おはようございます。
気が付いたら3時になっていました。日ごろの疲れもあると思いますが、抗アレルギー薬…僕は眠くなるのですよね。
さすがに更新するのはやめて、寝ました。
紹介したかった記事はこちらです。
タミフル、患者の2割が「飲み残し」
1月19日21時19分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100119-00000007-cbn-soci
健康日本21推進フォーラムが実施した調査によると、タミフルを処方された患者の約2割が、インフルエンザの症状が改善されたことなどを理由に自己判断で服薬を中止していた。タミフルの服用期間は5日間で、症状が緩和されても飲み続ける必要がある。
調査は昨年12月19-22日、過去1年間にインフルエンザにかかったことがある20-60歳代の男女500人(男性250人、女性250人)を対象に、インターネット上で実施された。
調査結果によると、「どのような薬を処方されたか」(複数回答)については、「タミフル」が61.6%で最も多く、これに「覚えていない」18.2%、「リレンザ」17.6%、「処方されなかった」3.6%、「その他」2.4%と続いた。
「処方薬について説明を受けたか」(複数回答)については、「医師から受けた」が71.1%で、以下は「薬剤師から受けた」56.3%、「説明文書を受け取った」33.5%、「何の説明も受けなかった」4.3%など。説明の内容に関して、「薬の服用を継続する日数」の説明を受けたと回答したのは70.3%だった。
また、「タミフルは5日間飲み続ける必要があることを知っているか」を聞いたところ、「知っていた」が70.5%、「知らなかった」が29.5%だった。
5日分のタミフルを「飲みきった」割合は80.8%なのに対し、「飲み残した」人も19.2%いた。内訳は、「1-2日分飲み残した」が15.9%、「3-4日分飲み残した」が2.3%、「まったく飲まなかった」が1.0%だった。 飲み残しの理由については、「症状が改善されたから」が40件で最も多く、「副作用が出た、副作用が心配だったから」(6件)、「飲み忘れた、面倒になったから」(5件)などと続いた。
健康日本21推進フォーラムの中原英臣理事(新渡戸文化学園短期大学長)は、今年3月までに1200万人分が処方され、2割に当たる240万人の患者が1日分を飲み残した場合、「約15億円の医療費の無駄(患者の自己負担額を含む)が出る」と指摘している。
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昨日(記載を変えましたw)、外来に来た方も飲み忘れが多く困った患者さんです。
多発性骨髄腫で「サリドマイド」が著効(Very good PR~CR)しているためやめられません。サリドマイドはさすがに忘れないのですが、ほかの薬の飲み忘れが多く、いつも残薬調整をしています。
タミフルは先日、近医で処方された患者さんが「症状がなくなったので3日で飲むのをやめました」と言っていた方がいました。
あまり使うことのない薬は家に残薬として取っておいても、患者さんが二度使うことはめったにないと思います。何の薬かわからないと思いますので…。
第一、いつの薬かもわからないでしょうし。 こういう薬の量を減らすこと。まさに無駄を減らすことも重要だと思います。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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豊かな国になったからなんでしょうか。このような無駄が増えてきているのは…。
それでは、また。