写真1 ヨシ刈り場 作業者と軽4輪トラックが見える
写真2 トラクターにヨシ刈り鋏などを付けて刈る トラクター操作者は松本氏
写真3 刈り取ったヨシを抱えてトラクターから外す
写真4 刈り取ったヨシの長さを揃え、葉などを落とす
写真5 穂先き部を切り、長さ6尺に揃える
← Please click this green banner.
ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。
渡良瀬遊水地第2調整池、桜堤の上
ヨシ刈り場の作業者と軽四輪トラックを遠望
ヨシ刈りを見聞撮するのは2009年12月以来、久しく無かった
わくわく、どきどき、現場を目指す
途中、昼休み中の男性作業員に聞くと、2009年と同じ松本氏(藤岡よし利用組合長)のヨシ刈り場
現場に着き、松本氏にヨシについて伺う
次のよう(注1:聞取り記録参照)
端的にいうと不作
大きな原因は2013年04月20日の遅霜
霜害のなかった低湿地のヨシを今刈っている
アメリカネナシカズラは、霜害後芽吹いたヨシを棚のようにしていっきに伸びる
その伸びた所を避けて刈っている
筆者の素人目でも、ヨシは細く、丈は短い
注1:【聞取り記録】藤岡よし利用組合長 松本八十二氏の話
< >:筆者の質問等 ( ):筆者の補足
<前来たときより荒れてますね、だいぶ> そうなんだ、霜、4月はつか(20日)にー、霜が降ったんだ、
それで、ヨシが枯れちゃったんだ、ヨシが芽が出たんが、30センチなったんが、霜が降りたためにー、
<去年の4月はつか> 去年の4月、うんで枯れちゃってー、その後、またー、2番のが生えたんですよ、
だけど雨が降んなかったからー、水分不足であんまり伸びなかったん、
<伸びなかった> ほいでー、だいたい7尺、8尺ぐらい伸びたんだけどもー、
そのうちに今度、蔓が、こんだ芽が出始まってー、
<これねー> これが、それが、こんだ、ちょうど8尺やそこらだから、蔓にすると棚造ってくれたとおんなしで、
ほーで増えち、いっきに増えちった。
<この前より荒れてるから> それで、今年は不作なんだ。
<じゃ、これ避けながら刈ってるわけ> ちがう、
<ない所> ないとこってゅんかさ、地盤によって、そういう霜の影響になかったとこあんだ、
地下に水があって、水分があったんで、あったかったんで、霜が降んない、そゆうところを今刈っている、
<刈ってるわけだ> うん、だから、こんだ、柔らかいんさ、そゆとこだら、
高いとこってんのは、そゆわけで被害があって、駄目だもん。
<ジメジメしてんだ> そう、そう。
引用・参考文献等:弊ブログ2011年01月07日・08日・09日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年01月11日 撮影地:栃木県・渡良瀬遊水地