
写真1 腰を下ろす人生ベテラン女性、前方に作業中のむすこさん。温室のビニールは二重に張ってある。

写真2 温室内に淡茶色に変色した霜枯れのニラが見える。当温室は写真1の左の温室と同じ。


写真3 2013年05月末に植えたニラ。(写真1の右の温室)
写真4 温室は昨日から開け始めた。湯気で曇る(写真3に同じ)


写真5 ニラを2年間切っていた温室。左前方に写真1の温室が見える。
写真6 平地林の落葉をトラックに積む男性独り

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古ビニールの上に腰を下ろす人生ベテラン女性、前方にはビニールを被せ留めている男性独り(写真1)。
お孫さんですか、と尋ねる私。
いや、むすこ、と答える女性。
次のように教えていただく。
作業中の温室(写真1左)は、去年2013年秋に植えたニラが生えている。
今までビニールを被せてなかったので霜枯れして淡く茶色に変色(写真2)。
2013年05月末に植えた新株のニラが生えているのが写真3の温室。
開けていただいたら、温度差で湯気が出て写真は曇る(写真4)。さすが、温室。
ビニールを被せてから初めて、昨日2014年01月11日に開けた。
ニラの伸びは、この時季寒いので悪い。
出荷には、あと20日かかる。
農協へ出荷。
葉幅で相場が決まる。広くて厚みのあるのがよい。
ニラを2年間切った土は肥料が無くなり、ニラは良い値段が出ない。
その古株の温室が写真5の手前に写るパイプだけの温室2棟。
2年間切った古株ニラ温室2棟と、2013年に植えた新株ニラ温室2棟を交替で使う。
すなわち、当農家のニラは新植した1年目、切る2年目と3年目の3年連作の作物。
当地は平地林が多く、ユウガオ栽培、露地や温室での野菜栽培の盛んな地域。
平地林の落葉を集めている姿を遠望(写真6)。
苗床用か、有機質肥料用か、はたまた何か、定かでない。
引用・参考文献等:弊ブログ2014年01月24日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年01月12日
撮影地:栃木県上三川町