ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

草の林にて考える皆さんです

2012-05-21 05:36:29 | 里山の役者たち
 夕方の草むらにもぐりこみました。 静かなるハルジオンさんの林の中へ。 風林火山の林の字のごとく。 なかなか見せ場をつくって下さるハルジオンさんです。 もともとは、観賞用にわざわざ移入された帰化植物。 その結果、最近では、日本の侵略的外来種ワースト100として、動向が注目されています。 どうも、薬のせいで、この草はどんどん強くなっているようです。 草を枯らそうとする人の知恵が、草の知恵に負 . . . 本文を読む

生きとし生ける歌を写さむと

2012-05-20 06:53:48 | 里山に捧ぐ
 今週の里山ステージです。 サルトリイバラ48さんのコンサートがありました。 元気一杯の青葉さんたちは、いいものです。 磨けば光るエメラルドです。 こちらのエメラルドは、お茶さんの青葉。 最近控えに回っているのが、惜しまれます。   拙宅の竹林にも、大物が控えて、足踏みです。 そろそろ衣替え。 この茨城、なんとか盛り返したいもの。 まだ青いサンショの実さんの粒つぶ。 背筋を伸ば . . . 本文を読む

紫色は初夏の野原のお宝です

2012-05-19 05:51:04 | 里山に捧ぐ
 ノアザミさんが咲きました。 緑が一段と深まるこの季節に、この色とは。 天の美妙な巡りに、うなるばかりの今日この頃。 まだ、堅く締まっているつぼみさんにも、完全無欠の天の造形。 ちなみに、ノアザミさんの花言葉のひとつに、「私をもっと知ってください」があるようです。 少しづつ開くというのが、ノアザミさんの生き方らしいです。 ホップ、ステップと来て。 やがて、愛でたいジャンプで . . . 本文を読む

カキツバタが咲いています Rabbitear irises are in blossom.

2012-05-18 06:30:20 | Welcome to SATOYAMA
ここは、田んぼの縁の小さな池です。 今、カキツバタが、満開です。 Here is a small pond on the edge of the rice field. Rabbitear irises are full-bloomed now. 昔の人々も、カキツバタをこよなく愛しました。 その花は神秘的な紫色で、花弁には、白いシンプルな模様があります。 それは、文学や絵画などの古典の . . . 本文を読む

樹の名を知って始まる歌です

2012-05-17 06:22:07 | 里山の言の葉
 おととい、都内の現場で、雨の中、オガタマノキさんを撮影しました。 コブシさん、モクレンさんと同じ仲間で、こちらは、これから咲くつぼみさんです。 常緑で、トキワコブシの別名の通りです。 花には、甘い芳香があり、フォーク歌手南こうせつさんが、バナナの香りと表現していました。 おとといの夜、帰りにラジオで聴いたのですが、こうせつさんは、樹木に詳しいです。 ご関心が深く、樹木への愛情が溢れるようで . . . 本文を読む

目に青葉のうるわしい野です

2012-05-16 06:23:55 | 里山に捧ぐ
 目に青葉の季節ですね。 朝一に田んぼさんを巡って、お堂の森を見上げています。 真ん中の黄緑色は、シラカシさんの新緑です。 昨日は、雨の中、都内で仕事でした。 こちらは、常磐高速上り線守谷SAの周辺部です。 丘陵の周辺部には、青葉の森がこんもりと。 この写真の後方は、自生の照葉樹林さんの新緑です。 若葉が青葉に変る季節に、照葉樹さんたちは、ようやく新緑になります。 遅いこともあって、ど . . . 本文を読む

特別にお陰さまの田植えです

2012-05-15 06:34:07 | 田んぼ風土記
 お陰さまで、遅ればせながら、拙宅の田植えが無事に完了いたしました。 今年は、特にお陰様でした。 無事の有難さを、しみじみと感じます。 天候不順もありましたが、苗づくりをしくじりました。 苗を別途調達して、ようやく田植えにこぎつけました。 特別に良い苗を頂けたのは、本当に地域の皆様のお陰です。 ドジョウさんも人間さんも、皆、一人では生きていけません。 主任のK親方からも、支援の手を差し . . . 本文を読む

どこまで行っても花の山です

2012-05-14 06:13:04 | 野の花の笠間茨城
 岩場にて、ヤマツツジさんが満開でした。 岩の上でも懸命に、一所懸命。 岩の根っこでは、地道な努力のシダさんたち。 地層の具合を拝見します。 この割れ目が逆方向だと、非常に危険になります。 この角度でも、基本的に長居は無用。 この岩は砂岩系です。 マグマが固まったものが一度崩れたあとに固まりました。 水が岩を創り、山を造った地球さんです。 太古には、このあたりも海でした。 . . . 本文を読む

雷雲去って再び歩き出します

2012-05-13 06:20:49 | 里山に捧ぐ
 ようやく、空模様が落ち着いてきました。 お陰さまで、昨日は何度か、カルガモさんにも出会えました。 それにしても、今朝もまた、肌寒い笠間の里です。 おとといの夕暮れ。 ようやく、何かが画遠ざかっていくような、動きのある空を仰ぎました。 麦畑に降りてみました。 ここ、飯田の里は、朝日さんが美しいところですが、夕日さんも美しいことに気づきました。 日が長くなりました。 ブンブン丸さん . . . 本文を読む

福島白河へ久しぶりの道中記

2012-05-12 05:10:57 | 里山に捧ぐ
 今朝も、かなり冷え込んでいます。 今週は、田んぼを案じながら、久しぶりに、福島県に伺いました。 茨城笠間から、栃木那須を越えて、福島白河の郊外へ。 羽鳥湖方面からの冷たい風が、田植え前の田んぼさんを吹き抜けます。  目的地は、白河石の採石場です。 適度に柔らかく、火にも強く、洋風の庭園にも使える貴重な素材。 青葉も長らく、適材適所の使用をさせて頂いております。 福島県南部も、震災では . . . 本文を読む