雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

人間の証明 2

2020-05-26 00:00:25 | 面白い
ちょっと混沌としそうなタイトルとともに、
お話は次回へと続きまする(^^)




————————むかーし、昔。
宇宙のある星におられる神様は悩んでおられました。
DNAの構造と理論と、
高度なタンパク質合成でもって、
様々な有機体や生命体をより合わせ、
美しき、良き「容れ物」は出来たのです。
奥の方にチョイと爬虫類や恐竜の遺伝子も入っちゃってましたが、
しかし、それは、自らの......神々の......
御霊(ミタマ)を宿す「乗り物」としては美麗で。完璧。面白い。
ただ、「意識」なるものだけは、
合成ではどうしても創ることが出来ない。
生命体の部位である、脳は創れる。
しかし、脳は機能であり道具であって。
脳を司る「意識」なるものはまた別モノ。
それは「意」が先んずるものであるからして......創れない。

となると、
他の意識体から持ってきて、
移さないといけない。

どこからか持ってこなくては......
むーーーんんんん、、、
どうしたらよいのか、、、
どの意識体グループから持ってきたら良いのか、、、

そもそも、この生命体を創った目的はただ一つ。
「果てしない成長と進化とを、一体となって味わいたい」
ただ、それだけ。
そのために必要な要素である大事な「意識」なるものが、
この新成された容れ物には欠けている。

どーしよう、、、
うーーーーーーんんんん、、、

と。
そうか。
トリだ。
鳥の「意識」をこの新しい生命体の「脳」に入れてみよう。
鳥類の意識は、
あらゆる生命体の中でも常に拡大と自由に向かう意識。
大空を自在に飛び回ることを望み。
束縛や支配を嫌うという性質。意識。
マサニそれだ。
創造した生命体の目的とも合致する。
そうだ。
鳥だ——————————————————————



————————最新の研究では、
鳥類の脳というのは、
同じ大きさの個体同士で比べた場合、
魚類や両生類などと比べ10倍~20倍の大きさを
持っていることがわかっています。
それは、ヒトを含む哺乳類と全く同じ大きさとなります。

そして、これら鳥の脳には、なんと、歌を学習し、
囀る(さえずる)ための特殊な神経回路が備わっていることも分かっていて。
大きく発達した鳥類の「外套(がいとう)」と呼ばれる脳の部位は、
人間でいう「大脳皮質」と同じ構造と発生メカニズムを持っています。
大型化という点でも、
哺乳類や人類と共通の要素を持つことも分かっています。

鳥さん達の脳というのは、
私たち人類や哺乳類とは違う進化の道を歩んできた、
もうひとつの高次な脳システムと言えるようなのです。

エジプトや世界中の国々で鳥の頭を持った神様などが多く描かれ、
生まれ、伝えられてもきたという理由は、
もしかしたらこんなことを?
神様の創造の物語を?
僕らは最初から?
知っているから?
なのかもしれません......



以下は、京都府立医科大学の研究論文より抜粋した文章。



==================================
ヒトを含む哺乳類の大脳皮質は、
脳の中でも最も主要な部分として、
感情情報を統合し記憶や認知機能を司る中枢ですが、
哺乳類の進化の過程でどのようにして獲得されたかは謎に包まれていました。
これまでの研究は哺乳類の脳の発生過程だけに注目し、
他の動物の脳の発生過程を比較した研究は
ほとんど報告されていなかったため、本研究では、
羊膜類の中でも哺乳類と同様に大きく発達する鳥類の大脳の
発生過程を解析しました。

(中略)

その結果、哺乳類、特に霊長類の大脳皮質に多く存在する
神経幹細胞と同様の特徴を持つ細胞が
鳥類にも存在することを発見しました。
本研究結果から、進化の過程で哺乳類と鳥類が共通したメカニズムによって
大きな脳を獲得したことが推測されました。
鳥類は哺乳類と同様に社会性や
高度な知性を持っていることが明らかとなっており、
本研究は哺乳類の知性の基盤となる脳の進化起源に迫る手がかりとして、
今後、哺乳類独特の大脳皮質の発生に伴う
様々な疾患の解明にも貢献することが期待されます。
==================================



コロナ・ウイルスがあぶり出してきたモノは沢山あるように思いますが。
その、つまるところは、
もしかしたら現在の地球を取り巻く

貨幣を軸とする経済システムと社会

かもしれません。
それは、かれこれ数千年以上も続いているシステム社会であり。
地球規模の「巨大な鳥かご」のようなものなのかもしれない、と。
多くの人がそんなことをリアリティをもって理解し、
認識をし直しているようにも思えます。

野生の鳥は束縛を嫌い、支配を嫌います。

自由を求め、限定された状況を嫌います。

鳥かごの中では混乱し。

ストレスがたまり。

思考力や判断力を失ったりもします。

「現在の」貨幣経済システムは、
鳥のように生きたい僕らにとって、そんな「鳥かご」かもしれなく。
しかも、数千年もの長きにわたりかぶされた分厚い、強固なるカゴ。
そんなカゴによって、
僕らは本来の思考力や判断力を長く削がれてしまっていたのかも?
しれません。
飼い慣らされてしまっていたのかもしれません。
それを望んでしまっていたのかもしれません。
コロナウイルスは、もしかしたら、そんなことをもう一度、
切実危急な形で思い起こさせてくれている部分も?
あるのかもしれません。



かごめ かごめ
籠の中の鳥は
いつ いつ でやる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ



いつ、いつ、出やる......



鳥は本来、大空を自由に飛び、歌うのです。
数千年籠の中に閉じ込められ、
天空に響かせる真の歌を忘れた鳥は、
本当のさえずりを忘れた鳥は、
歌を忘れたヒトと同じようでもあり。

なればこそ。

こんな時こそ歌わねば。

人間という、

宇宙の進化と成長のために生まれた生命体であることを証明しなければ。

唇は、歌を忘れてはいけないのだ、と。
こんな閉塞極まる時期に鳥さん達を見ていると、
僕はいつもそう思うのです。



鳥(隼=ハヤブサ)の頭を持つエジプトの古代神、ホルス(HOLS)。
太陽と月を両目に持つ天空の神。
エジプトの神々の中で最も古く、最も偉大で、最も多様化した神の一つ。
以前も「SILICA」という記事で記した通り、
有名なシンボルである「ウジャトの目」とは「ホルスの目」のことでもあり。
光の神として太陽神「ラー」と同一視もされるほどの神。
その「ラー」もこんな鳥の頭の姿で表されたりも。



トキの姿で表される高貴なる知恵の神「トート(トト)」。



世界最古の文明の一つでもあるエジプトにおいて、
最古、且つ高位の神々は不思議と鳥の頭の姿が多く。
そこには深遠な意味が込められているようにも......







火の鳥のような姿を持つ鳥、始祖鳥(しそちょう)。
アーケオプテリクス(Archaeopteryx)。
近年まで羽毛を持った鳥類の祖先といわれてきた鳥。
今や、更に古い、
恐竜と鳥類の間の生物の化石も見つかってはいますが、
その意味と意義、地位は変わらず。
黒い色をしていた可能性が高いのですが、名前含め、
とてもスタイリッシュで好きな鳥さんなのです(^^)


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コメント (17)
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