こんばんは
自宅に帰ってきて、娘と一緒に公園に行ったりしておりました。娘が「大きなお家が欲しい」と言っていたのと、以前より家を買う話があった(何度か住宅展示場には足を運んでいました)ので、本格的に自宅の購入に関する相談に行ってきました。
妻が欲しいと言っている土地とそれに見合った建物を買うと・・・(汗
「頑張るしかないか・・・」と思っているところです。まぁ、大丈夫でしょう。できると思ってできないことはない・・・と僕はずっと思っています(笑
さて、インターネットを見ていたら、こんな記事に気がつきました。
現代ビジネスです。
広がり続ける「病院格差」 医者のレベルはこんなに違った
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171224-00053812-gendaibiz-bus_all&p=1
12/24(日) 11:00配信
研究熱心な医者と不勉強な医者、経営状態のいい病院と赤字の病院――どの医者に診てもらうか、どの病院に行くかによって寿命が変わる時代がやってきた。拡がり続ける「病院間の格差」を徹底レポートする。
「糖尿病専門医の立場から言わせてもらうと、他の病院から来た患者さんのカルテを見て、この医者は知識が乏しいなと感じることがあります。なんで初診の患者さんに、いきなり3種類もの薬を出しているのかと、首を傾げたくなることもある。
特に最近は医学が細分化されてきたので、内科医の場合、最新の医療知識に追いつけていない医者も少なくない。それにより、患者さんが不利益を被っているのです」
(中略)
医学の最新情報をフォローし、常に知識をアップデートしている医者と、勉強せず昔の常識のまま同じ治療を続けている医者では、当然、治療結果にも差が出てくる。
医者は常に勉強することが求められる。だが、すべての医者が勤勉で高い意識を持っているとは限らない。
知識レベルが低い医者にかかったために、いつまでたっても治らず、より悪化したり、最悪の場合、死期を早める可能性もある。患者にとってはたまったものではないが、いまの時代、「どの医者を選ぶかで治るか治らないかが決まる」と言っても過言ではない。医者を見抜く目が患者にも求められているのだ。
(以下略)
この記事の全てが正しいとは思っていません。ただ、本質はついているかもしれないとは思います。
僕も自分の専門分野以外を全てフォローするのは無理だと思っています。専門分野ですら「広く、そこそこ深く」と言っているぐらいですので、他の分野で自分が追いついていないことは自覚しています(と言っても、結構勉強はしていると思いますよ。これが最新かがわからない・・・というよりはガイドラインは最新ではないので、一定レベルで改善がなければ専門医・・と思っているだけです)。専門分野でも学べば学ぶほど最新の知識はまだあると思っているのに、自分の専門分野以外まで手が回らない。それを自覚して患者さんの治療に当たれば、致命的なミスはしないと思っています。
本当に細分化されてきて、全てを最新知識にするのは難しいということは診療を行う上で大きな問題です。ただ、その自覚があればガイドラインレベル(標準レベル、最低限のレベル)までは持っていけるはずだと思います(僕は一応、セルフリミッティング:「勝手に治る」疾患で、「症状を抑える」治療をする「一過性」のもの以外は確認します)。
しかし、たまにですが僕は専門外の分野でも「なんでこんな治療をしているのか?」と思うことがあります。そんな病院が多いとは思いません(本文中で大病院が多いようなことを書いていましたが、クリニックも多いと思いますよ。アップデートされていない医師)が、確かにそういう医師がいます。
当初はよくわからない治療をしている患者さんを見ると・・・「最近の治療がそういう風に変わったか?」とガイドラインなどを確認したりしますが、やはりそうはなっていなかったり・・・。
先日も「HbA1cは7.6%くらいでずっと横ばいです」と言っていた40代の患者さんを見て、「40代前半だったら7.0%は下回ってくれ(そのラインが糖尿病の合併症が止まるラインですので、若い患者さんならば目標はそこを下回るくらいにします。7.6%で満足して、そのまま放置されると20年後くらいに困るかもしれないので)」と思ったり・・・。
(70~80代ならシビアなコントロールはしなくて良いかもしれませんが・・・)
責任感という意味では・・・数年前ですがHbA1cだけひたすら3年間、3ヶ月おきに測っていたが、他の数値はフォローされていなくて、何がいつから悪かったかがわからない患者さんがいました。結構前から症状はあったようですが、「医師には伝えていたが、ただその数値を採血するだけで、他には何もしてくれなかった・・・」と。その時は「糖尿病は落ち着いていますし、大丈夫ですよ」と言われたと言っていましたが、糖尿病が変化していないならば、他のことを疑わないのかと思いますよね・・・(汗
また、どこかのクリニックにかかっていた患者さんが予想される副作用に関する採血をしていなくて、急変して救急部に救急搬送されていた患者さんもいました。
全員が全員とは思いませんが、確かにそういう医師がいます。それが淘汰されないのが今の医療体制だと思います(医師が不足していれば、不勉強な医師も淘汰されずに生き残ります。今はその人数もいないと医療が回りません。今の日本には必要な医師です)。
血液内科分野でもボルテゾミブが出た時代(数年後)にMP療法をやっていて「これ以上の治療はできない」と患者さんに言っていた医師については「どうしてアップデートされていないのか」と思ったりしました。というか、腹が立ちました。
自分がアップデートできていない話は、自分の限界点を決めて紹介するなりなんなりしたら良いと思うのですが、そういう医師に限ってなかなかそういう判断ができなかったり。
ただ、ずっと勉強を続けるというのは難しいことなのだろうと思います。特に仕事の内容が変わってきた場合・・・。例えば患者さんの診療中心から、研究や病院などの管理に回っていけば、自己研鑽の時間は減ります。年齢が高くなればなるほど体力はなくなります。疲れやすくもなるでしょうし、家族サービスもしなくてはいけないでしょうし。
僕自身も来年は40歳を迎える年になりますので、今後も「広く、そこそこ深く」・・・というポジションで行くのか、何かを掘り下げるのか・・・悩むところです。そしてどこまで頑張れるか。
まぁ、夢を果たすまで頑張るのでしょう・・・・。
満足したり、諦めたら終わりということで・・・(笑
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。
妹ちゃんも表情が出てきたかしら?
親子でクリスマスって 思ったより期間短いですよ。
小学校も高学年になると お稽古事や塾やお友だちとのクリスマスが優先になりますし。
大切な貴重な時間だと 後にならないとわからないものです。
私のお父サンタは勝手な人でした。
サンタさんに キティちゃんをお願いして靴下を置いて眠ると、起きたら図鑑セットだったり地球儀だったり、セサミストリートやディズニーの英語のLPレコードだったり‥。
オルガンやピアノは ありがた迷惑でしかなく。 今になれば価値とか考えがわかるのですが 私はぬいぐるみかプラレールが欲しいのに~ とムクレたものです。
最後のクリスマスとなった 亡くなる2週間ほど前は「父さんもう、ケーキもお酒も飲めなくなっちゃったよ」と寂しく笑い 痛い苦しいは一言もなかったけれど どの姿勢もしんどい とだけ。
プレゼントに好きなものを買いなさい って2万入った封筒をもらいました。
8年たちますが、まだそれは手をつけられません。
父の愛情は深く重い。
なぜあの時 もう少しやさしく、体さすったりしてあげられなかったかと今も悔やんでおります。
最近の内科系は実に細かすぎて、血液にいくと「腎臓のことはなんとも‥」となり 腎臓内科では「CMLとか遺伝子医療には詳しくなくてごめんなさい」となります。
クリニック医師は比較的満遍なく、CMLにも気づいてくれたのですが 「あとはそっちの専門医の先生に聞かないと」 になってしまう。
なかなか難しいですね。
ちょっと容態がおかしい時に、予約制に割り込めないし 延々予約外で待つのも‥。
なので開業医に行く。 開業医では判断しかねる。
うまく連携できたらそれに越したことはないのですけれど。
で
できれば血液内科医が増えて 市中病院にも血液内科があればずいぶん便利になるのだけど、といつも思ってます。
これからもし 市中病院で透析なんかになるなら尚更に。
どっちの医師に聞けばいいのか、とか 病院行くほどか となるとみんなネットで調べちゃいますよね。
何を信じていいのやら‥。
「浮腫にはカリウムを」を真に受けて 担当医に注意されちゃいました。
数値も ネット情報に翻弄される方が多いんでしょう。 ネットも善し悪し です。
新しいおうち、いいですねえ。
展示場もいいけれど ご夫妻で近所を散歩しながらいろいろ沢山の戸建を見るのもアリですよ。
今時の新築は意外と窓が小さい・あんなベランダがいい 等々 お互いの好みや希望もわかりますので。
あと ハウスメーカー(展示場)のパッケージだと バストイレやキッチンは標準品はガッカリだったりします。 展示場のはオプションなので つい「あれのがいい」となり、どんどん別途料金がかさみ予算オーバーはよくあることなんです。
粘って交渉して、予算内で出来るだけいいモノを。
背負うものが大きく重いほど 男性はやりがいが出て頑張れるといいます。
夢と希望のあふれたクリスマスと年越し、いっぱいお姉ちゃまをハグして暖かくおすごしください。
おはようございます。コメントありがとうございます。
クリスマスもクリスマスイブも家族で過ごすことができました。来年は購入した家で過ごせたらいいなと思っています。
僕の両親は早いうちから「図書券」などに誕生日プレゼントが変わっており、それで自由に本を買っていました。それ以外の記憶がないです(笑
父親の愛情を僕も子供達にわかってもらえるようになればいいなと思っています。
内科のクリニックの先生は「何かに気がついて、適切に紹介する」ことができれば十分です。問題はそれに気がつくこともできず、患者さんの訴えにも耳を貸さず、本当に悪くなるまで放置する医師です。
「もっと早く紹介できただろう!」と思うことがあります。
血液内科医が増えれば良いのですが、内科系では最も少ない医師なので、なかなか・・・。まぁ、これから人気が増えることを祈念しておりますが。
ネットの情報は「一般的」なもので患者さん個々を見ていないので、全て自分に適応させてはいけません。確かに今の腎機能だと危ないです(汗
ぜひ、主治医の先生とよく相談なさってください。
背負うものがかなり大きくなりましたが、頑張って対応していきたいと思います。
また、コメントいただければと存じます