さて、続けていきます。
先ほど、「ZERO」の話を書きましたが…地震の関係のニュースに変わっていました。残念です。 再放送でもないかしら・・・・。
少し教育関係で寝ながら考えていたことを書きます。
「大学のみ研修プログラム変更可:突破口になるか?」でも書きましたが、これが単一化研修ではなくて「大学病院独自の研修プログラムを作れる」ということであれば、すごいことになります。
なぜなら、今の卒後臨床研修は…マッチング不参加のうちの大学など一部を除いて「お客さん」扱いであるのは仕方がない状況です。
うちは大学病院に所属する医師が足りない分(大学出身の医師が大学に戻れないですからね)研修医に依存している部分があるので、こちらとしては修羅場に放り込まれているようなものでやりがいはあるのですけど・・・。
先日の発表では「単一診療科研修」の可能性がクローズアップされてきましたが、少し考えてみました。
これを「大学独自の研修プログラム」とすることができるのであれば、学生実習の時からの連続として「大学が扱う時間が増える」可能性があるといってもよいのです。
すなわち、学生時代の臨床実習で「非常に高い教育」を行っていた場合、外の一般病院に人が流れるわけはないのです。
それも踏まえて研修医のコースも作れる。
ただ、それで大学以外の病院も同じように合わせてきたといっても、大学所属の場合は「うちの学生はこの程度のことができる人間が多い」というのが分かっているから合わせやすいですけど、一般病院では大学のレベルでまちまちになるでしょうから・・・。
先日、現実的な医療従事者の補充、医療経験を極力早く得ること、現在の「新臨床研修」が学生の延長であることから次のような意見をブログ上に出しました
CBTの存在なども利用して、こういった内容をうまく学生時代から利用できるようになれば、素晴らしい医学教育レベルになっていくでしょう。
そうすることで教育プログラムの大学ごとの違いが如実に表れて面白いかもしれません。
ttp://blog.with2.net/link.php?602868
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単科研修は僕は良いとは思っていませんが、きちんと学生時代に実習ができているのであれば不可能ではないでしょう。
そうか~そうすると大学選びも「臨床実習のやり方」から調べて選べるようになるかもしれないな・・・。そうすると面白いな~。
ただ、いずれにせよ「医学・医療教育」もこれから改善・発展させなくてはなりません。医局という存在にもこれからメスを入れていかねばならないでしょう。
そういうことを考えている僕が…今回、これだけ膨大なデータを持ちながら論文にきちんとまとめていないのも、いい状況かもしれない。
むしろ、天の配剤かな。
今のままではどうしようもない話かもしれませんが、前向きにとらえて学生実習のレベルからの改革を行えるのであれば・・いろいろな意味で突破口が見えてくるかもしれません
その突破口を切り開くためには・・・僕みたいな人間がしがらみを持たずにいることも重要だろうと思います。
さて、ここからはいつものようにニュース記事を探してから、記事を作ります。