おはようございます。
4月に入りました。新しい職場に移って一年が過ぎました。
1年もあっという間でした。
1年間で、自分のペースというものができてまいりましたので、この範囲内でできるだけのことができればと思っています。
基本的に臨床、教育、研究の3本の柱があるわけですが、臨床は当然ながら教育に力を入れたいとずっと思ってきました。それはいまでも変わりませんし、できるだけ良い医師が育つ役に立てればと思っています。
今年度は研究なども少しずつできれば・・・。
新年度というと昨年の僕もそうですが、新しいメンバーが増えたり減ったりする時です。
うちは3年目の先生が新しく増えますので、新メンバーの先生がより高いところにジャンプできるようなトランポリン型(踏み台よりも弾みがつく)の指導医でありたいと思うところです。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
それでは、また
それでは、また
エイプリルフールでもありますね。
「令和」一色でみんなそれどころではない雰囲気でしたけれど。
私には平成の間はずっと 病気に付きまとわれた歳月でした。 逃げても逃げても追ってくるというか、1つ安定するとまた何かが来て。
平成の最後がついに透析とトドメをさされた感じで なかったことにしたいくらい。
バブルで始まりいい思いや楽しいこともあったけれど、トータルがマイナスでした。
考えたら平成元年の今頃にヒドイ扁桃腺炎で半月ダウンしたのが負の序章かな?
乏尿になり入院も勧められたのに そんなに休めず這ってでも仕事行かなきゃ ってのが良くなかったと悔やんでおります。
アナフィラキシーで一命をとりとめ CMLになったけど光が見えてきた。
片目が視神経炎で真っ暗になり絶望したけれど まあまあ回復したり、なんやかんや「生かせていただいた」んだなー と医療に感謝をします。
令和を何年間生きていけるか、もう次の元号は見れないか。
いろんな思いがよぎります。
アンフェタ先生はもう 教える側ですね。
トランポリンかあ‥。
いきなりじゃ膝傷めます(笑)。
逆上がりが出来ないときに グッとお尻を押してくれるような指導者でいてください。 若い医師たちが憧れるような やさしく頼もしいいい医師。
透析室ナースとしゃべってたのですが
「血内のA先生、やさしくていい先生だよね」「話し方がソフトだし私たちナースにも丁寧なんだよ」「上からな態度じゃなくてナースにも誰にも穏やかでやさしいの」
と言われてました。
ナースにとってのイイ先生ってそういうことなんですね。
逆にいえば 横柄な医師が多いのかも‥。
血液患者で いつかアンフェタ先生が育成した医師に出会うかも知れませんね。
それまで長生きしなくちゃ。
で 恥ずかしく情けない失敗をやらかして。
タシグナが薬局で9錠ほど在庫がなく あとからもらったはずがどこをどれだけ探しても ない。
ないナイ(泣)。
うっかり捨てちゃったようで 顔面蒼白になりました。
10日近くなら飲まなくても大丈夫でしょうか? それとも 合間に飲まないでつないでいったほうがいいですか? 2日飲んで1日休んで、みたいなサイクルで持たせるとか。
本当にお恥ずかしい質問で申し訳ありません。
どうするのがベターかお教え頂けたらありがたいです。
よろしくお願いします。
新しいおうちのお引っ越しもあります。 平成最後の1ヶ月、忙しくなりそうですね。
お嬢様も年中さん、残り少ない平成を充実していきましょう。
おはようございます。コメントありがとうございます。
令和なんですね。SやHで始まるものではないと思いましたが、Rが来るとは・・・。
誰かが書かれていましたが、R1、R2・・・R15, R18とかってなるなぁと。まぁ、どうでもいいのですが。
平成もいろいろありましたが、令和がより良い日々になることを僕も祈念したいと思います。
トランポリン型・・・。確かに慣れないうちは怪我しそうですね(汗
僕も基本的に厳し目と言われておりますが(性格は優しいと思うのですが、求めるものが厳しい)、いろいろ制度も変わりましたし、より優しくいければと思います。
昔から「いろはを教えて、あとはアレンジして」とか、「型を作ってから無形に行く様」に仕向けております。
タシグナの件ですが、本来1日2回投与の薬ですのでそれを1日1回隔日投与にするのは心配です。
女王様さんはもう少し良い状態を作れた方がベターなので、可能であれば病院で追加処方だけでも受けていただくのが良いのではないかと思います。
10日飲まなかったからすぐ再発するものではないのですが、良い選択肢は薬をもらうことかなと。
また、コメントいただければと存じます
お薬って 2~3日早くもらいに行く分には構わないけど 以前血圧の薬をなくしたときに「保険では出せない」とか言われまして。
マル障なら余計厳しくチェックされますよね多分。 とはいえあんなお高い薬を自費じゃムリですし‥。
ちなみに今 タシグナは200を1日1錠です。
腎臓が悪いから少なめからスタートしよう、となり 200でも0.01ウロウロならこれで行こうとなったわけです。
非常用に確保するために 大学病院のころ少し多めにもらった分を引っ張り出して 33錠あります。
次の外来が連休明けなので 週1日飲まない計算ならぎりぎり足りるかな?という感じなんですが、よくない、ですか‥。
とすると 外来予約を早めに変更してもらうしかないですねー。
改めて 不注意を猛省しております。
新年度になり キラキラ女医が後期3年生となり外来もたせてもらうので 透析担当医から外れることになりました♪
新しく透析担当医になる後期一年生の男性医師が来て挨拶をしました。
透析は よく言えば腎内の登竜門で、悪く言えば治らない末期患者の巣窟だから新人でいいってことかな? と思ったり。
透析にならないためにあの手この手と外来で治療を進めるから ベテラン医師が必要なんでしょう。
呼吸器は呼吸器で 以前の担当医が大学からお戻りに。
地方の中核病院は医師が足りないから 戻されちゃったんですね。
研究をしたいと退職のときに言ってたので 不本意な着任でしょう。
ままならないのが医局の医師の性ではあるけれど
そういうところも医師の厳しい点ですね。
寒の戻りのせいか 私も腰に来ました。
股関節に来たり腰に来たり、その度にボルタレンカプセルに依存したのも 腎臓に悪影響だったかもと。
アンフェタ先生がコメント欄廃止じゃなくてよかった。
感謝しております。
今後もよろしくお願いします。 私もずっと応援してますので。
こんばんは、コメントありがとうございます。
先日、なくしたわけではないのですが、間違えて多く飲んでしまったと薬をもらいに来た患者さんがいました。とても重要な薬ですので、「気をつけてください」と言って普通に処方しましたが、厳しい医師は厳しいですよね。
週に1回くらい飲まない日があっても大丈夫かもしれませんが、良いとは言えないのが医師の立場です。
キラキラ女医さん・・・担当から外れてよかったですね(汗
どうしても合う合わないはありますので。
透析管理は若手の医師がついていることは多いかもしれませんね。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
また、コメントいただければと存じます
自分的には、子供は、諦めて、早く治療をした方が少しでも良いんじゃないかと思うのですが、先生の見解を、教えてください。また、上の子をかかえ、タシグナを、産後のみだして副作用と戦いながら、子育ては、可能なのでしょうか?
不安でたまりません宜しくお願い致します。
おはようございます。コメントありがとうございます。
妊娠中のどの時期か(妊娠8週前後の期間形成期)にもよりますが、インターフェロンで対応するというのは一般的なことになります(医学生の試験にも出るかもしれません)。
インターフェロンは催奇形性(胎児への影響)は基本的にないとされています。実際にタシグナなどのTKIでどの程度の影響があるかと言われると0ではないため推奨されていませんが、妊娠に気がつかずに飲んでいたものの妊婦・児ともに問題なかったという報告も多くあります。
慢性骨髄性白血病は急速に進む病気ではないので、主治医の先生の提案がもっとも多くの医師が選択する治療方針だと思います(僕も同じ状況なら提案します。あとは白血球数や他の状態:socal スコアなどを考慮して考えます)。
あとはりんさんがどのように考えられるかになります。妊娠中に診断というあまり無い状態での発症だと思いますが、逆に一定数の患者さんはそういう状況で発症されています。そのため教科書的な対応が決まっています。その数だけ多くの患者さんが子育てもされているということになります。
僕は基本的に可能と思いますが、あとはご本人次第だと思います。
また、コメントいただければと存じます
妊娠時には、CMLを、発症していたと思うのですが、産まれる子供には、リスクはないのでしょうか??
夫婦の決断としては、諦める可能性が高いと思うのですが、やはり赤ちゃんのかわいさを知っている分産んであげたいという事がふっと、頭をよぎります。。。体力面、経済面、薬がもしあわなかったら、出産時もし、血液がとまらないなど、リスクがでてしまって、それで死んでしまったら…。など不安です。。。いまの医学とても発展しているので、そんな事は、ないのだと思うのですが、、、この決断が正しかったのか、間違いだったのか、本当に、難しいです。もし、先生の奥さまなどが、同じ立場だったら、どういう決断をされますか??
こんばんは、コメントありがとうございます。
CMLくらいというわけにはいかない病気だと思いますが、今では5年生存率90%を超える疾患で、将来的には薬の内服が不要になる可能性はあります。
確率論だけであれば25%程度の人にdrug offができる可能性は、今の時点でもあります。
一般的に医師は助けられる命は助けたいと考えて行動します。母体が優先順位が高いのは確かですが、胎児であっても助けられるのであれば助けるのが普通です。
他の病気(急性前骨髄球性白血病など)であれば堕胎をお勧めしたと思いますが、CMLであれば対応方法がありますので基本的には治療をしながら出産を目指します。
ただ、それは医師の考え方で、治療費などを含め先々のことが不安であり、子供の教育なども含め対応できないと判断されるのであれば、諦める判断もあるかと思います。それはご家族が決めるべきことだと思いますので、主治医でもない立場ではそれ以上のコメントは難しいです。
一般的に80歳以上の方でも普通に治療ができますので、薬が合う合わないはあるかもしれませんが、体力面などは気にしなくて良いと思います。
慢性骨髄性白血病の細胞は「機能は正常」です。すなわち止血能力も抵抗力も高いわけです。出血が止まらないというリスクは低いです。
この病気は「BCR-ABL」というがん遺伝子によりおきますが、がん遺伝子は遺伝しません。無秩序に増殖する遺伝子が胎児に遺伝したら、正常な発育が起きることはありません。
僕の妻がどうなるかという話であれば、妻の考え方によるかと思いますが、基本的には闘病しながら出産だと思います。ただ、そこは妻の考えが一番であり、僕の考えが優先ではないです。
同様に闘病する方々が考えるべきことです。突き放すようで申し訳ございませんが、医学にも人生にも「たら・れば」はないです。自分の選択が一番だったと信じて対応していけば良いと思います。
もし、諦める判断をされるのであれば、病気の発見に繋がった妊娠です。お子さんのことを感謝して、「私のことを助けるために宿ってくれた」と考えてあげるしかないのではないでしょうか。逆に闘病しながら出産するのであれば、それも夫婦の決断だと思いますので、周りが全力でサポートするしかないのだろうと思います。
勝手なことばかり申し上げ、申し訳なく思っております。
また、コメントいただければと存じます
りん様へ。
同じCMLの先輩として、女性の先輩として 私見を述べさせていただきます。
率直に おめでとうございます。 赤ちゃんはママを選らんでお腹にやってきます。 尊い命ですよ。 諦めたら生涯悔やむしつらくなります。
赤ちゃんは決して不幸を連れては来ません。
私は若いころにすでにいろいろ薬を飲んでいたし、腎臓病は妊娠中毒を起こしやすいと主治医に言われ「作らない」選択をしました。
今になって後悔というか 残念に感じてます。 自分が病気になったからこそ 頼りになる子がほしかったなあ と。
CMLも貧血でしんどい日もあります。 病院は1日掛かり。
だからこそ旦那様と相談してきちんと理解と協力を得て、一緒に前向きに闘ってください。 上のお子様にも、わかる年になったらお話しをして 力になってもらいましょう。
ご両親さまやお身内、病院の相談室とか保健師さんとかいろんな方に相談したり福祉を利用したり、みんなの力を借りましょう。甘えていいんです。
アンフェタ先生もいろいろ教えてくださいますよ。
私は来月でCML6年生になります。 副作用で薬を減らしたり休薬したり モタモタしたけど5年生きてます。 やっと数値が低値安定に。
長い道のりですから焦らず前向きに進んでください。 お金はかかりますが高額医療券がありますし、年間4ヶ月以上になるとさらに半額になります。
とにもかくにも まずお体を大切に。 4~5年たったときに笑い話になっていますように お幸せな決断を心からお祈りしてます。 お互い頑張って行きましょう。
差し出がましい横入り 失礼いたしました。
おはようございます。コメントありがとうございます。
闘病されている患者さんからのコメントはありがたい限りです。
また、コメントいただければと存じます