「お盆は帰るん?」
「帰るよ。お墓掃除もしないとな」
「そー。じゃぁ、無理しないで、たのむんねー」
そんなことを電話でのたまうヨシコ(僕さんの母上様)。
「たのむ?なによ?他に何かあんの?」
「う、うーーん、、、特にないんねー。大丈夫。
気をつけて帰ってくるんだよ」
後日。
実家に着くと......
「庭の芝生がすごい伸びちゃってねぇ。
短く刈ってもらいたいんだけど、暑くてねぇ、、
みんな(僕さんの家族ーず)は外のこと全然やらないし、
お母さんも暑くて大変だし。頼むんねー。。」
後出ししたな。こら。
最初に言えや。
俺も暑いんじゃ。
それともナニカい?
俺だけは倒れないとでも思ってますのかい?え?
芝刈りっつーのわケッコウな労働だと知ってはるやろ。うぁ?
「お墓も掃除しないとねー。暑いんねー。ほんと。」
「まぁ、イイよ。まとめてやってやるよ。
暑いから、夕方頃からやるから」
「じゃぁ、買い物行きたいんだけど。車出せる?」
「いいよ。どこよ?」
「お母さんコープのカードあるから、コープがいいんねー」
「そー。じゃ、コープ(coop)で」
スーパーのコープさんに着くと......
「お母さん、ここ慣れてるから。買いやすいんよー」
「さよけ。よかったな。
会計は自動みたいだな」
「そーなんよー。最近はすごいんねー」
「大丈夫なの?
銀行のATMもいじれないヤツが?
俺がやってやろうか?支払い」
「コープは慣れてるから、大丈夫なんよー」
「そ。じゃ、俺はレジ向こうの袋詰めのとこにいるわ」
「はいよー。。」
しかし、ヨシコのレジ支払いの様子を見ていると、
案の定、自動支払機の前で大きな長財布を出しながら、
何やらモタモタとしていて。
その様子を見かねたレジのおばちゃんが、たまらず、
ヨシコの所にすっ飛んで来て......
「お客さん!それ!
お札は横向きに入れてください!
タテには入らないですよ!」
「ああ。。縦じゃないんかい。へー。
駅と違うんねー。
間違っちゃったねー。」
慣れてねーな。
テメェ。
アホや。相変わらず。
嘘つきめ。
そして、その夜。
ヨシコに無理やりやらされた、
酷暑の中での「芝刈り地獄」の疲れと汗を流そうと、
近所の温泉スパに行こうとしたのですが、
それをヨシコに話すと......
「お母さんも久しぶりに行こーかねぇ。
しばらく行ってなかったから。
一緒にいってもいい?」
「ええよ。
タオルとか持っていけば安いぞ」
「お母さん、おふろセットがあるんよー。
このリュックに入れてるから。ほら。
これ持っていくだけだから」
「おお。イイじゃん。
それ持ってきなよ。
いくよ」
近所の人気温泉スパランドに着いた僕さん達。
下駄箱に靴を入れ。
その鍵を持ってカウンターに行き。
受付をして、中に入りました。
「じゃぁさ。ここの広いレストラン休憩室で待ち合わせね。
おれ、長湯だから。いつもの通り。
露天風呂もあるし。
かあちゃんはゆっくりつかってから出なよ。
それでも俺の方が長いはずだから。
先に出たらなんか食べててもイイし。ね。
お金ある?
ある。そー。
じゃ、あとでね」
僕さんは一時間ぐらいゆっくりとお風呂でくつろいで、
待ち合わせのレストラン休憩室に出てみると......
「あれ?ヨシコまだいねーな。
なんだか遅いんじゃね?
なんかあったのか?な。また。
いや、まさか、な......」
と、その時。
またもや、スーパーのレジと同様に、
受付の方が何やらバタバタと騒がしく。
イヤな予感がした僕さんは、
休憩フロアの隅から遠まきにそちらの方を覗いてみると、
やっぱり、ヨシコが受付のおばちゃん達と何かを話したり、
風呂場の方と受付のところとを行ったり来たりしています......
「お客さん!ありましたよ!下駄箱の鍵!
今、掃除のスタッフが見つけて、持ってきてくれました!
よかったですね!」
「あーーー、そーーーかい。
よかった。よかった。
まーったく、どこ行っちゃったかと思ってねー。
ごめんねー。よかったわぁー。。」
結構、人が多い、レストラン休憩室フロア。
勿論!僕さん!迷わず!他人のふり。
こういう時はホトボリが覚めた頃に話しかけるに限るわけで......
「よかったねぇ。おかぁさん。
ここ下駄箱、沢山あるから。
番号わからないと探すの大変なのよ。
よかったよぉ。ほんと。
あ、お母さん一人?
帰れる?大丈夫?」
「大丈夫。大丈夫。
今日は息子と来てるんよー......ああ、、ほら、あそこ。
あそこにいるんよー。
あれ、うちの息子。
アレに送ってもらうから大丈夫なんよーー」
てめぇ、、
俺が他人のフリしてるのがわからんよーだな。
どーやら。
こら。
「おかーさんお腹減ったんよー」
「ここのレストランじゃダメなのか?
お蕎麦とかカレーとかもあるじゃん。
いろいろ。定食も」
「うーーーんん。。。
おかあさん、もっと、軽いものが食べたいんよー」
「じゃぁ、ファミレスでも行くか?
すぐそばにココス(COCO'S)あるべ」
「そーねー。いろいろメニューがあってイイんねー」
ココス到着。
「何にする?決まった?」
「決まったよ」
「なに?」
「うなぎがイイねぇ。。」
てめぇ。
軽いものとか言ってたよな。さっき。
こら。
ココスにウナギあんの知ってたろ。最初から。
埼玉県の北の隅。
猛暑のお盆の夜はふけていきます......
☆翔んで埼玉なヨシコの過去記事はコチラ☆
「ぶらっくぱっぺー again!」
「消え入りそうな午後」
「ヨシコ無双」
「帰るよ。お墓掃除もしないとな」
「そー。じゃぁ、無理しないで、たのむんねー」
そんなことを電話でのたまうヨシコ(僕さんの母上様)。
「たのむ?なによ?他に何かあんの?」
「う、うーーん、、、特にないんねー。大丈夫。
気をつけて帰ってくるんだよ」
後日。
実家に着くと......
「庭の芝生がすごい伸びちゃってねぇ。
短く刈ってもらいたいんだけど、暑くてねぇ、、
みんな(僕さんの家族ーず)は外のこと全然やらないし、
お母さんも暑くて大変だし。頼むんねー。。」
後出ししたな。こら。
最初に言えや。
俺も暑いんじゃ。
それともナニカい?
俺だけは倒れないとでも思ってますのかい?え?
芝刈りっつーのわケッコウな労働だと知ってはるやろ。うぁ?
「お墓も掃除しないとねー。暑いんねー。ほんと。」
「まぁ、イイよ。まとめてやってやるよ。
暑いから、夕方頃からやるから」
「じゃぁ、買い物行きたいんだけど。車出せる?」
「いいよ。どこよ?」
「お母さんコープのカードあるから、コープがいいんねー」
「そー。じゃ、コープ(coop)で」
スーパーのコープさんに着くと......
「お母さん、ここ慣れてるから。買いやすいんよー」
「さよけ。よかったな。
会計は自動みたいだな」
「そーなんよー。最近はすごいんねー」
「大丈夫なの?
銀行のATMもいじれないヤツが?
俺がやってやろうか?支払い」
「コープは慣れてるから、大丈夫なんよー」
「そ。じゃ、俺はレジ向こうの袋詰めのとこにいるわ」
「はいよー。。」
しかし、ヨシコのレジ支払いの様子を見ていると、
案の定、自動支払機の前で大きな長財布を出しながら、
何やらモタモタとしていて。
その様子を見かねたレジのおばちゃんが、たまらず、
ヨシコの所にすっ飛んで来て......
「お客さん!それ!
お札は横向きに入れてください!
タテには入らないですよ!」
「ああ。。縦じゃないんかい。へー。
駅と違うんねー。
間違っちゃったねー。」
慣れてねーな。
テメェ。
アホや。相変わらず。
嘘つきめ。
そして、その夜。
ヨシコに無理やりやらされた、
酷暑の中での「芝刈り地獄」の疲れと汗を流そうと、
近所の温泉スパに行こうとしたのですが、
それをヨシコに話すと......
「お母さんも久しぶりに行こーかねぇ。
しばらく行ってなかったから。
一緒にいってもいい?」
「ええよ。
タオルとか持っていけば安いぞ」
「お母さん、おふろセットがあるんよー。
このリュックに入れてるから。ほら。
これ持っていくだけだから」
「おお。イイじゃん。
それ持ってきなよ。
いくよ」
近所の人気温泉スパランドに着いた僕さん達。
下駄箱に靴を入れ。
その鍵を持ってカウンターに行き。
受付をして、中に入りました。
「じゃぁさ。ここの広いレストラン休憩室で待ち合わせね。
おれ、長湯だから。いつもの通り。
露天風呂もあるし。
かあちゃんはゆっくりつかってから出なよ。
それでも俺の方が長いはずだから。
先に出たらなんか食べててもイイし。ね。
お金ある?
ある。そー。
じゃ、あとでね」
僕さんは一時間ぐらいゆっくりとお風呂でくつろいで、
待ち合わせのレストラン休憩室に出てみると......
「あれ?ヨシコまだいねーな。
なんだか遅いんじゃね?
なんかあったのか?な。また。
いや、まさか、な......」
と、その時。
またもや、スーパーのレジと同様に、
受付の方が何やらバタバタと騒がしく。
イヤな予感がした僕さんは、
休憩フロアの隅から遠まきにそちらの方を覗いてみると、
やっぱり、ヨシコが受付のおばちゃん達と何かを話したり、
風呂場の方と受付のところとを行ったり来たりしています......
「お客さん!ありましたよ!下駄箱の鍵!
今、掃除のスタッフが見つけて、持ってきてくれました!
よかったですね!」
「あーーー、そーーーかい。
よかった。よかった。
まーったく、どこ行っちゃったかと思ってねー。
ごめんねー。よかったわぁー。。」
結構、人が多い、レストラン休憩室フロア。
勿論!僕さん!迷わず!他人のふり。
こういう時はホトボリが覚めた頃に話しかけるに限るわけで......
「よかったねぇ。おかぁさん。
ここ下駄箱、沢山あるから。
番号わからないと探すの大変なのよ。
よかったよぉ。ほんと。
あ、お母さん一人?
帰れる?大丈夫?」
「大丈夫。大丈夫。
今日は息子と来てるんよー......ああ、、ほら、あそこ。
あそこにいるんよー。
あれ、うちの息子。
アレに送ってもらうから大丈夫なんよーー」
てめぇ、、
俺が他人のフリしてるのがわからんよーだな。
どーやら。
こら。
「おかーさんお腹減ったんよー」
「ここのレストランじゃダメなのか?
お蕎麦とかカレーとかもあるじゃん。
いろいろ。定食も」
「うーーーんん。。。
おかあさん、もっと、軽いものが食べたいんよー」
「じゃぁ、ファミレスでも行くか?
すぐそばにココス(COCO'S)あるべ」
「そーねー。いろいろメニューがあってイイんねー」
ココス到着。
「何にする?決まった?」
「決まったよ」
「なに?」
「うなぎがイイねぇ。。」
てめぇ。
軽いものとか言ってたよな。さっき。
こら。
ココスにウナギあんの知ってたろ。最初から。
埼玉県の北の隅。
猛暑のお盆の夜はふけていきます......
☆翔んで埼玉なヨシコの過去記事はコチラ☆
「ぶらっくぱっぺー again!」
「消え入りそうな午後」
「ヨシコ無双」
ツカヘイ君に続き、お母様の可愛らしさ好きです😆
前にもお母様のお話書かれてましたよね~☺️
また、面白話があったら書いてください😆
ええ。ええ。( ˘ω˘ )
やることや発言、何処か憎めない、
『もう!しょうがないなぁ。』って周りの人が
動いてしまう。
人の優しさを引き出す力を持ってる人なのかな。
いや、人を動かす力を持った最強のヨシコ様。
そしてね…鏡を見るように…
息子は母に似るんですよ~。特にねぇ。((笑))
おっと!今日は更新日❗️とお邪魔しましたら・・・。
タイトルで既に笑ってしまいました。
やっぱり可愛いお母さん・・・お身内は、ンンンー!となりましょうが笑
今年のお盆は珍しく実家がお墓掃除していました・・・とても暑かったので、助かったです😅
お酒なども御供えしたり、曾祖父母までになると解らないんですけど、好きな物知っておくの結構重要ですかね?!
似てないっす!僕さんわわ、拾われた子なんす!(=゚ω゚)ノ
遥か彼方、先祖代々の方々には定番のモノモノを、、、と、
双方への気遣いがあると一番かと(^^)
家庭内でのファシズムです。
それを反面教師に、僕は「俺やらんよ」行動を心がけています。
あくまで反ファシズムです( ̄∀ ̄)
そーなんす。そーなんす。ええ。ええ。
ま、父の方もエゴ満点故にそーなっているという部分がありますので、
やぱーりバランスなのかなぁ、と。ええ。
子供ーズはバランサーとして尽力する次第でございまつ。ええ。
素敵な息子さんを産んでくれて
本当にありがとうございます。