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首相が週内解散決意…自民党内の反発必至(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20090713-567-OYT1T00147.html

麻生首相は12日、東京都議選を踏まえ、衆院を早期に解散する意向を固め、自民党幹部に伝えた。14日にも解散に踏み切る構えだ。


今回の民主圧勝の要因は何か?

反麻生?いや、もはや自民党の総裁が誰であっても同じであることは、証明されてしまった。

民主党人気?

いや、いや、いや、いや。小沢元党首の西松建設関連の顛末を、未だ、許しているものはいない。

反自民?

まぁ、それが一番近い。しかしその実際的な中身は報道に上がってこない。

そもそもの発端は「定額給付金」だ。

「定額給付金を配って、人気を取って解散すれば、議席が増やせる。」

その発想があまりにも稚拙であった。

国民はその稚拙さに呆れるよりも、「国民なんてそんなもんだ。」と、軽く見られていることにどれだけ大きな憤りを覚えたか。
そしてそれが、彼らに全く解っていないことに、より一層の憤りを覚えた。

そしてそれ以降、長期に渡って「いつ解散するのか?」とのニュースばかりが目立つようになった。

それを決定できない優柔不断さがどうのこうのよりも、「いつ解散すれば、自分たちの政党の議席をより多く確保できるか?」いや、「適当なころ合いを見計らって解散すれば、国民はその思惑通りに投票する。」と思っている、そのことに大きな憤りを募らせていった。

本来は任期中の政策の是非によって、国民の支持を取り付けなければならない。

だが、今国会の大きな争点であった「臓器移植法改正」問題をチャラにしてまで、解散しようとするその姿は異様だ。

本末転倒であり、決して許される行為ではない。

そして何度も言うが、国民がそのことをどう思うかについて、彼らが全く無頓着であり、自分達の決めた解散時期の思惑通りに国民が動くと思い続けていることに、どんどん不満を高めていった。

「おもえたちの独善的でセコい思惑通りにはならない。それを、思い知らせてやる。」

もっと冷静な判断をした者であっても「このような状況がまかり通ってしまっては、日本の政治の危機である。」との判断から、同じ結論にに至る。

これだけはっきりとした状況でありながら、未だに自民党による「麻生降ろし」だの、民主党による「麻生内閣不信任決議案→衆院解散・総選挙」だのと言っている。

いい加減、事の本質に気付いて欲しい。

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