こんばんは
今日は雨でしたね。朝の段階で午後から雨だったようなので、自転車通勤を止めてバスで行ったのですが正解でしたね。ただ、帰り道の途中でちょうど雨がやみ、傘をたたんで帰っていたのですが・・・。
目の前を小学生と思われる数名の子供が歩いていました。横を通過しようとした途端・・・
ぶぅーん
いきなり傘を振り回す子供w
思わず傘で受け止める。
チャンバラのような体制になったとき・・・子供は
「あっ」
と言って、口を丸くしておりました。それはかわいいので良いのですけど、子供の動きは本当に読めないw
本日は「週刊ダイヤモンド」の「医師の秘密」という特集号に関してです
http://dw.diamond.ne.jp/contents/2012/0211/index.html
内容に関してはP30~89までありまだ読み切れていないのですが、ネット上に一部公開されていましたので紹介します。
http://diamond.jp/articles/-/15993
医師は負け組にならない職業?
過熱する人気の陰でひずみも
今、医学部を目指す若者が増えている。以前から、地元高校エリートの有力な進学先だった国公立大学の医学部に加え、近年、学費だけで数千万円単位のカネがかかる私立大学医学部を志望する生徒も右肩上がり。その数は、この四半世紀で3倍以上、総志願者数は7万9836人(延べ人数)にふくらんだ
なんといっても医師は、“負け組にならない”職業だ。
景気の長期低迷が続き、多くの企業で給与カット、雇用削減が実施され、かつての一流企業でさえ消えていった。だが、医師は今もステータスやトップクラスの給与水準を維持している数少ない職業の筆頭に挙げられる。職種別の平均年収では、医師に続く1141万円だ(弁護士に続くの間違いだと思います。39歳平均です)。
しかも、医療の市場は拡大している。バブル崩壊以降、GDP(国内総生産)が伸び悩む一方、国民医療費は右肩上がりが続いている。2009年度の国民医療費は前年度プラス3.4%で36兆円を記録した。
過熱する医師人気の陰でひずみも生じている。
医学部に生徒が合格すれば、高校や予備校の評判が高まるとあって、本来、医師志望ではなかった“できる生徒”に医学部を勧めるようになった。
本来、医師は高い志やコミュニケーション能力が要求される職業だ。だが、偏差値偏重の今の制度では、協調性や思いやりに欠ける生徒も入学してくる。
こうした人びとは、チームワークが要求される医療の現場には不向きだ。研修医が手術の途中で「終業時間だから」と、帰ってしまった例もある。ある研修医の受け入れ病院では、面接に精神科の医師も同席して「人物」の判定を行っているという。
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一部突っ込みどころもあるのですが、医学部志望というよりは偏差値が高かったから…という人がいるのは確かだと思います。そういう人たちがきつい診療科に行くかと言えば、そうではないような気もします。もっとも、医学部に入って面白いと思って頑張る人も大勢いると思いますが。
イメージとはまるで逆
過酷な勤務医の労働実態
医学部人気、高い給与や市場成長を示す数字とは裏腹に、勤務医の実態は過酷を極めている。
「一部の医師にかかる過剰なまでの負担が、今の日本の医療を支えている」──。
都内の大学病院で准教授を務める柳澤泰久氏(仮名)は憤る。それもそのはず、日常は激務の連続だ。手術日ともなれば、朝7時半には出勤して、8時半から手術。部下の執刀にも立ち会って、昼食は売店で買ったアンパンを牛乳で流し込む。
昨今は診療以外の仕事も増えた。「多くの時間を取られるようになった」と感じるのは、治療の方法や方針を患者に詳しく説明して同意を得る作業だ。インターネットで簡単に情報が取れるようになり、患者の意識が変わった昨今、インフォームド・コンセント(説明と同意)は必須となった。
近年、治療結果に納得しない患者から、医師や病院が訴えられるリスクも高まっているため、さまざまな書類作成に取られる時間も増えた。電子カルテの普及で、空いた時間にまとめてカルテを記入するといった効率化もできなくなった。
大学教員の場合、日頃の診療に加えて授業や研究も大事な仕事だ。睡眠時間は3~4時間という「医者の不養生」を地で行く生活を続ける教員も珍しくないが、「患者を診ているだけだと疲弊する。だから授業や研究があるほうが精神的に楽」という声も多い。
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僕も大学で働いていた時は7時前後に病棟に現れ、入院患者全員の昨夜からの病状を把握し(これをやらないと、急変率が上昇します。気付くのが遅れると後手に回るので、後手に回れば患者さんも不利益だし、僕らにとっても不利益です)、7時半から学生さんを引き連れて回診。9時ころに食事が取れたら頑張って食事をし(外来に患者とか、急患がいたらそっちが優先)、午前中に病棟の患者の検査結果の確認、検査結果から行うべき処置をし、研修医の中心静脈カテーテル穿刺(指導する院内の資格を取っている)、胸腔穿刺、骨髄穿刺などの指導に当たり・・・午後にまたがるものがなければ昼食。運が悪ければ、および外来の日は食事なし。で、午後は午後でそういった活動を行います。
血液内科は急変が多いので、おおむねいつもバタバタしております。ただ、ゆっくりできるときは・・・椅子に座って書類書いたり、レポートをまとめたり、いろいろチャンスを見てやっています。
で、もう一度夕方に回診をして、だいたい終わったころから患者さんや家族に説明しています。夕方の回診の時に「今の病状を説明してもらえますか?」と言われると、1時間くらいは時間を作らざるをえない。で…最後にまたチェックをして、夕食ですかね。帰る前に食事をするときもありますが・・・。
そのくらい忙しいです。日頃は・・・。
「大きな病気をしたときお世話になった」「血圧のクスリを近くの診療所にもらいに行く」「健康そのものなので会社の検診で会うくらい」……等々、医師との関わり方は人それぞれですが、冒頭にも触れたように、一般に医師という職業の持つ、イメージ、ステータス、収入は非常に高いものです。
『週刊ダイヤモンド』2月11日号の「医師の秘密」では、そんな医師の世界を、勤務実態や年収はもちろん、あらゆる角度から調査・分析して、医師という仕事の全貌を明らかにします。
また、取材や豊富なデータを駆使したコンテンツも満載です。
注目は、「有力5大学の系列病院」。大学の医局は、人事権などを通じて強く結びついている病院を抱えています。新医師臨床研修制度などの導入で、結びつきは弱まったと言われていますが、旧帝大などを中心にまだまだ力のある医局は存在しています。その実態を紹介します。
医師を目指すという人なら、医学部受験情報も必見です。難易度のランキングに加えて、研究力や医師国家試験の合格率など、入学後の実態がわかるデータを盛り込みました。受験雑誌には出てこない『週刊ダイヤモンド』らしい切り口でお伝えします。
こうした医師たちから名医を見つけるにはどうすればいいのか、謝礼の効果は?など患者の視点からの情報も充実。医療界、患者、受験生……、医師と関わるすべての人、必見の特集です。ぜひご一読下さい。
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雑誌を読むと相変わらず医師の偏在と書かれているのだが、偏在ではないと思うぞ・・・。自分で書いている中身を読んで、人が足りていると思うかと言いたい。
ただ、おおむね僕がさらっと読んだ限りでは、的はずれな感じではなかったと思います。
僕が医学部を受験したころは確かに私立の医学部の偏差値は低いところがおかったですが、今は大体どこも65くらいなんですね。
うちの母校、僕が受けたころは69とか70くらいだったのに少し下がっていますね。
そんなことを思いました。
もう一度読み直して詳細を書きたいと思ったら、感想を交えて詳細を書いてみようと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。