天守」も「石垣」もない浜松城
 ③ 豊臣系の堀尾吉晴
 ④ 徳川が天下を取ってからの浜松城

 そういう歴史的な変遷を、現地で見るための最良のガイドブックだと思います。

 
 

震災・くらし情報 4月28日(木) 浜岡原発の「地元自治体」とは

2011年04月29日 06時20分16秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 4月28日(木) 浜岡原発の「地元自治体」とは

 中電が定期検査中の浜岡原発3号機の7月再開を計画していると発表したため、波紋が広がっています。

 「中日新聞 4月29日(金)」朝刊「1面」の記事では「地元自治体、NPOは反発を強めている」と書かれています。

 問題は、この「地元自治体」という概念です。

 みなさんは、静岡県内のどの市町村が「地元自治体」だと思いますか?

 これまで「地元自治体」とされているのは浜岡原発から10km圏内で、30km圏内の自治体が、最近申し入れをしました。

 浜松市は40km圏内なので、今までは浜岡原発の建設にも、○号機の増設にも、なんら関係はありませんでした。

 浜松市も「地元自治体」として欲しいです。

 さらに問題なのは、浜岡原発○号機の増設には地元自治体の同意が必要ですが、すでに運転している3号機を再開するためには、法的には国の同意だけでいいという点です。

 いま愛知県内でも、浜岡原発を心配する声と行動が出てきていますが、当然のことです。

 チェルノブイリでは、数十km圏を越えて、100km、200km圏で、高濃度の放射能汚染地域になっているのですから。



 

震災・くらし情報 4月28日(木) 中電が定期検査中の浜岡原発3号機の再開を計画

2011年04月29日 05時47分05秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 4月28日(木) 中電が定期検査中の浜岡原発3号機の再開を計画
 
 浜岡原発の経営主体である中部電力の連結決算予想が4月28日に発表されました。

 「中日新聞 4月29日(金)」朝刊(1面)の見出しはこうです。

 「浜岡3号機 7月再開計画」「中電「地元説明に2ヶ月」「知事「株主向けと理解」」

 浜岡原発の現状はこうです。

 1号機 廃炉に    2009年1月30日運転終了
 2号機 廃炉に    2009年1月30日運転終了
 3号機 定期検査中  1987年1月20日発電開始 110万kw
 4号機 稼働中    1993年1月27日発電開始 113.8万kw
 5号機 稼働中    2004年4月30日発電開始 130万kw
 6号機 新たに計画中

 もっと詳しいデータは「中部電力 浜岡原子力発電所」で検索すれば、中電の公式サイトがヒットしますので、調べてください。

 東電福島第1原発とは違って、中電浜岡原発で、古い1号機・2号機を2年前に廃炉にした点だけ(これだけですよ)じゃは、高く評価します。

 同じ「中日新聞 4月29日(金)」朝刊(32面)の記事では「国内の電力供給に占める原子力発電の依存度は30%だが、中電は大幅に低い12%」と、明確に述べています。

 つまり、浜岡原発3号機を再開しなくても、浜岡原発3号機・4号機・5号機が停止しても、中電管内は、停電しなくてもすむのです。

 そのことをなぜ、中電さんは明確に市民に説明しないのでしょうか?

 中電さんは「浜岡原発を全部止めても、中電の地域内では停電はしません。それでも浜岡原発の継続に賛成してください。理由は…です」と明確に述べて、県民の判断にゆだねるべきと思います。

 さらに言うなら、中電さんは、自然エネルギーへの移行計画を作り、市民へ協力を訴えるということが、いま中電さんに必要な「企業の社会的責任(CSR)」ではないでしょうか。

 


震災・くらし情報 福島第1原発の半径40数kmで「計画的避難地域」に

2011年04月28日 22時39分11秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 福島第1原発の半径40数kmで「計画的避難地域」に

 積算放射線量が1年間で20ミリシーベルト以上の地域、半径20kmの「警戒区域」外の地域が「計画的避難区域」に指定されました。

 地図を見ると、福島第1原発から約40数kmくらいまで「計画的避難区域」に入っています。

 私は浜松市中区に住んでいますが、浜岡原発から浜松市までの距離で測ると、45kmは、中区の大部分がすっぽりと入りそうです。

 つまり、浜岡原発で福島第1原発級の放射能事故があり、風が浜松市の方向に流れている場合には、浜松市中区(人口24万人)が全員「1ヶ月以内に「計画的避難」」となります。

 いったい中区民24万人をどこに避難させるのでしょうか。
 もちろん、浜北区や東区や南区も、あるいは浜松市全体(人口82万人)も同じです。

 さらに怖いのは、浜岡から東へ風がながれていて、チェルノブイリ級の事故になった場合には、完全に東京メガロポリスが汚染されることです。
 その場合、どうなるか、怖くてとても書けません。
 「東京から全員避難」です。

  中部電力浜岡原子力発電所は「即時停止と廃炉」以外の選択肢はないと思いますが、みなさん、どう思われますか

雨宮日記 4月28日(木) 則子さんは今の仕事の最後の日でした

2011年04月28日 22時25分33秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月28日(木) 則子さんは今の仕事の最後の日でした

 昨年夏から,則子さんが勤めた元城町の事務所の最後の日でした。

 「おつかれさまでした」
 「いえいえ、智彦くんにもお世話になりました。でも、パソコンはちゃんと覚えないととね」
 
 すでに6月から次の仕事が決まっていますので、休暇はわずか1ヶ月です。
 それも、実際には、今の事務所の仕事の残務や引き継ぎがありますので、けっこう忙しいかも。

 次の仕事は、同じ学区内で始まる障害児の保育園の仕事です。
 むかし若い頃に,則子さんは障害児の施設に勤めていたことがあるし、保育園の保育士生活も長いですから、適任の仕事ですね。

 「いま62才、何年勤められるかな」
 「今度の仕事の定年は?」
 「今度の職場は定年がないの。77才まで勤めた人もいるって言われたけど…」
 「休みは?」
 「土日と休日。平日は休みにくくなるわね。」

 ということで、みなさん、よろしくお願いします。

 

 

震災・くらし情報 4月26日(火) 浜岡原発をどうするかですが

2011年04月27日 05時54分31秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 4月26日(火) 浜岡原発をどうするかですが

 ぼくの住む浜松市中区十軒町から約40km南東にある中部電力浜岡原子力発電所ですが、どうしたらいいか、ぼくも考えました。

  1 

 やはり、明日東海大震災、あるいは東海=東南海=南海三連動地震が起きたら、浜岡原発は危ないということで、「即時停止」でしょう。

 中部電力は原発は浜岡原発しかなくて、中電全体の電力量の十数%なので、浜岡を止めても「停電」にはなりません。
 
 現に東電柏崎原発問題のときも、浜岡を止めて総点検しましたが、停電にはなっていません。
 
  2

 そのあと、どうするかですが、「中電」が今、主張している15mの防護壁とか、緊急電源の設置とかで「安全」かどうかですね。

 大事なのは、一部の人の意見で決めないことだと思います。

 ぼくの提案は、静岡空港のときに県民運動としておこなわれた(実現しませんでしたが)ように、浜岡原発を廃炉にするか存続させるかを「県民投票」にかけることです。

 もちろん、ぼくの提案は「安全と言えるのは廃炉しかない」です。

  3

 「即時停止」と「廃炉」を求めて、署名運動をやろうと思います。

本と映像の森 149 サン=テグジュペリさん『星の王子さま』岩波少年文庫

2011年04月26日 06時03分09秒 | 雨宮日誌
本と映像の森 149 サン=テグジュペリさん著、内藤あろう訳『星の王子さま』岩波少年文庫、1953年3月15日第1刷~1985年10月8日第54刷、161ページ、定価500円

 語り手の「ぼく」は「6年前」サハラ砂漠で飛行機が不時着しました。

 「6年前」というのは、著者は1944年に亡くなったので、すくなくとも1938年かそれ以前ということです。

 夜が明けて「ね、ヒツジの絵を描いて」といった小さな王子さまが現れてから1週間(7日間)の物語です。

 有名な「うわばみ(蛇)の絵」の話や、小さな王子さまが遍歴するいろんな星の話は、納得がいくのですが、ぼくとしては、王子さまが、花の星を離れる前半と、「ぼく」と分かれて星へ帰る部分が、どうも納得がいきませんでした。

 前にも紹介しましたが、安冨歩さん・本條晴一郎さん著『ハラスメントは連鎖する ーしつけ・教育という呪縛ー』(光文社新書299、2007年)は、この「星の王子さま」の謎を解明しています。

 つまり、この王子様は、自分の故郷で第1回目のハラスメント受けて、そこから逃れて流浪の旅に出たのです。

 ところが、バラの花に2回目のハラスメントを受けて、ここからも脱出します。

 地球に来て、砂漠の狐(というとドイツ軍の論メル将軍のことを思い出しますが,何か関係があるんでしょうか)に「きみは、あの花に責任を持たなきゃ」と第3回目の、ダブルハラスメントをうけます。

 せっかく生きようとしたのに、自分の魂が死んでしまうところに戻ってしまう、悲惨な物語です。

 問題は、なぜ、そう、みんな読み取れないのか。
 さらに,著者自身が、そういうハラスメント物語として自覚して書いていないのか?

 あの第二次世界大戦の時代って、時代全体が、ハラスメントのような時代ですね。
 もっと読みなおして、深読みの結論が出たら,書きます。

 

 

本と映像の森 148 空想小説館「銀河鉄道の第2夜」

2011年04月25日 07時07分29秒 | 本と映像の森
本と映像の森 148 空想小説館「銀河鉄道の第2夜」

 実在しない「本」なので、恐縮です。
 自分に実力があれば、書きたいのですが、心許ないので、妄想だけを書きます。

 宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」は、1920年代~1930年代に、日本の岩手県を出発して、イタリア風の名前の少年・ジョバンニとカンパネルラが「銀河鉄道」に乗り込んで織りなす「死と生の物語」でした。

 銀河軽便鉄道に乗り込んで、南へ降りていく2人の少年の物語ですね。
 目的地は、天国です。

 この「第2夜」は、カンパネルラと会いたいジョバンニが、再び銀河鉄道に乗り込む話です。

 ところが、ジョバンニが,懐かしい「銀河ステーション」に行くと、「銀河鉄道」で出発準備をしていたのは…。
 
 ソ連のスターリンさん、ドイツのヒットラーさん、日本の天皇ひろひとさん…
 しかも向かう方向が…南ではなくて、北です

 もちろん目的地は「地獄」です。

 「地獄めぐり」で有名なのは、中世イタリアのダンテさんですが。
 
 「地獄巡り」で好き(「好き」というと変ですね)なのは、永井豪さんのマンガ「デビルマン」での主人公の地獄旅と、「デビルマン・レデイス」での通称・ダンテ(本名は宇津井…)の地獄旅ですね。

 宗教的な精神では、人間は現世で罪を犯すと、地獄にいくことになっていますが、罪を地獄でつぐなうと天国にいけるのでしょうか?

 人間は罪を犯すとその罪で魂が重くなって、地獄へ行きますが、地獄で苦しんでその罪をつぐなうと魂が軽くなって,フワフワと浮いて、天国へ行くことが出来ます。
 うわ、すごい妄想です。

 誰か、戯曲を書いてもらえませんか?
 

雨宮日記 4月24日(日)の3 野菜や人間へのハラスメント行為

2011年04月25日 06時49分48秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月24日(日)の3 野菜や人間へのハラスメント行為

 「本と映像の森 147 水上勉さん『土を喰う日々』新潮文庫、1982年」で、野菜や農作物を、ほんとうに大事にして、すべて使い切るという、水上さんの話を書きました。

 それにたいして、ちょっと放射能がかかったから、あるいは放射能があるかもしれないから、と,ゴミのように捨てる、ことは、人間的な行動なのでしょうか。

 もちろん、資本主義的な眼でいえば、より安全な物、より価値の高い物を求めるのは当然でしょうけど…。

 千葉のある街で、福島から非難してきた生徒とわかったら、まわりの子どもたちが、いっせいにいなくなったそうです。
 その子と親は、いやになって、福島へ帰ったそうです。
 実話です。

 なにか、大事なことが抜け落ちてしまっています。

 牛などの家畜や犬や猫などのペットが、放射能地帯に放置されて,やせ細っていくのを見ました。

 植物も,動物も,人間も、ほんとうにだいじにされる社会を、どうつくればいいのでしょうか。

 わが妻、則子さんとともに、ぼくも「風の谷のナウシカ」のように行動したいと思います。

 

雨宮日記 4月24日(日)の2 未来を選択するため、捨てるものは捨てる

2011年04月25日 06時18分09秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月24日(日)の2 未来を選択するため、捨てるものは捨てる

 今日は時間があったので、夜、則子さんと台所でいろいろ話しました。

 妻の則子さんがいないと、つまらないので、今日は、つまらなくなかったです。
 つまり、妻がいないと、つまらないです…。

 則子さんに、「部屋を片付けるために、決意して断舎利するから」、全国的なある市民団体の「会員は維持するから、新聞は停止して」と言いました。

 則子さんは、あきれたような顔になりました。
 「智彦くん、ふつう、夫婦で会員のとき、女性の方の新聞を止める人が多いでしょ?」と言うのです。 

 ぼく「えー、だって、部屋を片付けないといけないのはボクだから。ゴミを捨てる決意を込めて○○新聞は止めるんだよ。いいでしょ?」
 則子さん「○○新聞はごみじゃないでしょ?」
 ぼく「40年間の○○運動にかかわってきたんだからね、何か決断しないと。喪失の哀しみですよ」
 則子さん「わかった。本気なのね…」
 ぼく「うん…」

 あんまり大きな声でしゃべると、次女のIさんが「うるさい」という顔で、ドアを閉めに来るので、静かにしゃべりました。
 
 果てしない未来へ続くためには、原発も捨てたいですね。
 (小松左京さんの傑作SF小説「果てしなき流れの果てに」を参照)
 
 

本と映像の森 147 水上勉さん『土を喰う日々』新潮文庫、1982年

2011年04月25日 05時56分35秒 | 本と映像の森
本と映像の森 147 水上勉さん『土を喰う日々 ~わが精進十二ヶ月~』新潮文庫、1982年8月25日発行~2008年12月20日22刷、235ページ、定価400円+消費税

 小説家の水上(みずかみ)勉さんは、京都の禅宗寺院で小僧として育ちました。
 その禅寺で水上さんが教えられたのは、寺の畑で育っている野菜を材料にして料理をつくることでした。
 つまり「精進料理」ですね。

 この本は、軽井沢の水上さんの自宅の庭でとれた野菜を材料に、1年12ヶ月、水上さんが自ら包丁を持ってさばいた旬の料理を紹介しています。

 とてもおもしろいです。
 水上さんは言います。
 「材料のない中から総菜をつくるのである。つくるというより、絞り出すといった方があたっていた。これが老師の教えた調理法の根のように思う。」
 「つまり、いまのように、店頭へゆけばなにもかもがそろう時代とちがって、畑と相談してからきめられるものだった。」(p10)

 たとえば「くわい」の料理法とか。
 たとえば、あの道元さんが「典座(てんざ)教訓」という料理法の本を書いているとか。
 たとえば「すりこぎ」の話とか。
 たとえば、むかしの「辛い大根」の話とか。
 
 高野豆腐、山菜、竹の子…
 昨年から、里山の管理にかかわってきて、なんとなくですが、水上さんの意見に、実感して、共感できるようになりました。

 やはり、まず自分で里山でとってきて、自分で調理してみて「本と映像の森」コーナーではなくて、「マイ料理」コーナーをつくって紹介するしかないようです。

 

 

 

 

震災・くらし情報 4月24日(日) 「警戒区域」「計画的非難地域」…等

2011年04月24日 19時13分07秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 4月24日(日) 「警戒区域」「計画的非難地域」…等

 「震災・くらし情報 4月22日(金) 政府が「警戒区域」を発動」の続きです
 
 政府による区域設定では、現在、福島第一原発から半径20キロの円内の「警戒区域」と、北西に張り出した「計画的避難地域」=「1町2村全域と1市1町の一部」、そして半径30キロ圏内の「緊急時避難準備区域」の3つに分かれます。

 さて、それでは「警戒区域」と「計画的避難地域」とで、どう違うのでしょうか。
 報道記事では「計画的避難地域」で「避難」しないと「非難」されるのかどうか、罰則があるのかどうか、いまのところ、定かでは、ありません。
 調査しますね。

 

雨宮日記 4月24日(日)の昼と言うより朝 「受信装置」について

2011年04月24日 12時45分15秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 4月24日(日)の昼と言うより朝 「受信装置」について

 昨日からの大雨があがり、お日様が照るいい天気です。
 「昼と言うより朝」と書いたのは、現在時刻12時47分ですが、ぼくがおきたばかりだからです。

 則子さんと「人の話を聞かない、聞けない優秀(?)な人」のことを話しました。

 いま、ある本を読んでいて「受信装置のない人」「送信装置は持っているけど」という概念が浮かんできました。

 だから、いくらこちらから一生懸命話しても「通じない」わけですね。
 そういう人は「対話」が、できません。

 この間の、東京電力の発表記者会見を見ていて、やはり全社的に「受信装置」は無いのではないかと感じました。