雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

震災・くらし情報 NHK教育「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

2011年05月31日 05時58分21秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 NHK教育「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

 5月28日(土)午後3時からの再放送を録画しておいたので、則子さんと見ました。

 科学者の木村真三さん(43才)は、3才6ヶ月の子どもがいて「生物学的に弱い子どもたち」のために、自主的に放射能汚染地図をつくりはじめます。

 勤めている会社からは「自主的な調査をしないよう」言われて「辞職」しました。

 大学などに勤めている仲間の科学者達の協力で、測定調査を始めます。

 印象的だったのは、調査の過程で、実際に放射能の高い地域(ホットスポット)を発見して、そこに避難していた家族達に、調査結果を示して警告して、その人たちが数日後にそこから避難したことです。

 そして、環境放射能の測定の草分けで、1954年のビキニへの調査船にものったという岡野さん(84才)が手作りの装置をもって協力するのも印象的でした。
 
 科学者というか、人間を守るための協力ってすごいな、と。

 そして、この測定の撮影の過程で,現地であったいろんな人たちと動物たちが、すごく印象的です。

 ニワトリを4万羽飼っていて、1日に3万個の卵を生産していた農家。餌がなくて(放射能を恐れて、配達に来ない)餓死していくニワトリたち、脚を上にあげて死んでいるニワトリの姿。

 農民のみなさんの言葉
 「むなしくて、くやしくて」
 「なさけない、なさけない。ほんとになさけない」
 「原発さえ、なかったらなあ」
 「どうしてそうなったのか、誰か、答えてほしい」
 「種籾に罪はない」
 「山菜も口にすることをやめました」
 「ヤマメ、イワナ、ほんとうにたくさん、いるんですよ」

 すごく、せつないです。
 
 そして、原発から60km圏の福島市で、校庭の放射能をどうするか苦悩する校長先生や、体育館で新聞を丸めたボールで野球の練習をする子どもたちも。

 いちばん胸締め付けられた光景は、ご夫妻で自宅に最後に帰って、愛犬に餌をおいて、綱をすぐにほどけるようにして軽トラックで家を離れると、愛犬が綱を解いて必死で軽トラックに追いすがってきて、でも、だんだんと離れていき…。

 もうこんな悲しい時代は、早く終わりにしたいけど…。
 まだまだ続くのでしょうね。

 全員がいなくなった集落で、1家族だけふみとどまって、お産を迎える馬の世話をしていた家族の姿に、胸が熱くなりました。
 子馬は無事生まれて、しばらくして茨城の農家に引き取られました。

 透明な恐怖に沈黙した大地…。

 ぼくは、東電や政府関係者を批判して、糾弾してそれでよしとするつもりはないです。

 まず。東電や政府関係者のみなさんの、失敗・情報隠し・原発維持の居直りなどの、これからも続きそうな馬鹿さ加減、まずそれをみんなで認識し、共有することから始めたいと思います。

 つまり、感情や結論ではなくて,事実と認識とプロセスから始めたいです。
 そうでなくては、東電や政府関係者のみなさんとも何で一致して、未来を作るのかが明確になりません。

 そういうこともふくめて、今、みんなに見て欲しい番組です。
 
 

雨宮日記 5月29日(日)の2 ボクと則子さんと次女Iさん

2011年05月30日 06時20分59秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月29日(日)の2 ボクと則子さんと次女Iさん

 「そんな私的なことに何の意味があるの」と聞かれますが「私的なことは、史的なこと」「私的なことは素敵なこと」、人生の細かな明細(ディテール)に意味があるのだと思っています。

 「神は細部に宿りたまう」というのは誰の言葉かしりませんが、真実だと思います。

 夕方、平和行進から帰って来た則子さんがシャワーを浴びて、疲れているのに夕食を作って、ぼくと則子さんと父と3人で夕食。

 則子さんとコンビニにコピーに行きました。

 帰って来て、次女のIさんが「高林のツタヤ(レンタルショップ)に車でいってくれない?」というので「いいよ」と出かけました。

 Iさんが「私の自転車、知らない?」と言うので「盗まれた?曳馬駅に置き忘れたんじゃないの?」と曳馬駅へ寄りました。
 ありました!木曜日の夜に雨で,多分歩いて帰ってきたのでしょう。

 ぼくはツタヤで、カードの契約更新をして、大枚200円を払いました。

 Iさんと車の中で「CDもDVDも,図書館で借りれば無料だよ」という話をしました。
 Iさん「図書館に最近の映画って、あるの?」
 ぼく「最近の映画はあんまりないと思う。でも市民として要求を出せば、そういう図書館もできるんじゃないかな」

 明日も則子さんは平和行進で、高塚から湖西市・鷲津駅まで歩きます。もちろん、地元責任者です。
 ぼくは仕事なので、歩けないのが残念です。
 一緒に歩きたいです…。

 明日は、雨はあがりそうです。

雨宮日記 5月29日(日) 則子さんは雨の中、平和行進を歩きました

2011年05月30日 05時45分51秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月29日(日) 則子さんは雨の中、平和行進を歩きました

 今日は、「雨宮日記」ではなくて「則子日記」です。

 則子さんは、雨の中、原水爆禁止平和行進に事務局長として参加して歩きました。

 午前中は、浜松市のJR天竜川駅前から浜松市役所まで、浜松市役所で、中区長さんなどの歓迎あいさつを受けた「昼休み集会」、午後はJR高塚駅前の熊野神社まで、歩きました。

 お疲れさまでした。
 
 昼休み集会では、今年は「浜岡原発の廃炉を求めるメッセージ」を参加者一同の総意で、採択しました。

 「浜岡原発の廃炉を求めるメッセージ」

 3月11日の東日本大震災の地震と津波によって、福島第1原発から大量の放射能がまちきらされる破局的な大事故となりました。
 私たちは、浜松からわずか40数キロにある浜岡原発の廃炉=永久停止を中電・静岡県・国に対し強く求めます。
 同時に太陽光・水力・風力など再生可能な自然エネルギーに転換していくことを求めます。

2011年5月29日 原水爆禁止2011年西遠平和行進昼休み集会

 ☆このメッセージは,中部電力・静岡県・日本国政府に対して送付します」

 数日前は「920ヘクトバスカル」の台風2号でしたが,弱まったので、強い雨の時もありましたが、なんとか行進できました。

 ぼくはいつでも、則子さんといっしょに歩いています…。 
 則子さんが雨に濡れるとき、ぼくも雨に濡れ、
 則子さんが疲れるとき、ぼくも疲れ…

  
 






雨宮日記 5月28日(土) 雨天の雨宮日記…アマガエルも聞こえない我が家

2011年05月28日 13時12分59秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月28日(土) 雨天の雨宮日記…アマガエルも聞こえない我が家

 今日はせっかくの土曜日の午後、午後1時14分、起きてみたら、雨でした。

 我が家の周りは、田んぼがなくて雨の日というのに、アマガエルの声すら聞こえません。
 風情のない生活なので、こういう日は里山が恋しいです。
 雨だけど、里山へ行こうかな?

 夜までに、則子さんが「印刷してね」という、「浜岡原発の廃炉を求めるメッセージ」150枚を印刷しなくちゃ。
 それと、これも則子さんの「指令」、B4の用紙で7枚、全28ページの編集も片付けないと。

 則子さんは明日から浜松に入る原水爆禁止平和行進の準備で、あっちへ電話を掛け、こっちへ電話を掛け、資料を準備したり、準備の地図をつくったり、かなり忙しいです。
 則子さんがかなり忙しいと、ぼくもお裾分けで、かなり忙しいです。

 
 
 

震災・くらし情報 5月27日(金) 浜岡原発永久停止を求める裁判

2011年05月28日 06時44分48秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 5月27日(金) 浜岡原発永久停止を求める裁判

 いま一時停止している浜岡原発の永久停止を求める裁判が始まります。

 5月27日に、御前崎市・掛川市・菊川市の市民35人が静岡地裁浜松支部に提訴しました。

 運転差し止め訴訟が東京高裁で係争中(1審は原告敗訴)ですが、廃炉を求める訴訟は初めてです。

 原告の代表は、清水澄夫御前崎市議(64才)で、弁護士主任は大橋昭夫弁護士です。
 
 訴訟の行方を注視したいと思います。
 裁判の日程が決まりましたら、歳晩傍聴をしましょう。

 できたら、原告として加わりたいくらいです。
 だめでしょうか?


☆いろんなことが同時にわかってきて、掲載しきれません。
 東北沖の海底の土壌の汚染データ
 情報公開以前の「正確な情報」かどうか(海水注入、中断なかった) 
 東電社長の、事故当時の観光旅行。
 学校の放射能基準の変更。高木文科相は「当面、年間1ミリシーベルト以下を目指すと」と発表した

 

震災・くらし情報 今日5月28日(土)午後3時からETV福島放射能特集

2011年05月28日 06時37分44秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 今日5月28日(土)午後3時からETV福島放射能特集

 今日午後3時から4時30分まで90分間、ETVで特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」が再放送されます。

 自主的な科学者専門家チームによる独自の放射能測定と汚染地図作成のドキュメントだそうです。

 みなさん、見ましょう。


震災・くらし情報 浜松市付近の標高10メートル以下の地域の地図

2011年05月28日 05時43分31秒 | 雨宮日誌
震災・くらし情報 浜松市付近の標高10メートル以下の地域の地図

 前回「震災・くらし情報 浜松市付近の標高5メートル以下の地域の地図」を紹介しましたので、続きで「10m以下」を紹介します。

 「静岡県防災GIS情報閲覧ページ」の中の「海抜簡易表示(10m)」です。

 念のため、ボクの考えを言っておきますが「海抜5m」だから「5mの高さの津波が来てしまう」、「海抜10m」だから「10mの高さの津波が党到達してしまう」ということではないと思います。

 つまり、可能性としてはありますが、津波の高さだけではなく、津波の総量と速度とエネルギーが、海岸線からどれくらいまで、何kmまで到達するかが問題です。

 この浜松市の遠州灘海岸は、宮城県仙台市や名取市の海岸線と似ているそうです。

 宮城の場合に、高さ何mの津波でどれくらい到達したか、詳しい検証が必要です。

 ちなみに、我が家のある十軒町や上島のあたりは、海抜7~8mですが、10mの津波でも、ここまで届くことは、可能性は低いだろうとボクは思っています。

 異論・反論は、歓迎します!

 、 


雨宮日記 5月26日(木) 夫婦愛は…

2011年05月27日 07時16分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月26日(木) 夫婦愛は…

 「5月25日」に「惚れちゃった」と書いたので、すこし気になって「惚れちゃった」「夫婦愛」で検索したら、以下のような文章が引っかかってきました。

「正直に言うと夫婦愛は存在しません。愛もこの世に存在しません。
 言葉遊びです。錯覚です。所詮他人です。
 時間がたつと冷めるものなのです。熱力学第二法則です。」

 え?夫婦は「所詮、他人」?
 夫婦になった瞬間から「他人」では、なくなると思うんですが。
 夫婦であるということは「合体」して、1つのカラダで2つの魂でしょ?
 そこに、夫婦であることの楽しみも、悲しみも、あると思います。

「⑤こんな【夫婦愛】は嫌だ!

 A なんとなく一緒にいる。
 B 仕方がないから一緒にいる。
 C 相手方のもしくは双方の労働力、経済力に依存している。
 D 共依存。
 E 境界性人格による共存。
 F こき使う。まるで奴隷だ。
 G 奥さんのスッピンを見ないようにしている。
 H 実は愛犬のほうが好きだ。
 I 実はもう冷めている。
 J 「子供がかわいそうだからなー」って自分に言い聞かせている」

 「共依存」ではなく、お互い独立しながら、同時に「依存し合う」んです。
 
 「時間がたつと冷める」って?

 物理学的な関係なら、そうでしょうけど、ぼくと則子さんの関係は、時間が経てば経つほど、お互いに紡ぐ糸が、どんどんお互いの関係を太くしていくように思います。

 「時間が経つと暑くなる」じゃない「時間が経つと熱くなる」関係だと思いますが。

 それは、本当にお互いの心をぶつけあって、お互いに研磨しあってきたからです。
 ときどき、しんどくなって、泣き言を言ったり、実際に泣いたりしますけど。

 自分を固執・固定することなく、則子さんと対等平等の立場で活きていくこと、これからもそうしたいです。

 写真は、上島の素敵な喫茶店シーンの夕食です。
 おいしかったです。


雨宮日記 5月25日(水) 則子さん、突然「管理者」になる

2011年05月27日 06時53分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月25日(水) 則子さん、突然「管理者」になる

 昨夜、則子さんが6月1日から勤務する障害児の保育園「星の子」の職場をつくる責任者のSさんから則子さんに電話があって、「ぼくが管理者をやるつもりだったけど、全体の責任者と同時にかねれないことが分かって、障害児保育の経験のある則子さんしか管理者をやれる人がいないので、なってくれませんか」と。

 明日までに書類をつくって、提出しないといけないのだそうです。

 ということで、則子さんは、昨夜、前にいたタンポポ保育園の現在のE園長さんに必死で電話をしてつかまえて,今日の朝、そのための書類を緊急に書いてもらいました。

 「実際に中心になるのは、主任をやる若い子よ。私じゃないの」と言ってます。
 それは、そうでしょうね。
 でも、矢面にたつ人もいるんですよね。

 こういう、瞬間的に判断を迫られる「時」に、なんの躊躇もなく「いいですよ、やります」と言える、わが妻、則子さんに、心から、敬意と愛情を捧げます。

 また、惚れちゃった。
 
 写真は、則子さんが作った、おいしい天ぷらの夕食です。

 (「おいしい」は主観的な、ボクの心のささやきです。
  則子さんが作ったからおいしいと思うのか、客観的においしいのか…どっち?)

 

震災・くらし情報 浜松市付近の標高5メートル以下の地域の地図

2011年05月27日 06時29分41秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 浜松市付近の標高5メートル以下の地域の地図

 「朝日新聞 5月26日(木)」の(26)面(地域版)に「防災心ー育む 県が予想地域示すハザードマップ公開」というタイトルの記事で「静岡県防災GIS情報閲覧ページ」というのを紹介していたので、見に行きました。

 すると、静岡県の地図の上に、地震・津波関係のいろいろなデータを図で示せるようになっていました。

 その中の「海抜簡易表示(5m)」というのを紹介します。

 写真は、パソコンの「静岡県防災GIS情報閲覧ページ」画面をデジカメで撮影したものです。

 海面が5m上昇すると、佐鳴湖が完全に湖ではなく「佐鳴湾」になってしまうのが、わかりますね。

 「縄文海進」と言って、今から6千年くらい前の温暖な時期に、日本列島全体で海面が5~6m上昇した時期がありますが、ほぼ、その頃の海岸線と言うことです。

 この縄文海進は、日本だけの減少ではなくて世界的な減少で、氷河時代が1万年以上前に終わって全世界的に暖かくなっていく時期のマキシマム(最大)時期ということです。

 「西日本大地震」(3地域連動あるいは4地域連動)がくるときに、大津波で水没する可能性のある範囲は、この「標高5m」以内の地域の中と言うことになるでしょうか。

 もちろん「標高5m以下」全域ではないと思います。

 「標高5m以下」は、東海道線・東海道新幹線の高架を越えて、伊場や鴨江の崖まで来てしまいますから。

 東日本大震災で似た海岸の仙台市や名取市のイメージでいくと、たぶん、東区・南区・西区の東海道線・東海道新幹線の高架までは津波が来てもおかしくないという感じでしょうか。

 以上は、ボクのような文系人間の、情緒的な考えなので、もっときちんとした研究者の具体的分析があったら、紹介します。
 
 

  

震災・くらし情報 文献3 『原発事故緊急対策マニュアル』合同出版

2011年05月26日 05時47分41秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 文献3 日本科学者会議福岡支部核問題研究委員会編『原発事故緊急対策マニュアル』合同出版、2011年4月25日第1刷、79ページ、定価671円+消費税

 薄い本ですが内容は充実していて、かつ具体的でよくわかります。

 「事故前」には、① 自分の住んでいる自治体に原子力防災計画があるかどうか、② 自分の家・アパートから原発はどちらの方向で距離は何kmか、調べる。
 ③ 原発事故が起こったときに風向きと、どっちに逃げるかを判断する

 「事故がおこったとき」に
 ① 遠くに離れる(2倍離れれば影響は4分の1)
 ② 放射線をさえぎる
 ③ 放射性物質で汚染されたら、すぐに大量の水と石けんで洗い流す
 ④ 内部被曝を防ぐ方法…などなど。

 政府・自治体の準備や対応についても指摘していますので、これを仲間で読んで、浜松市などに必要な提案もしていきたいと思います。


震災・くらし情報 文献2 『震災から身を守る52の方法』アスコム

2011年05月25日 16時20分00秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 文献2 レスキューナウ編著、目黒公郎監修『震災から身を守る52の方法』アスコム、2011年4月29日初版第1刷、157ページ、定価800円+消費税

 ×「まずは「水、食料」を備蓄しよう」
 ○「まずは自宅を安全にしよう」

 ×「ぐらっと来たら火を消せ」
 ○「ぐらっと来ても揺れがおさまるまで待て」

 ×「大地震、歩いて帰宅しよう」
 ○「安否がわかれば、むやみに動くな」

 まず必要なのは,① 家の倒壊を防ぐこと、② 室内の家具を安全に固定すること、です。

 具体的な家具の固定の仕方は,この本に細かく書かれています。

 そのあと ③ 救助が来るまでを自力で生き延びるための資材と飲料・食料です。

 たとえば、家族の連絡体制を今から決めておくことです。
 携帯電話はつながらなくなると思ってください。
 携帯メールなら届くかもしれません。

 なお、ボクや家族・親族の無事は、この「雨宮ブログ」にアップできれば、すぐにアップします。

 例えば水が断水すると、トイレはどうするのか、などなど。
 クスリを飲んでいる人は…などのくらしと健康の特別対策も必要です。

 監修者の目黒さんは、災害で自分たちがどうなるか具体的にイメージ(想像)する力が必要だと言っています。

 イメージして、必要な対策を家族で話し合って立てましょう。

雨宮日記 5月24日(火) 次女Iさんと仕事と人生について対話

2011年05月25日 06時58分07秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月24日(火) 次女Iさんと仕事と人生について対話

 昨夜から朝まで雨で、雨の中の仕事で、すこし疲れました。

 夜、次女のIさんと、いろいろ対話しました。
 長女のTさんが近々、結婚して家を出て行くので、妹としても、いろいろ気にしているようです。

 次女「わたし、ずっと家にいるのかなあ」
 ボク「だいじょうぶだよ。ずっと独身で家にいてもいいし、君のお母さんみたいに、30才直前に、急に結婚してもいいし、自由だよ」
 
 次女「職場で配置換えでね、ちょっと心配なの」
 ボク「ぼくと同じだね」
 次女「??…」
 ボク「先のことまで先読みして、こうなったらどうすると心配するのは、ぼくも同じ。ボクの子どもであることの証だから」
 次女「複数の上司の言うことが違うのが困るの」
 ボク「その複数の上司のそれぞれの言うことを深読みして仕事をするか、無視して仕事をするか、Iさんが選べばいいんじゃないかな。」

 すこし時間が経過してから、台所で、Iさんがボクに言いました。
 「お父さん、この詰め将棋、見てくれる?」
 「うん、いいけど。わかるかな」
 「3手詰めってなってるけど、これも正解かな」
 「ああ、ここは、こう桂馬で飛んで受けると、3手で積まないでしょ」
 「あ、そうか」
 「将棋、差してみる?」
 「うーん、もうすこし将棋を勉強してから」
 「わかった。ぼくも、将棋を勉強するね」



震災・くらし情報 東日本超巨大地震(M9.0)の意味すること

2011年05月25日 06時44分08秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 東日本超巨大地震(M9.0)の意味すること

 『中日新聞 5月12日(木)』(3)面「核心 地震学 覆った常識 前兆滑り観測なし」という記事を紹介します。

 これから来るはずの東海大地震で、前兆を予知して予報するために、国が22カ所の「ひずみ計」を設置しています。

 ところが、今回のM9.0の大地震でも、なんら前兆が観測されなかったのです。

 つまり、東海大震災あるいは3連動の超巨大地震でも、前兆なしにいきなり揺れる可能性があるということです。

 そういうつもりで準備し、対策を立てようということになりますね。

 もう一つ、思うのは「1000年に1度」というけど、本当にそうなのでしょうか、という疑問です。
 つまり、今回の東日本大震災の地震と津波は、1千年に1度、くり返されるレベルのものだったのでしょうか。

 最近のマンガ『日本沈没』で田所博士さんが言っていることは、事実の解析の際には、物事の解析の規模・レベルをどうするかが大事ということと、物事の相(フェイズ)が変わっていないかどうか、ということです。

 科学的な、立証された話ではもちろんありませんが、いま、地球の変動が新しい「相」になっている可能性はないのでしょうか。

 つまり、地球温暖化で、地球大気の温度が年年上がっていくことの影響で、地球の変動の規模・レベルが急激に変わりつつある、という可能性はないでしょうか。

 後半部分は、ほとんど妄想に等しいので、無視していいですよ。
 
 

震災・くらし情報 5月24日(火) やっぱり穴があいていた福島第1原発

2011年05月25日 06時14分55秒 | 地震・原発・津波・防災情報
震災・くらし情報 5月24日(火) やっぱり穴があいていた福島第1原発

 この1週間くらい、福島第1原発について、いろんな新しい情報が明らかになって、あきれるばかりです。

 まず、1・2・3号機とも最初に炉心溶融(メルトダウン)していたこと。
 だいじょうぶという根拠データだった原子炉の水位計は,大間違いの数字だったこと。

 1・2・3号機とも内側の圧力容器は穴が開いていること。
 すくなくとも1号機・2号機は圧力容器だけではなく、外側の格納容器に穴があいていること。

 海に放出された放射能は、20兆ベクレル(20テラベクレル)。

 いろんなことを、あらためてとらえなおしたいと思います。
 
 浜岡原発では5号機が停止のときに、配管の細管の損傷で、海水が冷却水に400トン混入し、原子炉には5トンが流れ込みました。
 そしてこの事故の公表は発生から19時間後でした。
 中部電力は「公表基準に照らし、すぐに公表するケースにあたらない」「(公表は)週明けでも良かった」などと説明した。
 さすがに川勝知事が、すぐに公表すべきと批判してました。そのとおりです。