おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

天の下我もなりたや無垢氷柱

2014年01月16日 00時00分00秒 | 施設等

写真1 氷柱が下がり連なる、寄棟茅葺き屋根の妻側。


写真2 寄棟茅葺き屋根(写真1と同じ)。換気と採光の越屋根。会津西街道に面する平側に雪なく、妻側に雪。

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 2014年正月07日09:10~10:00、会津西街道・国道121号を歩く。
 所は栃木県日光市中三依(なかみより)。
 山の幸直売所センター(冬期閉店中)などを撮るため。

 途中、寄棟の茅葺き民家(写真2)。
 「えっ、まだあったんだ、大きい」が第一印象。
 街道の先にある大内宿を想起。
 タイムスリップして1950年代、故郷の麦藁葺き屋根、スズメが営巣していた。

 今見る茅葺き屋根、妻側に氷柱が下る(写真1)。
 雪融け水が屋根を伝い下り、寒気にふれてできた。
 長く連なる氷柱、南国生まれの私には驚き、初見。
 言わずもがな、故郷の麦藁屋根に氷柱は下がらなかった。

 風雪に耐える茅葺きいつまでも
 人の世は茅屋根氷柱長さあり

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年01月07日 撮影地:日光市中三依







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