今27日の午前1時です。一応の加筆が終わりました。明日もう一度推敲を加えて、その後タイトルへ△印をつけておきますが。ところで、25日の初稿に比較すると、三倍に増えています。どうかよろしく。
副題1、『松本清張賞の発表があって』
副題2、『私の東上線・常盤台でのひとつの思い出』
副題3、『資産運用として、今ワンルームマンションの所有が勧められているが』
副題4、『政府のルール変更(たとえば税制改正など)を、皆さんはどこで、知り得ますか?』
副題5、『去年から、株主総会に出まくることにしていますが』
副題6、『ここで、ふと思い出す、悲しい出来事』
副題7、『父はきっと、本を出したかったのだ』
副題8、『母が、余りに、株に対して造詣が深いので、私は実は萎えていたのだった』
副題9、『結構株式付けの毎日なので、証券会社のお誘いに乗って、相続税の改変を、教えるセミナーに行って見た』
副題10、『女性が離婚するか、しないかは、実際には、お金に拠るのだ』
副題11、『山口恵似子さんは、独身がいいのですよ。そして、お金がすべてではないのです』
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副題1、『松本清張賞の発表があって』
24日だったか、松本清張賞の発表がありました。きちんとメイクアップをして、ドレス姿も華やかな女性が、「実は社員食堂のおばちゃんです」と言う意外性があって、話題になっているらしいです。
NHKニュースが受賞者山口恵以子さんの裏側を丁寧に取材していました。すると、なんと、早稲田大学卒。『おお、ベースは完備していたのですね』と、思います。最近文学賞の受賞者は、早稲田大学卒が多いなあと思います。さすが、在野の雄。
私はお顔の美醜と言う意味では、化粧っ気もない形で、食堂のおばちゃんの制服のままで、語っている彼女の方が、授賞式の晴れ姿やら、自宅での、装いの決まった姿より、美しいとは思いました。が、ともかく、彼女の語る文言は、『恒産なき者に、恒心なし』をはじめとして、好ましいものです。
ところで、彼女はこのブログをもちろん、読んでいないと思いますが、私は、2008年から、2010年の間のどこかで、「恒産のある幸せ」と言う、文章をこのブログの中で書いています。
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副題2、『私の東上線・常盤台でのひとつの思い出』
自分が、主人公ではありません。別の方です。当時は母の見舞いに、東上線常盤台の老人ホームに毎週通っていました。
東上線の常盤台は、東上線の田園調布といわれていて、北側は高級住宅街です。そこに病院があって、親戚が勤めているので、母の入退院が容易なので、横浜の母の家の近辺ではなくて、わざわざ、そちらの老人ホームを選んだのでした。今、老人の入退院が難しい時代になっている模様です。
ベネッセが経営する老人ホームが北側にも南側にもありますが、母は、たまたま南側に空室があったので、『まどか南』と言う施設に入ったのです。そこは駅から20分は歩くのですが、その途中で、いろいろな物を観察し、かつ考えたものです。
南側には、マンションが多いのです。ある赤いレンガの壁のマンションのそばに大邸宅があって、その外壁がマンションと同じ赤いレンガを使ってあるので、その大マンションがその人のものだと思われ、借地料が莫大に入るのだろうなあと思ったりします。昔からの地主らしくて、二棟、100戸近く所有していると思われます。賃貸ではなくて、売り物件として建てたとしても、土地だけは借地にしているケースも多い模様です。
また、大規模デベロッパーが建てたマンションもあって、それが、欠陥住宅らしかったので、住民ともめているそばを通ったりします。ポスターが張ってあって、係争中(または、闘争中)だとわかります。
しかし、こういう大型のマンションは、別に私の興味を引きません。私が特に注目をしたのは、小さなマンションなのです。個人、特に普通の人が建てた小さなマンションの話です。50年以上前の分譲地らしくて、敷地が、60坪程度あります。建蔽率は、80%の地区でしょう。そこに一階が店舗となっている、木造の総二階の家があります。それは、結構小さいのです。
そして、店舗はシャッターが下りています。立地条件が常盤台の中でも、駅から遠くて、悪い方だし、池袋が近いので、皆さん、あの華やかな池袋で、ものを買ってしまうからでしょう。で、店舗を閉じてしまってあるので、生活が大丈夫かなあと思ったら、その家を囲む形で、コの字型の小さなマンションが建っているのでした。『あ、そうか。この家の人は家賃収入で生きているのだ。賢いなあ』と、びっくりして納得です。
しかし、これは誰にでも勧められる話ではありません。マンションとして、借り手のある場所では無いと駄目なのです。東上線常盤台は、池袋まで、10分なので、借り手が充分にあるでしょう。
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副題3、『資産運用として、今ワンルームマンションの所有が勧められているが』
銀行と言うのは、就職試験が難しいことで有名なところでしょう。そして、給料も高いはずです。つまり、銀行マンとはエリートの代表でもあります。だけど、銀行のお勧めトレンドと言うのが、間違っているなあと思うときが、ままあります。バブルがはじけたときに、それ以前にはお金持ちだったので、かえって破産をしたという話を良く聞きました。
『資産運用を銀行に勧められたので、借金をしてビルを建てたが、テナント料が思うほど入らない』と言うケースとか、これは、銀行の勧誘では無いと思うのですが、先物取引を勧められたとか? という様なケースで、お金をすってしまったとか。
小金もちと言う言葉があったのです。そういう層が狙われて、破産へつながったケースが多い模様です。母だって、父の死後、「銀行から7億の借金をして、7階建てのビルを建てなさい」と勧められたのですよ。だけど、家族会議中に、私の目の前で、「私ねえ。70を超えて、7億も借金するの、嫌よ」といったので、助かりました。私も心底ほっとしました。それって、ごく基本的な感性に基づいています。それでいいのです。
私が、ブログに書いたからこそ、安具楽牧場に捜査の手が入ったみたいですが、それでも、お友達が投資した、800万円が戻ってくるかどうかは怪しいです。でも、お友達が言うには、本当に言葉巧みに誘うんだそうです。儲けたいという本能を刺激してくるのだそうです。
ところで、その同じ友達が、その前にも、投資話で、500万円をすったときに、たまたま、それを知らない私が彼女に電話をかけて、「お茶のみをしたい」と、申し出でたのですが、私を激しく拒否したのですよ。「あなたは、夢のようなことばかり言っていて、私とは関係が無い」と。当時の彼女が、いらいらしていたのはわかります。
だけど、『違うんだなあ。私(=雨宮舜)と関係を持つと、天に見守られて、人間としては守られるのに』と、思いますが、それに気がついてくれる人は少ないです。
私が、今心配しているのはワンルームマンションです。それは、ずいぶんと親しい人間が、自宅とは別に、一棟建ててみて、「決して、儲からない」といっていました。『それは、そうだろうなあ。だって、ちょっと人間的ではないもの』と、私は思っているのです。都心に近鋳物を借りたり勝ったりして、セカンドハウスとして使うとか、事務所用拠点として、使うのなら、いいでしょうが、自分が住むために借りたり買ったリスるのなら、ワンルームマンションは、狭すぎます。いくらインテリアが、古臭くても、一人でも、2DKの広さはほしいですよね。
そう、私が考えているところに、また、新たに、別の友人が、自宅を改築して、上の階、2階と3階をワンルームマンションにするというので、『止めた方がいいのに。戸数が少なくなっても、2DKぐらいにしたらいいのに』と思っていますが、誰もが銀行マンのいうことの方を大切にして、私の言うことなど、誰も聞いてくれないから、どうしようもないです。『預言者は、世に容れられず』なのです。(笑)
そして新聞を見れば、『札幌や福岡などの、東京から遠く離れた都市にあるワンルームマンションを、750万円で買いなさい。それを貸すとオーナーとして資産運用に役立ち、利回りが、12%です』などと、麗々しい広告が、出ています。特に今取っている日経新聞に。
『だめ、だめ、こんな安易な手法に乗っては』と思いますが、誰も耳を貸してくれません。こんなのは、儲けるというよりも、あなた自身がかもになっているだけなのに・・・・・
たけしの番組で、中国人女性が、こういう投資を東京でやっているという、場面を見ましたが、大金持ちなら、何をやってもいいでしょうが、私が問題にしているのは、普通の日本人の場合の投資先としては、札幌や、福岡では駄目なのです。中国人は、軽く1300万円(売値と、手数料などを加えると、中古のワンルームマンションでも東京ならそうなる)払って家賃収入を得ている模様でした。大富豪の奥さんなのでしょう。
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副題4、『政府のルール変更(たとえば税制改正など)を、皆さんはどこで、知り得ますか?』
たとえば学生なら学生の特権と言うのがあります。それは、パソコンのテクニックで特に顕著です。学生って把握が早くて、しかも、互いに教えあうので、主婦なんかより抜群に、IT技術が進んでいます。その中から、ホリエモンみたいな人とか、ひろゆきさんみたいな人とか、グリーの創設者とか、ザッカーバーグとかいう人が出てきます。
ところで、主婦も女子会(または、お茶する、会)を良くやっています。そこで、情報交換をするらしくて、政府のルール変更など、皆さん、よく知っています。年金制度とか、税制の変更についてよく知っています。
ところで、私は今は、毎週お茶を一緒にするような、主婦同士の友達と言うのを持っていないので、そういう情報が一切入りません。・・・・・あ、ただ、お断りをしますが、私が、孤立していて、仏頂面で、毎日さびしく生きているとお考えになると、それも違うのですよ。不思議な交流に恵まれていて、いつも神様に見守られているというしかないほど、幸運で明るい会話に恵まれている人でもあるのです。だが、どうして、そうなるかは秘密とさせてくださいませ。
ところで、心理学的には、満たされている私ですが、年金法の改正などにもツンボ桟敷だし、今から、行われる税制改革などに対しても、一切関心が無く何も知らない人です。
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副題5、『去年から、株主総会に出まくることにしていますが』
今私は長年続けてきた銀座の画廊めぐりを休んでいます。鎌倉が大変なことになっていますのでね。銀座へ行っている余裕が無いです。ここも敵さんたちが馬鹿だなあと思うところなのですが、私に月刊ギャラリーの連載を続けさせておいたら、私は鎌倉のことには気がついていても、それを書く暇が無いし、また、書かなかったでしょう。今書いている事は、最近気がついたことではなくて、それが起きたとたんに気がついているのです。
だけど、裏の裏の世界の話ですから、一応表の世界に片足を突っ込んでいて世の中に、私の名前だけ知っている人がいたら、書かない話です。それを、目先を追って、いじめたいという短絡的な頭脳で、事を行うから、攻撃者は、自分で自分の首を絞めているのですが、気がつかないみたいなので、放っておきましょう。
で、重要な仕事であった銀座の画廊めぐりを休んでいますが、その結果、使っていない交通費や、外食費を、不動産物件探しに当てたり、今は株主総会の季節だから、株主総会に出まくる方へまわしています。
大体千円程度の景品と言うか、お土産が、つきますが、それをもらうのもうれしいのですが、本当の目的は、ホテルの宴会場を見てみたいからです。
妹なんか医学会で、医家向け新薬の宣伝をするという仕事だったので、全国のホテルの宴会場を、ほとんど全部知っているそうです。だけど、私は、それほど知りません。で、見てみたいのです。レストランなら、お金を出せば入れますが、宴会場は、こういう場合か、結婚式で招かれる時で無いと入れませんので。
70と言うのは、もうすぐ死ぬわけでしょう。(笑)
現代日本って、建築と土木に最もお金が注がれている世界なので、建築物と言うのは立派なのです。だから、死ぬ前にできるだけ、多くの立派な建築物と言うものを見てみたいのです。
去年新しく知ったのは、、ホテルニューオータニと、大阪帝国ホテルの宴会場です。今年は、パレスホテルと、ANAインターコンチネンタルの宴会場を知りました。そして、ホテルではやらず、本社ビルで、開く株主総会でも、そのビルが立派なことに驚きます。一昨年、これは、株主総会ではなくて、美術展の案内があって、行って、その本社ビルの、応接スペースの、広さに驚いたのが、竹中工務店であり、今年は、株主総会で、LIXILと、千代田化工建設の本社を見ました。それなりに、驚かされています。
Lixilは、特に社員の福利厚生の仕組みが、立派で、社員食堂は、スエヒロが入っています。おいしかった。そして、昼休みの社員休憩用、ロビーが、ひどく立派なソファーと書架の在る図書室になっています。広いスペースで菅、初夏で区切られていて、落ち着きます。すばらしい美術全集と、画集が、棚に、間隔を充分にあけて、しかも、たくさん置いてあって、その充実振りに、うなりました。
箱根のポーラ美術館に設置してあったコレクター兼、二代目社長・鈴木氏の社長室と、同じような豪華な美術全集がおいてあったのですから、すごいです。・・・・・社長ではなくて、平社員もそれを読めるのですから、すばらしい。ちょっとと真を離れていますが、それだけに、スペースに余裕の在る使い方が見えます。
千代田化工建設は、みなと未来の横浜美術館のとなりにあります。一階の玄関ホールが豪華です。東京駅近辺に在るホテルシャングリラみたいな黒い大理石が使ってあって。
日本が、もっとも豊かな時代に、設計施工をされたビルでしょう。会社員なら、こういうものを見ることが別に珍しくは無いでしょうが、専業主婦暮らしが長いので、呆然と言う幹事で、そういう美しいビルを見つめています。ジュースの自動販売機などが、一切置いていなくてね。それも、素敵です。
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副題6、『ここで、ふと思い出す、悲しい出来事』
私は今、日経CNBCと言う番組を毎日ほとんど見ています。これは、CSですが、有料らしいので、ご存じない方もあるやも知れません。私だって、見始めたのは、この2013年3月以来です。これがいつ、日本でも放送をされるようになったのかは知りませんが、テレビ東京は、株式について、昔から放送をしていたでしょう。私は一切関心が無かったのですけれど・・・・・
地上波だけだった時代から、テレビ東京は、株式については、いろいろ放送をしていたはずですが、
その時代のプロデューサー(女性)が、30年前の、私の銀座での、初個展に来てくださって作品も買ってくださったのです。それはうれしかったですよ。だが、その方との仲が15年ぐらいまえから、裂かれている。変だ。おかしい。私はその間何も接触をしていないので、変です。
これも無論、例のことと全部関係があると、推察しています。鎌倉のいやらしい出来事とすべて関係があるでしょう。
だけど、本日はその女性プロデューサーも、仲を裂いた人間の、実名も出しません。株主総会に行った先の企業名が出ていますのでね。そちら様におもんぱかって、そういたします。
でも、こういうことが、「総額五億円に喃々とする被害があります」と、申し上げる所以です。
ただし、その感じのよいお付き合いが、終わった後でも、5歳年上の、その方が生きていらっしゃるのは、母校に400万円もご寄付をなさったので、わかっていますが・・・・・そして、仲を裂いたのが誰かもわかっていますが、本日は、個人名は出しません。
でもね、これほど、株について、詳しくなると、あの女性プロデューサーと、30年後の、今、お茶して見たいなあと思いますよ。本当にそう思います。
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副題7、『父はきっと、本を出したかったのだ』
私は、26年前に父が死んだときも株を遺産で、たくさんもらったのです。東電も何千株もありました。だけど、ちょこちょこっと、2年か、3年やっただけで、それを結局は全部換金して、海外修行に賭けたのです。
お金と言う意味では、とても甘い人間でした。ただね。馬鹿でもないのですよ。その時代は、美術の方が大切だし、人間として、修行をすることの方が大切だったのです。
最近の私は昔を知っておられる方、または、動いている実像を知っている方から見れば、『ずいぶんと、大きな顔をしているな』と言うことと成るのでしょう。だけど、情報や知識を得るのには、お金もかかるのです。私は実は大正時代の言葉で言えば、一種の高等遊民でもあります。
でもね。そのお金をくれた父は、許容しているとか、喜んでくれているという確信があります。
父もまた、考えるのが大好きな人でした。しかし、パーキンソン氏病にかかり、リハビリのために社交ダンスを、週に、5回も行っていたのです。公共の施設のクラブに三回。私塾に二回。そのうち、2回は母と一緒でした。デモ、パーキンソン氏病があるために、駅で転んだときに、とっさに手が前に出なかったのです。そして、全体重を額で受け止めたために脳挫傷を患いました。
それで、口が利けなくなったのですが、よれよれとした字で、文章を書いていました。それは、母や、私たちに告げる、言葉と言うよりも、自分の思考を書き留めたいという願いだったでしょう。もしあのころ、まなざしだけで、キー入力ができる、ホーキンス氏が使用していたようなパソコンがすでにあって、父がそれを買っていたら、父は思いをいろいろ、エッセイとして残したと思います。
しかし、家庭裁判所で、開いた遺言書(不動産があるので、正確に3分割できないので、長男優先と言う遺言書を書いていた)を書くのだけは、やっと間に合ったと母が行っていましたが、思いを文章に残す事はできませんでした。
世の中には2種類の人間が居ると思います。心理学的なこと、および哲学的なことを考えるのが好きな人と、同じレベルの脳みそを、違う方向で使う人と。専門分野の考察で、忙しい人はいっぱい居るでしょう。たとえば、コンペに向かう建築家など、とても、忙しいはずです。
新しいゲームを創作中の、青年だって、忙しい。脳を酷使しています。でも、そういう人がお風呂に入っているときに、人間関係の損得だけを考えているか。それとも、「人間って何のために生きているのだろうか?」と考えているかで、二種類に分けられるのです。この2種類の人間はお互いに相容れないところがあります。近隣トラブルなども、においとして、そういう差を感じ取って毛嫌いするところがあったり、馬鹿にしたりするところから、発生する可能性はあります。親族の中でも、差や違いができたりします。とても難しい問題です。
デモ、父と私の間には、似ている人間として、私の方が父を理解している部分がありました。それを、父が生きているときには言葉で表明してあげていないのが、申し訳ないというか、残念ではあります。だけど、自分は必死になって、父のレベルより、自分をテクニック的に上に持っていっています。本を自分で出版できたり、ブログを書いたりするのも、技術がないとできないことであり、
また、読者の方に、読んでもらえるような話題で、書くためには、人生経験が豊富でないと、いけません。資料をあさって書くという道もあるでしょうが、私はそんな事はまだるっこしくてやっていられないのです。ただ、脳の中にある記憶だけで、書いています。で、記憶が豊富でないと駄目です。その記憶を豊かにするために、父からもらったものを使ってしまいました。
しかし、両親のうちで、残った母からもらったお金は、その後が無いので、とても大切です。
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副題8、『母が、余りに、株に対して造詣が深いので、私は実は萎えていたのだった』
父から遺産としてもらった株も、実際には母が運用管理していたものでした。母は女学校を出ただけの人でしたが、その父親や兄や叔父がすべて、高商(今の商学部とか経済学部にあたるのだろう)出身なので、その種の才能があったみたいです。株は趣味でしたが、それでも毎日三時前後には、短波放送を聞き、方眼紙に自分でチャートを書いていました。その方眼紙のファイフが厚さ五センチになると新しいファイルを作っていましたが、大体4冊を、こねくり回していました。で、勉強を重ねていて、当時は、女性には許されていなかった信用取引を許されていました。
私の連れ合いの事は、非常に好きで、気を許していて、「また、株で損しちゃったのよ」とか言っていたそうですが、本当の子供である私に対しては、そんな弱気は見せず、常に強気の格言ばかり振り回していました。以前も書いたと思うのですが、「私がたとえ、大根一本腐らせたとしても、その間に、頭を使えば、100万円は違うのよと、豪語をしていました。
で、そういう母を19歳ごろまで見て育った私は、株とはとても時間とエネルギーを必要とするものだと思い込んでいて、ちゃんとやるつもりが無かったのです。だから、株とはお金に簡単に換えることのできる資産だというぐらいのものでしかなかったのです。
ところが、その母が老人ホームに入って、とても弱い姿を私に見せたりして、私にとっての、プレッシャーがだいぶ解き放たれてきました。その上、私はパソコンを利用してエッセイを発表をする生活をすでに、14年続けています。最初はメルマガだけで、2008年からブログも始めたのですが、そこで、書いているうちに、『あれ、自分は先が読めるぞ』と気がついてきたのです。
その上、他に収入の無い私には母がくれた株は最後の資金です。大切に使わないといけないなあと言う思いもあります。で、急に株に対して真剣に取り組み、2013年が始まってからもすでに、20回以上売り買いをしているでしょう。で、証券会社と、結構連絡をし合っています。
その中で、セミナーに誘われました。
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副題9、『結構株式付けの毎日なので、証券会社のお誘いに乗って、相続税の改変を、教えるセミナーに行って見た』
証券会社が主催する相続に関するセミナーなんて、2年前だったら絶対に行かなかったと思います。ところが、上に書いたようないろいろが重なって、私は行くことを決意します。
そこで、非常にびっくりしたことがあります。それは、知識としての税制改変に関することではないのです。
今までは、日本の家庭で、96%が相続税を払わないで、済んでいたのですが、これからは、ぐっと違ってきて、多くの家庭で、申告をして、相続税を払わないといけなくなるとのことです。そして、そういう風に増税したお金を、韓国の外貨の信用を支えるために、100億ドル、実質一兆円をプールして日本人は使えないのです、ひどい話ですが・・・・・そういうことに驚いたわけではありません。
驚いたのは例題として扱われたケースが、3億円の資産を持っている男性(または、女性)で、子供が二人居るケースだったことです。この三億円と言うのが、味噌中の味噌なのです。
無論、わが夫(男性)と、私が、三億円を持っているわけではありません。だけど、以前から、日本の中流の上の家庭は、3億円を持っているのではないかと考えていたことが、見事に証券会社のセミナーに現れたのでした。だって、あまりにもはずした金額では、聞く人が、身を入れ込めないでしょう。聞く人が、『ああ、私にも当てはまるわ。これは』と思うような金額設定として、三億が設定されているかもしれないということに驚いたのです。その額が高いか、高くないかと言う問題ではなくて、以前から、そうでは無いかと思っていたことが目の前で、あたっているらしいと、わかったことが衝撃でした。
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副題9、『女性が離婚するかしないかは、お金にかかっている』
尚、上で書いている海外修行の時代は、海外へ自由に行くために、日本に居るときも、逗子で一人暮らしをしていました。すると、夜が自由です。自分でも友達へ電話をかけましたが、向こうからも頻繁にかかってきました。
そのころは敵の存在などには気がついておらず、何もかも自由でした。
そして、私自身が輝くように張り切っていて、他人にも忠告もできるという事を疑わなかった時代です。
今はぜんぜん違います。忠告などできませんし、実際にしても、他人がいう事を聞きません。それだけ、あのころはオーラがあったということでしょう。しかも、14年ぐらいまえだったので、私も若かったけれど、私の友達たちも当然若かったのです。それで、皆さん、まだ、人生の残りの時間が多くあって、それゆえに、離婚を考えている人も何人も居ました。私が一人暮らしをしているので、離婚予備軍だとみなされていたこともあったと思います。
私自身のあのころを思い出すと、ただ、ただ、大芸術家になるつもりであって、そのためには専業主婦と言うか、夫や子供の居る身では駄目でした。だから、男性でも女性でも、何らかの道で、一流に成ろうと決意している人なら、別に結婚をする必要はありません。独身でいいのです。ただし、お金に、確かなルートがあって、キャッシュフローがあることが必要です。
必ず、収入があることが必要です。毎月、決まった収入があることが必要です。
ただ、それを説明するのが難しいです。聞き手のプライドを傷つけないで、どれほど、収入が流れていることが大切かを説明するのが難しいです。
で、その説明のために、三億円を持ち出していました。「あのね。今普通に暮らしているあの人、この人を思い浮かべてみましょう。彼らは、資産として、3億円を持っているのよ。そして、ごく普通の生活がそういうお金の支えで成り立っているの。あなたが離婚をすると、その3億円で、支えられていた、あなたを見る目と言うのが失われるのよ。そうすると、今までよりも低く見られる。それに耐えられますか?」と、言うのが普通でした。
デモ、そのころ、たとえ話として、また、忠告の効果を挙げるために出した、3億円と言う金額が、現実の社会で、本当は普通の金額らしいと知った事は、本当に大きな驚きだったのです。
それじゃあ、「孫の養育資金は1500万円までは無税にします」と麻生さんが言うのも効果が在るのでしょう。なるほど。驚いた。
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副題11、『山口恵似子さんは、独身がいいのですよ。そして、お金がすべてではないのです』
ここで、冒頭に戻ります。松本清張賞、受賞者、山口恵以子さんが、NHKテレビで私生活を取材させていたのを見ると、どうも独身のようです。だけど、これから小説家として生きていくおつもりなら、独身でいいのです。将来大金持ちになったら、秘書とか、マネージャーの役目をする、人間と、一緒に共同生活をする可能性はあるし、
恋に落ちて、結婚にいたることもあるでしょう。だけど、今は、これでいいのです。
たとえ、社員食堂のおばちゃんと言う、見栄えの良くない勤務でも、正社員に採用されて、毎月のキャッシュフローができたのは、彼女でなくても、・・・・・そうですね。この私にも・・・・・どんなに、うれしいことだったか、よく理解できます。
そして当たり前のことですが、お金をたくさん持っていることが幸せにはつながらず、彼女のように、松本清張賞を受賞と言うハレの場面に遭遇することは、普通の人には、なかなか訪れることが無い幸運なので、大金を出しても買えない幸せと言うものがここにあったと、人々に知らせたという意味でも、大変、良いお話として聞きました。
ああ、三億円。たかが3億円。されど、三億円。もし、あなたが平凡な人生を望むのなら、それを、普通に持っているはずらしい金額です。ただし、それを持っていてもラッキーな現象に出会えるかどうかはわからず、幸福感に満たされるとも限りません。
デモ、平凡な人間にとっては、結婚は老後に向かう一種の保障だし、お金も一種の保障ではありますね。
実は、この文章は最初にタイトルにあげた親孝行の問題にまで、進むつもりでしたが、3億円と言う数字がでてきたここで、一応終わりとさせていただきます。
尚、これは、まだ未完成ですが、恒例にしたがって、このブログへの伸べ訪問者数を入れておきます。2010年度から数え始めた数は、1682690回です。
誤変換が残っているとは思いますが、一応署名と日付を入れておきます。
2013年6月25日から書き始め、27日の早朝に書き終える。
雨宮舜 (本名 川崎千恵子)
副題1、『松本清張賞の発表があって』
副題2、『私の東上線・常盤台でのひとつの思い出』
副題3、『資産運用として、今ワンルームマンションの所有が勧められているが』
副題4、『政府のルール変更(たとえば税制改正など)を、皆さんはどこで、知り得ますか?』
副題5、『去年から、株主総会に出まくることにしていますが』
副題6、『ここで、ふと思い出す、悲しい出来事』
副題7、『父はきっと、本を出したかったのだ』
副題8、『母が、余りに、株に対して造詣が深いので、私は実は萎えていたのだった』
副題9、『結構株式付けの毎日なので、証券会社のお誘いに乗って、相続税の改変を、教えるセミナーに行って見た』
副題10、『女性が離婚するか、しないかは、実際には、お金に拠るのだ』
副題11、『山口恵似子さんは、独身がいいのですよ。そして、お金がすべてではないのです』
~~~~~~~~~~~~~~~~
副題1、『松本清張賞の発表があって』
24日だったか、松本清張賞の発表がありました。きちんとメイクアップをして、ドレス姿も華やかな女性が、「実は社員食堂のおばちゃんです」と言う意外性があって、話題になっているらしいです。
NHKニュースが受賞者山口恵以子さんの裏側を丁寧に取材していました。すると、なんと、早稲田大学卒。『おお、ベースは完備していたのですね』と、思います。最近文学賞の受賞者は、早稲田大学卒が多いなあと思います。さすが、在野の雄。
私はお顔の美醜と言う意味では、化粧っ気もない形で、食堂のおばちゃんの制服のままで、語っている彼女の方が、授賞式の晴れ姿やら、自宅での、装いの決まった姿より、美しいとは思いました。が、ともかく、彼女の語る文言は、『恒産なき者に、恒心なし』をはじめとして、好ましいものです。
ところで、彼女はこのブログをもちろん、読んでいないと思いますが、私は、2008年から、2010年の間のどこかで、「恒産のある幸せ」と言う、文章をこのブログの中で書いています。
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副題2、『私の東上線・常盤台でのひとつの思い出』
自分が、主人公ではありません。別の方です。当時は母の見舞いに、東上線常盤台の老人ホームに毎週通っていました。
東上線の常盤台は、東上線の田園調布といわれていて、北側は高級住宅街です。そこに病院があって、親戚が勤めているので、母の入退院が容易なので、横浜の母の家の近辺ではなくて、わざわざ、そちらの老人ホームを選んだのでした。今、老人の入退院が難しい時代になっている模様です。
ベネッセが経営する老人ホームが北側にも南側にもありますが、母は、たまたま南側に空室があったので、『まどか南』と言う施設に入ったのです。そこは駅から20分は歩くのですが、その途中で、いろいろな物を観察し、かつ考えたものです。
南側には、マンションが多いのです。ある赤いレンガの壁のマンションのそばに大邸宅があって、その外壁がマンションと同じ赤いレンガを使ってあるので、その大マンションがその人のものだと思われ、借地料が莫大に入るのだろうなあと思ったりします。昔からの地主らしくて、二棟、100戸近く所有していると思われます。賃貸ではなくて、売り物件として建てたとしても、土地だけは借地にしているケースも多い模様です。
また、大規模デベロッパーが建てたマンションもあって、それが、欠陥住宅らしかったので、住民ともめているそばを通ったりします。ポスターが張ってあって、係争中(または、闘争中)だとわかります。
しかし、こういう大型のマンションは、別に私の興味を引きません。私が特に注目をしたのは、小さなマンションなのです。個人、特に普通の人が建てた小さなマンションの話です。50年以上前の分譲地らしくて、敷地が、60坪程度あります。建蔽率は、80%の地区でしょう。そこに一階が店舗となっている、木造の総二階の家があります。それは、結構小さいのです。
そして、店舗はシャッターが下りています。立地条件が常盤台の中でも、駅から遠くて、悪い方だし、池袋が近いので、皆さん、あの華やかな池袋で、ものを買ってしまうからでしょう。で、店舗を閉じてしまってあるので、生活が大丈夫かなあと思ったら、その家を囲む形で、コの字型の小さなマンションが建っているのでした。『あ、そうか。この家の人は家賃収入で生きているのだ。賢いなあ』と、びっくりして納得です。
しかし、これは誰にでも勧められる話ではありません。マンションとして、借り手のある場所では無いと駄目なのです。東上線常盤台は、池袋まで、10分なので、借り手が充分にあるでしょう。
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副題3、『資産運用として、今ワンルームマンションの所有が勧められているが』
銀行と言うのは、就職試験が難しいことで有名なところでしょう。そして、給料も高いはずです。つまり、銀行マンとはエリートの代表でもあります。だけど、銀行のお勧めトレンドと言うのが、間違っているなあと思うときが、ままあります。バブルがはじけたときに、それ以前にはお金持ちだったので、かえって破産をしたという話を良く聞きました。
『資産運用を銀行に勧められたので、借金をしてビルを建てたが、テナント料が思うほど入らない』と言うケースとか、これは、銀行の勧誘では無いと思うのですが、先物取引を勧められたとか? という様なケースで、お金をすってしまったとか。
小金もちと言う言葉があったのです。そういう層が狙われて、破産へつながったケースが多い模様です。母だって、父の死後、「銀行から7億の借金をして、7階建てのビルを建てなさい」と勧められたのですよ。だけど、家族会議中に、私の目の前で、「私ねえ。70を超えて、7億も借金するの、嫌よ」といったので、助かりました。私も心底ほっとしました。それって、ごく基本的な感性に基づいています。それでいいのです。
私が、ブログに書いたからこそ、安具楽牧場に捜査の手が入ったみたいですが、それでも、お友達が投資した、800万円が戻ってくるかどうかは怪しいです。でも、お友達が言うには、本当に言葉巧みに誘うんだそうです。儲けたいという本能を刺激してくるのだそうです。
ところで、その同じ友達が、その前にも、投資話で、500万円をすったときに、たまたま、それを知らない私が彼女に電話をかけて、「お茶のみをしたい」と、申し出でたのですが、私を激しく拒否したのですよ。「あなたは、夢のようなことばかり言っていて、私とは関係が無い」と。当時の彼女が、いらいらしていたのはわかります。
だけど、『違うんだなあ。私(=雨宮舜)と関係を持つと、天に見守られて、人間としては守られるのに』と、思いますが、それに気がついてくれる人は少ないです。
私が、今心配しているのはワンルームマンションです。それは、ずいぶんと親しい人間が、自宅とは別に、一棟建ててみて、「決して、儲からない」といっていました。『それは、そうだろうなあ。だって、ちょっと人間的ではないもの』と、私は思っているのです。都心に近鋳物を借りたり勝ったりして、セカンドハウスとして使うとか、事務所用拠点として、使うのなら、いいでしょうが、自分が住むために借りたり買ったリスるのなら、ワンルームマンションは、狭すぎます。いくらインテリアが、古臭くても、一人でも、2DKの広さはほしいですよね。
そう、私が考えているところに、また、新たに、別の友人が、自宅を改築して、上の階、2階と3階をワンルームマンションにするというので、『止めた方がいいのに。戸数が少なくなっても、2DKぐらいにしたらいいのに』と思っていますが、誰もが銀行マンのいうことの方を大切にして、私の言うことなど、誰も聞いてくれないから、どうしようもないです。『預言者は、世に容れられず』なのです。(笑)
そして新聞を見れば、『札幌や福岡などの、東京から遠く離れた都市にあるワンルームマンションを、750万円で買いなさい。それを貸すとオーナーとして資産運用に役立ち、利回りが、12%です』などと、麗々しい広告が、出ています。特に今取っている日経新聞に。
『だめ、だめ、こんな安易な手法に乗っては』と思いますが、誰も耳を貸してくれません。こんなのは、儲けるというよりも、あなた自身がかもになっているだけなのに・・・・・
たけしの番組で、中国人女性が、こういう投資を東京でやっているという、場面を見ましたが、大金持ちなら、何をやってもいいでしょうが、私が問題にしているのは、普通の日本人の場合の投資先としては、札幌や、福岡では駄目なのです。中国人は、軽く1300万円(売値と、手数料などを加えると、中古のワンルームマンションでも東京ならそうなる)払って家賃収入を得ている模様でした。大富豪の奥さんなのでしょう。
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副題4、『政府のルール変更(たとえば税制改正など)を、皆さんはどこで、知り得ますか?』
たとえば学生なら学生の特権と言うのがあります。それは、パソコンのテクニックで特に顕著です。学生って把握が早くて、しかも、互いに教えあうので、主婦なんかより抜群に、IT技術が進んでいます。その中から、ホリエモンみたいな人とか、ひろゆきさんみたいな人とか、グリーの創設者とか、ザッカーバーグとかいう人が出てきます。
ところで、主婦も女子会(または、お茶する、会)を良くやっています。そこで、情報交換をするらしくて、政府のルール変更など、皆さん、よく知っています。年金制度とか、税制の変更についてよく知っています。
ところで、私は今は、毎週お茶を一緒にするような、主婦同士の友達と言うのを持っていないので、そういう情報が一切入りません。・・・・・あ、ただ、お断りをしますが、私が、孤立していて、仏頂面で、毎日さびしく生きているとお考えになると、それも違うのですよ。不思議な交流に恵まれていて、いつも神様に見守られているというしかないほど、幸運で明るい会話に恵まれている人でもあるのです。だが、どうして、そうなるかは秘密とさせてくださいませ。
ところで、心理学的には、満たされている私ですが、年金法の改正などにもツンボ桟敷だし、今から、行われる税制改革などに対しても、一切関心が無く何も知らない人です。
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副題5、『去年から、株主総会に出まくることにしていますが』
今私は長年続けてきた銀座の画廊めぐりを休んでいます。鎌倉が大変なことになっていますのでね。銀座へ行っている余裕が無いです。ここも敵さんたちが馬鹿だなあと思うところなのですが、私に月刊ギャラリーの連載を続けさせておいたら、私は鎌倉のことには気がついていても、それを書く暇が無いし、また、書かなかったでしょう。今書いている事は、最近気がついたことではなくて、それが起きたとたんに気がついているのです。
だけど、裏の裏の世界の話ですから、一応表の世界に片足を突っ込んでいて世の中に、私の名前だけ知っている人がいたら、書かない話です。それを、目先を追って、いじめたいという短絡的な頭脳で、事を行うから、攻撃者は、自分で自分の首を絞めているのですが、気がつかないみたいなので、放っておきましょう。
で、重要な仕事であった銀座の画廊めぐりを休んでいますが、その結果、使っていない交通費や、外食費を、不動産物件探しに当てたり、今は株主総会の季節だから、株主総会に出まくる方へまわしています。
大体千円程度の景品と言うか、お土産が、つきますが、それをもらうのもうれしいのですが、本当の目的は、ホテルの宴会場を見てみたいからです。
妹なんか医学会で、医家向け新薬の宣伝をするという仕事だったので、全国のホテルの宴会場を、ほとんど全部知っているそうです。だけど、私は、それほど知りません。で、見てみたいのです。レストランなら、お金を出せば入れますが、宴会場は、こういう場合か、結婚式で招かれる時で無いと入れませんので。
70と言うのは、もうすぐ死ぬわけでしょう。(笑)
現代日本って、建築と土木に最もお金が注がれている世界なので、建築物と言うのは立派なのです。だから、死ぬ前にできるだけ、多くの立派な建築物と言うものを見てみたいのです。
去年新しく知ったのは、、ホテルニューオータニと、大阪帝国ホテルの宴会場です。今年は、パレスホテルと、ANAインターコンチネンタルの宴会場を知りました。そして、ホテルではやらず、本社ビルで、開く株主総会でも、そのビルが立派なことに驚きます。一昨年、これは、株主総会ではなくて、美術展の案内があって、行って、その本社ビルの、応接スペースの、広さに驚いたのが、竹中工務店であり、今年は、株主総会で、LIXILと、千代田化工建設の本社を見ました。それなりに、驚かされています。
Lixilは、特に社員の福利厚生の仕組みが、立派で、社員食堂は、スエヒロが入っています。おいしかった。そして、昼休みの社員休憩用、ロビーが、ひどく立派なソファーと書架の在る図書室になっています。広いスペースで菅、初夏で区切られていて、落ち着きます。すばらしい美術全集と、画集が、棚に、間隔を充分にあけて、しかも、たくさん置いてあって、その充実振りに、うなりました。
箱根のポーラ美術館に設置してあったコレクター兼、二代目社長・鈴木氏の社長室と、同じような豪華な美術全集がおいてあったのですから、すごいです。・・・・・社長ではなくて、平社員もそれを読めるのですから、すばらしい。ちょっとと真を離れていますが、それだけに、スペースに余裕の在る使い方が見えます。
千代田化工建設は、みなと未来の横浜美術館のとなりにあります。一階の玄関ホールが豪華です。東京駅近辺に在るホテルシャングリラみたいな黒い大理石が使ってあって。
日本が、もっとも豊かな時代に、設計施工をされたビルでしょう。会社員なら、こういうものを見ることが別に珍しくは無いでしょうが、専業主婦暮らしが長いので、呆然と言う幹事で、そういう美しいビルを見つめています。ジュースの自動販売機などが、一切置いていなくてね。それも、素敵です。
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副題6、『ここで、ふと思い出す、悲しい出来事』
私は今、日経CNBCと言う番組を毎日ほとんど見ています。これは、CSですが、有料らしいので、ご存じない方もあるやも知れません。私だって、見始めたのは、この2013年3月以来です。これがいつ、日本でも放送をされるようになったのかは知りませんが、テレビ東京は、株式について、昔から放送をしていたでしょう。私は一切関心が無かったのですけれど・・・・・
地上波だけだった時代から、テレビ東京は、株式については、いろいろ放送をしていたはずですが、
その時代のプロデューサー(女性)が、30年前の、私の銀座での、初個展に来てくださって作品も買ってくださったのです。それはうれしかったですよ。だが、その方との仲が15年ぐらいまえから、裂かれている。変だ。おかしい。私はその間何も接触をしていないので、変です。
これも無論、例のことと全部関係があると、推察しています。鎌倉のいやらしい出来事とすべて関係があるでしょう。
だけど、本日はその女性プロデューサーも、仲を裂いた人間の、実名も出しません。株主総会に行った先の企業名が出ていますのでね。そちら様におもんぱかって、そういたします。
でも、こういうことが、「総額五億円に喃々とする被害があります」と、申し上げる所以です。
ただし、その感じのよいお付き合いが、終わった後でも、5歳年上の、その方が生きていらっしゃるのは、母校に400万円もご寄付をなさったので、わかっていますが・・・・・そして、仲を裂いたのが誰かもわかっていますが、本日は、個人名は出しません。
でもね、これほど、株について、詳しくなると、あの女性プロデューサーと、30年後の、今、お茶して見たいなあと思いますよ。本当にそう思います。
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副題7、『父はきっと、本を出したかったのだ』
私は、26年前に父が死んだときも株を遺産で、たくさんもらったのです。東電も何千株もありました。だけど、ちょこちょこっと、2年か、3年やっただけで、それを結局は全部換金して、海外修行に賭けたのです。
お金と言う意味では、とても甘い人間でした。ただね。馬鹿でもないのですよ。その時代は、美術の方が大切だし、人間として、修行をすることの方が大切だったのです。
最近の私は昔を知っておられる方、または、動いている実像を知っている方から見れば、『ずいぶんと、大きな顔をしているな』と言うことと成るのでしょう。だけど、情報や知識を得るのには、お金もかかるのです。私は実は大正時代の言葉で言えば、一種の高等遊民でもあります。
でもね。そのお金をくれた父は、許容しているとか、喜んでくれているという確信があります。
父もまた、考えるのが大好きな人でした。しかし、パーキンソン氏病にかかり、リハビリのために社交ダンスを、週に、5回も行っていたのです。公共の施設のクラブに三回。私塾に二回。そのうち、2回は母と一緒でした。デモ、パーキンソン氏病があるために、駅で転んだときに、とっさに手が前に出なかったのです。そして、全体重を額で受け止めたために脳挫傷を患いました。
それで、口が利けなくなったのですが、よれよれとした字で、文章を書いていました。それは、母や、私たちに告げる、言葉と言うよりも、自分の思考を書き留めたいという願いだったでしょう。もしあのころ、まなざしだけで、キー入力ができる、ホーキンス氏が使用していたようなパソコンがすでにあって、父がそれを買っていたら、父は思いをいろいろ、エッセイとして残したと思います。
しかし、家庭裁判所で、開いた遺言書(不動産があるので、正確に3分割できないので、長男優先と言う遺言書を書いていた)を書くのだけは、やっと間に合ったと母が行っていましたが、思いを文章に残す事はできませんでした。
世の中には2種類の人間が居ると思います。心理学的なこと、および哲学的なことを考えるのが好きな人と、同じレベルの脳みそを、違う方向で使う人と。専門分野の考察で、忙しい人はいっぱい居るでしょう。たとえば、コンペに向かう建築家など、とても、忙しいはずです。
新しいゲームを創作中の、青年だって、忙しい。脳を酷使しています。でも、そういう人がお風呂に入っているときに、人間関係の損得だけを考えているか。それとも、「人間って何のために生きているのだろうか?」と考えているかで、二種類に分けられるのです。この2種類の人間はお互いに相容れないところがあります。近隣トラブルなども、においとして、そういう差を感じ取って毛嫌いするところがあったり、馬鹿にしたりするところから、発生する可能性はあります。親族の中でも、差や違いができたりします。とても難しい問題です。
デモ、父と私の間には、似ている人間として、私の方が父を理解している部分がありました。それを、父が生きているときには言葉で表明してあげていないのが、申し訳ないというか、残念ではあります。だけど、自分は必死になって、父のレベルより、自分をテクニック的に上に持っていっています。本を自分で出版できたり、ブログを書いたりするのも、技術がないとできないことであり、
また、読者の方に、読んでもらえるような話題で、書くためには、人生経験が豊富でないと、いけません。資料をあさって書くという道もあるでしょうが、私はそんな事はまだるっこしくてやっていられないのです。ただ、脳の中にある記憶だけで、書いています。で、記憶が豊富でないと駄目です。その記憶を豊かにするために、父からもらったものを使ってしまいました。
しかし、両親のうちで、残った母からもらったお金は、その後が無いので、とても大切です。
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副題8、『母が、余りに、株に対して造詣が深いので、私は実は萎えていたのだった』
父から遺産としてもらった株も、実際には母が運用管理していたものでした。母は女学校を出ただけの人でしたが、その父親や兄や叔父がすべて、高商(今の商学部とか経済学部にあたるのだろう)出身なので、その種の才能があったみたいです。株は趣味でしたが、それでも毎日三時前後には、短波放送を聞き、方眼紙に自分でチャートを書いていました。その方眼紙のファイフが厚さ五センチになると新しいファイルを作っていましたが、大体4冊を、こねくり回していました。で、勉強を重ねていて、当時は、女性には許されていなかった信用取引を許されていました。
私の連れ合いの事は、非常に好きで、気を許していて、「また、株で損しちゃったのよ」とか言っていたそうですが、本当の子供である私に対しては、そんな弱気は見せず、常に強気の格言ばかり振り回していました。以前も書いたと思うのですが、「私がたとえ、大根一本腐らせたとしても、その間に、頭を使えば、100万円は違うのよと、豪語をしていました。
で、そういう母を19歳ごろまで見て育った私は、株とはとても時間とエネルギーを必要とするものだと思い込んでいて、ちゃんとやるつもりが無かったのです。だから、株とはお金に簡単に換えることのできる資産だというぐらいのものでしかなかったのです。
ところが、その母が老人ホームに入って、とても弱い姿を私に見せたりして、私にとっての、プレッシャーがだいぶ解き放たれてきました。その上、私はパソコンを利用してエッセイを発表をする生活をすでに、14年続けています。最初はメルマガだけで、2008年からブログも始めたのですが、そこで、書いているうちに、『あれ、自分は先が読めるぞ』と気がついてきたのです。
その上、他に収入の無い私には母がくれた株は最後の資金です。大切に使わないといけないなあと言う思いもあります。で、急に株に対して真剣に取り組み、2013年が始まってからもすでに、20回以上売り買いをしているでしょう。で、証券会社と、結構連絡をし合っています。
その中で、セミナーに誘われました。
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副題9、『結構株式付けの毎日なので、証券会社のお誘いに乗って、相続税の改変を、教えるセミナーに行って見た』
証券会社が主催する相続に関するセミナーなんて、2年前だったら絶対に行かなかったと思います。ところが、上に書いたようないろいろが重なって、私は行くことを決意します。
そこで、非常にびっくりしたことがあります。それは、知識としての税制改変に関することではないのです。
今までは、日本の家庭で、96%が相続税を払わないで、済んでいたのですが、これからは、ぐっと違ってきて、多くの家庭で、申告をして、相続税を払わないといけなくなるとのことです。そして、そういう風に増税したお金を、韓国の外貨の信用を支えるために、100億ドル、実質一兆円をプールして日本人は使えないのです、ひどい話ですが・・・・・そういうことに驚いたわけではありません。
驚いたのは例題として扱われたケースが、3億円の資産を持っている男性(または、女性)で、子供が二人居るケースだったことです。この三億円と言うのが、味噌中の味噌なのです。
無論、わが夫(男性)と、私が、三億円を持っているわけではありません。だけど、以前から、日本の中流の上の家庭は、3億円を持っているのではないかと考えていたことが、見事に証券会社のセミナーに現れたのでした。だって、あまりにもはずした金額では、聞く人が、身を入れ込めないでしょう。聞く人が、『ああ、私にも当てはまるわ。これは』と思うような金額設定として、三億が設定されているかもしれないということに驚いたのです。その額が高いか、高くないかと言う問題ではなくて、以前から、そうでは無いかと思っていたことが目の前で、あたっているらしいと、わかったことが衝撃でした。
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副題9、『女性が離婚するかしないかは、お金にかかっている』
尚、上で書いている海外修行の時代は、海外へ自由に行くために、日本に居るときも、逗子で一人暮らしをしていました。すると、夜が自由です。自分でも友達へ電話をかけましたが、向こうからも頻繁にかかってきました。
そのころは敵の存在などには気がついておらず、何もかも自由でした。
そして、私自身が輝くように張り切っていて、他人にも忠告もできるという事を疑わなかった時代です。
今はぜんぜん違います。忠告などできませんし、実際にしても、他人がいう事を聞きません。それだけ、あのころはオーラがあったということでしょう。しかも、14年ぐらいまえだったので、私も若かったけれど、私の友達たちも当然若かったのです。それで、皆さん、まだ、人生の残りの時間が多くあって、それゆえに、離婚を考えている人も何人も居ました。私が一人暮らしをしているので、離婚予備軍だとみなされていたこともあったと思います。
私自身のあのころを思い出すと、ただ、ただ、大芸術家になるつもりであって、そのためには専業主婦と言うか、夫や子供の居る身では駄目でした。だから、男性でも女性でも、何らかの道で、一流に成ろうと決意している人なら、別に結婚をする必要はありません。独身でいいのです。ただし、お金に、確かなルートがあって、キャッシュフローがあることが必要です。
必ず、収入があることが必要です。毎月、決まった収入があることが必要です。
ただ、それを説明するのが難しいです。聞き手のプライドを傷つけないで、どれほど、収入が流れていることが大切かを説明するのが難しいです。
で、その説明のために、三億円を持ち出していました。「あのね。今普通に暮らしているあの人、この人を思い浮かべてみましょう。彼らは、資産として、3億円を持っているのよ。そして、ごく普通の生活がそういうお金の支えで成り立っているの。あなたが離婚をすると、その3億円で、支えられていた、あなたを見る目と言うのが失われるのよ。そうすると、今までよりも低く見られる。それに耐えられますか?」と、言うのが普通でした。
デモ、そのころ、たとえ話として、また、忠告の効果を挙げるために出した、3億円と言う金額が、現実の社会で、本当は普通の金額らしいと知った事は、本当に大きな驚きだったのです。
それじゃあ、「孫の養育資金は1500万円までは無税にします」と麻生さんが言うのも効果が在るのでしょう。なるほど。驚いた。
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副題11、『山口恵似子さんは、独身がいいのですよ。そして、お金がすべてではないのです』
ここで、冒頭に戻ります。松本清張賞、受賞者、山口恵以子さんが、NHKテレビで私生活を取材させていたのを見ると、どうも独身のようです。だけど、これから小説家として生きていくおつもりなら、独身でいいのです。将来大金持ちになったら、秘書とか、マネージャーの役目をする、人間と、一緒に共同生活をする可能性はあるし、
恋に落ちて、結婚にいたることもあるでしょう。だけど、今は、これでいいのです。
たとえ、社員食堂のおばちゃんと言う、見栄えの良くない勤務でも、正社員に採用されて、毎月のキャッシュフローができたのは、彼女でなくても、・・・・・そうですね。この私にも・・・・・どんなに、うれしいことだったか、よく理解できます。
そして当たり前のことですが、お金をたくさん持っていることが幸せにはつながらず、彼女のように、松本清張賞を受賞と言うハレの場面に遭遇することは、普通の人には、なかなか訪れることが無い幸運なので、大金を出しても買えない幸せと言うものがここにあったと、人々に知らせたという意味でも、大変、良いお話として聞きました。
ああ、三億円。たかが3億円。されど、三億円。もし、あなたが平凡な人生を望むのなら、それを、普通に持っているはずらしい金額です。ただし、それを持っていてもラッキーな現象に出会えるかどうかはわからず、幸福感に満たされるとも限りません。
デモ、平凡な人間にとっては、結婚は老後に向かう一種の保障だし、お金も一種の保障ではありますね。
実は、この文章は最初にタイトルにあげた親孝行の問題にまで、進むつもりでしたが、3億円と言う数字がでてきたここで、一応終わりとさせていただきます。
尚、これは、まだ未完成ですが、恒例にしたがって、このブログへの伸べ訪問者数を入れておきます。2010年度から数え始めた数は、1682690回です。
誤変換が残っているとは思いますが、一応署名と日付を入れておきます。
2013年6月25日から書き始め、27日の早朝に書き終える。
雨宮舜 (本名 川崎千恵子)