雨宮家の物 55 止まった柱時計 20201022
松城の家で父母の部屋で動いていた柱時計。
時計のうしろを見ると、松城の家を建てて新町から転居したとき、母の東京の実家から贈られたものらしい。
父が『落葉松』の「Ⅱー43 閉店」で「「おや、今朝の時計はいやに響くな」普段は、チン、チンと、澄んだ音で鳴るぜんまい巻きの柱時計である。」(p137)と書かれている。
松城の家で父母の部屋で動いていた柱時計。
時計のうしろを見ると、松城の家を建てて新町から転居したとき、母の東京の実家から贈られたものらしい。
父が『落葉松』の「Ⅱー43 閉店」で「「おや、今朝の時計はいやに響くな」普段は、チン、チンと、澄んだ音で鳴るぜんまい巻きの柱時計である。」(p137)と書かれている。
この柱時計を十軒へ引っ越したとき、持ってきたらしいが、いつか壊れて父の部屋のすみに転がっていた。