原発・放射能ニュース 原子力規制委員会「これからSPEED使わず」方針!
10月9日の「朝日新聞」朝刊で、原子力規制委員会が「これからSPEEDシステムは使わず実測に方針転換する」と出ていました。実測といいうといかにも放射線モニターがたくさんあるかのように思いますが、住民はたとえば静岡県内で
原発・放射能ニュース 原子力規制委員会「これからSPEED使わず」方針!
10月9日の「朝日新聞」朝刊で、原子力規制委員会が「これからSPEEDシステムは使わず実測に方針転換する」と出ていました。実測といいうといかにも放射線モニターがたくさんあるかのように思いますが、住民はたとえば静岡県内で
原発問題ニュース 福井・大飯原発裁判で画期的な勝訴判決
5月21日(水)の今日、福井地裁が大飯原発について画期的な勝訴判決を出しました。
ニュース・情報を追ってください。
放射能ニュース 芝生広場などの放射線量、浜松市の発表値(速報)
今、時間的余裕がないので、簡単に報告します。
浜松城公園芝生広場は、9カ所測った空間測定値(1cm、50cm、100cmの3段階で測定)で、0.1μSv/hを越えた所が4カ所、越えない所が5カ所です。
越えた所の最高値が0.13(1cm)で、最低値が芝生で0.06(50cm、100cm)、コンクリで0.03~0.05です。
張り替えた芝生内の1cmで0.12だった箇所の土壌(表面から5cmを30cm×30cmで採取)がセシウム134が150Bq/kg、セシウム137が310で合計460でした。
張り替えた部分で芝生から1cmで0,08だった箇所の土壌が、134が8、137が14で合計22。
張り替えない部分で芝生から1cmで0.07の箇所の土壌が134は測定限界以下、137が11で、合計も11でした。
浜松城公園芝生広場以外の空間線量は、馬込川公園(南淺田)だけが0,1を越えていて、他は0.1以下でした。
以上、浜松市の発表の緊急報告でした。
私たちが、浜松市の測定に立ち会いながら同時並行で自分たちで測定した結果は、またあとで掲載しますが、浜松市の測定とほぼ同じ結果です。誤差は最大でも1~2割でしょうか。
私たちの12万円の測定器と100万円の浜松市が購入した測定器で、ほぼ同じ結果でした。
放射能ニュース 7月11日(木) 明日、浜松市が放射能土壌測定結果を発表
浜松市が浜松城公園芝生広場の土壌を採取し、放射線量を測定した結果が、明日、7月12日(金)に浜松市の記者会見で発表されます。
浜松市の野外の空間放射線量(0cm~1cm)で、2倍くらいあることの原因が芝や土についたセシウムであることがあきらかになると思います。
発表されたデータを、明日、ここで公開します。
公開された「数値」をどうみるか、一人ひとりが自分の頭で考えることが科学の根本だと思います。
権威ある有名な科学者や団体がそう言っているから正しいというなら、それは完全な「観念論」「宗教的権威」であって、非科学です。
原発・放射能ニュース 5月24日(金) 東海村の実験施設で汚染
日本原子力開発機構は、同機構の加速器施設で23日正午ごろ、放射性物質が漏洩し、4人が内部被曝した可能性があり、実験室にいた他の51人も被曝の可能性があると、24日夜に原子力規制委員会に通報しました。
報道に寄れば、金原子に加速した陽子をぶつける実験中に装置の誤作動で金原子が異常な高温になり一部が蒸発、発生した放射性物質が管理区域外に漏洩した、そうです。
内部被ばくした4人のうち、最大値は2ミリシーベルトです。
報道では、この施設の正式名称も、所在地も、定かではありません。
原子力規制委員会は、通報が事件発生から1日以上経った24日夜まで遅れたことは「遺憾」とし、「原因究明や再発防止策」を求めています。
報道では,原子力開発機構が、どんな通報ルールに違反しているのかも、わかりません。
もっと研究します。
原発・放射能ニュース 4月22日(火) また福島第1でネズミ
3月にネズミが原因で、深刻な燃料プール冷却システムの事故が起きましたが、また今度も、変電システムの変圧器のなかでネズミが2匹死んでいるのが見つかりました。
まったく、つぎはぎで、適当な「応急システム」のようです。
現実の事態は、かなり深刻なのではないでしょうか?
原発・放射能ニュース 3月20日(水) ネズミ1匹で、福島第1原発の燃料プール温度が上昇
なんと、原因は、トラックの上の非常用電源に入り込んでさわって、感電死したネズミのようです。
原発・放射能ニュース 3月18日(月) 東電福島第1原発で「停電」(補正)
全国的に大雨・暴風雨だと思いますが、今ネットを見たら、福島第1原発で午後7時から「停電」という、とんでもないニュースが載っていました。
「1号機と3号機、4号機の冷却システムが止まっている」と。
東電の発表では、午後10現在、1号機、3号機、4号機の冷却システムは、まだ止まっています。ただし、温度に変化はないとの午後10時27分の発表です。
これから夜勤の仕事にでかけるので、次の報告は、早朝午前5時過ぎです。
☆
おはようございます。仕事から帰ってきました。いま、午前5時10分です。上記記事は、誤りがあり、「1号機、3号機、4号機、共用プールの使用済み核燃料プールの冷却システムが止まっている」ということでした。炉心への注水システムは動いています。
今も、止まっている原因はわかっていません。
東電の発表では、一番水温が高い4号機で25度。昨夜ラジオで聞いたニュースでは、1時間に0.1度高くなっているそうです。つまり10時間で1度、24時間=1日で2.4度。
ところが今朝のネットでは「65度を超えるまでに4日程度」と言っています。25度から65度になるのに4日とすると、1日に10度、1時間には0.42度で4倍になっています。
とすると、8日で、水が100度になり蒸発してしまいます。
また、私たちは、恐怖の時間を過ごすことになるのでしょうか。
この「トラブル」(「事故」でしょ?)は、発生から3時間以上たってから発表されました。東電は「設備の状況を確認したうえで発表しようとしたが、確認に時間がかかり大変申し訳ない」と言い訳をしています。
原発ニュース 昨年検出のキノコの放射能の一部は核実験起源のようです
以前にとっておいてやっと今年に読んだ記事です。『朝日新聞 2012年12月18日(火)』(37)面、「野生キノコにセシウム 福島の事故と無関係?」というタイトルの記事です。
福島第1原発から360kmの青森で野生キノコから検出された放射能は、福島原発事故起源ではなく、1960年代の核実験起源やチェルノブイリ事故起源ではないかという観測結果です。
福島第1原発事故起源なら、当初はセシウム134(半減期2年)とセシウム137(半減期30年)が同程度検出されるはずです。
ところが、今回、青森県十和田市で野生チチタケから検出されたのはセシウム137だけが120ベクレル、134は未検出です。
青森市のサクラシメジも、セシウム137が107ベクレルで、134はほとんど出ないという結果だそうです。
だとすると、福島から遠い静岡県東部で検出された基準値以上のキノコの放射能も、F1事故以前のものという可能性が出てきました。
ぼくもF1事故からすごく反省したのですが、つまりは原水爆禁止運動・反核運動も含めて日本の市民運動の、核実験やチェルノブイリ事故の降下放射能と生物濃縮の危険性への「鈍感さ」ということですね。
1970年代から平和運動をしていたぼくたちは、いったい何をしていたんだろうか、と思います。
キノコの放射能については、もうすこし調べます。
(雨宮智彦、2013年1月8日早朝)
浜松放射能情報 12月4日(火)早朝 雨でまた浜松の数値が上昇してます
いま午前5時14分ですが、午前4時頃から浜松は雨が振り出しました。念のためと思って文科省の浜松での放射線観測サイトにアクセスしたら、数値が上がっていました。
通常の0.034μSv/hから、旧に0.045まで上昇しています。やはり、雨の影響ですね。もっと上がるかも知れません。
http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area2.html
浜松放射線情報 11月26日(月)朝から雨 文科省の浜松定点観測値が上がってます
ときどき見に行っている浜松市県総合庁舎敷地内での文科省の常時定点観測(10分ごと)の値が、今日は急上昇しました。
朝は通常の0.034μSv/hだったのですが、午前5時半頃から上昇し始めて7時半には0.05を、9時半には0.06を越えました。その後午後は0.055を前後していましたが夕方、午後3時半過ぎにピークの0.068くらいに達して、その後急激に降下し、午後7時半過ぎには通常値に戻りました。
今日はかなりの大雨でした。雨は西から東へ向かって移動していましたから、けっして福島からの直接的な影響ではありません、そうではないとすると、① 雨だと器械のデータが過大に出る ② 実際に空中を浮遊しているセシウムなどの放射線が雨で地上に降りしきる ③ それ以外の原因、ということが考えられます。
いま、日本列島内の西日本のほかのデータを見たら、同じような傾向です。広島市・名古屋市・豊橋市…。
みなさん、どう思われますか?実際に見に行って下さい。データの縦軸は「0.1」にして見てください。
写真は、途中までのデータ。あとで1日分の画像をアップします。今日は、これから仕事に行くので、今日はここまで、です。
放射能ニュース 10月末 静岡県東部で野生キノコから基準値越え放射能
このところ、原発と放射能関係の情報を追うのが弱くなってました。反省して、少しづつ追っていきます。
キノコは放射能を蓄積しやすい、そして旧ソ連のウクライナやベルロシアでは、住民が自然のキノコが大好きなのでやばいということは承知していましたが、今になって出るとは。
3/11から1年半も立って、山梨県富士吉田市で今年10月に野生キノコから基準値を超える放射能が堅守されたので、山梨県に隣接する静岡県が調査を始めて判明しました。
国の基準値はセシウムで、1kgあたり100ベクレルです。
小山町須走の県道脇で採取した野生キノコ、ユキワリから1kgあたり350ベクレル、ヌメイリグチから87ベクレル、コムラサキシメジから60ベクレルを検出しました。
レイチェル・カーソンさんの『沈黙の春』以来、「生物濃縮」のことはよく知られるようになりましたが、具体的なプロセスはわからないことが多いのでは?どういうメカニズムなのか、職業科学者は解明して欲しいです。
11月10日執筆。
原子力情報 「原子力規制委員会」は「原子力情報規制委員会」でした
「透明性の確保」を掲げて25日に発足した「原子力規制委員会」が、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」を記者会見から排除しました。こんなことってありですか?
「赤旗」の報道(9月30日付、1面)によれば、規制委員会の排除理由は、
① 「特定の主義主張を持ったを持って書かれている方はご遠慮を」
⇒ ② 「政党機関誌は報道を事業とする趣旨からいうと違う」
⇒ ③ 「記者会見室が広さに限りがあるなか、収容人数からいって対応できない」と
、二転三転、ついに「記者会見室のスペース」になりました。
他の政党機関紙さん、自由新報さん、公明新聞さん、社民の新聞さん(紙名知りません)、民主の新聞さん(あるのかないのか知りません)、怒れ!
同記事では田中俊一委員長は(政党の機関紙の記者が記者会見に参加すると「(規制委員会の)政治からの独立が怪しくなる」と発言しました。やはり、委員長としては適任ではなかったのではありませんか?
原発ニュース 9月14日 政府「革新的エネルギー・環境戦略」決定
政府「エネルギー・環境会議」は9月14日(金)、「革新的エネルギー・戦略」を決定公表しました。
その全文(PDF)は以下でダウンロードできます。全文で22ページ。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120914/20120914_1.pdf
問題点は自分で呼んで自分で考えましょう。
原発ニュース 9月11日(火) 国会原発事故調査報告書が徳間書店から市販
これは本来は「原発と放射能の本」で書くべきですが、まだ実物を手に入れていないので「ニュース」としてお知らせします。
国会の事故調査報告書は、7月5日に衆参議長に提出された報告書の全文を本にしたものです。
徳間書店から9月11日に発売、なんと594ページで、定価1680円です。
内容については、手に入れて読んでから判断します。
なお、政府事故調、東電事故調は本になっていないようですので、しょうがない、ネットでダウンロードするしかないですね。