おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに、なさってんですか115 稲わら堆肥造り 温室キュウリ用

2014年01月13日 00時00分00秒 | 農業

写真1 軽4輪トラックから稲わらを下ろすNさん。鉄骨アクリルガラス温室の脇


写真2 稲わら下ろし再開のNさん。下はコンクリート。出来上がった堆肥も見える(黒茶色の部分)


写真3 数日後に収穫出荷が始まるキュウリ


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 2013年12月22日、有機栽培秋山農園の落ち葉堆肥造り⇒同農園の芽キャベツちぎり
 ⇒ネギ掘り⇒ホウレンソウ切りの順に見聞し撮る。

 さらに定路を進む。
 150mほど左前方、軽4輪トラック脇で作業中の男性(写真1)。
 初めて見る人、勇気を出して近づき、なに、なさってんですか。

 作業を止め、次のように教えていただく。
   1950年生まれのNさん。第2次構造改善事業で温室を4人連棟で建てた。
   2人は“あきれて”キュウリ作りを止め、空いている。

   今、稲わらを運び、下ろしている。
   田んぼに立てて干していたもの。
   敷きわらに使う“野菜屋”さんや、餌にする“牛屋さん”は丁寧に、きれに干す。
   自分は堆肥に使うのできれいに干さなくてもいい。

   下ろして積み重ねたまま、牛糞をかける。
   牛糞は“牛屋さん”から買う。
   3~4ヵ月経つと、つかんでもベトつかない堆肥となる。
   その間、数回切り返す、ひっくり返す。
   稲わらは分解されるので、今、細かく切らなくてよい。
   この堆肥場はコンクリートをうっている。
   作業しやすいように、漏れないように。

   温室でキュウリを毎年作っている。
   化学肥料だけでは毎年作れない。
   “土づくり”は欠かせない。

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年12月24日2014年01月03日05日07日11日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年12月22日 撮影地:栃木県下野市
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