おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ニリンソウ 住民が保護

2011年04月20日 02時15分43秒 | 植物
写真1

写真2


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 ニリンソウ、埼玉県比企郡小川町の「カタクリとニリンソウの里」に咲く
 住民の皆様が、カタクリとともにニリンソウを保護

 本種は茎(高さ15~25㎝)の同じ位置から3枚の葉を輪状に伸ばす(輪生葉・写真1)
 そこから2本の花茎が伸びて先端に径1.5~2.5㎝の白い花をつける(写真1)
 これが和名の由来

 なかには、花茎1本・花1輪や花茎3本・花3輪の個体もある
 3月~6月に花をつける多年草
 根茎が伸びて群生する(写真2)

 学名:Anemone flaccida キンポウゲ科
 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』480頁 株式会社 山と渓谷社 1983
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月17日 撮影地:埼玉県小川町
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カタクリ 住民が保護

2011年04月19日 00時00分00秒 | 植物
写真1 写真2

写真3


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 カタクリは山野(落葉広葉樹林)に群生する多年草
 高さ約15㎝の茎の先に径約5㎝の淡紫花や紅紫花をつける
 花期は3月~5月
 5月になると茎や葉は枯れる
 鱗茎(地下茎)からとる澱粉が片栗粉
 現在、片栗粉の多くはジャガイモからとる

 近年、乱獲や開発でカタクリの自生地は減り、地域の人たちや関係機関が保護している
 その例が埼玉県比企郡小川町の「カタクリとニリンソウの里」や「カタクリとオオムラサキの林」
 4月17日に訪ねると、ともにカタクリの花の盛りは過ぎていた
 「カタクリとニリンソウの里」でかろうじて観賞できた(写真1~写真3)
 「カタクリとオオムラサキの林」はとき既に遅く、来年を期す
 学名:Erythronium japonicum ユリ科
 
 引用・参考文献:『山渓カラー名鑑 日本の野草』624-625頁、株式会社 山と渓谷社
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月17日 撮影地:埼玉県小川町
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田植始まる  埼玉県の早場米産地 ・旧北川辺町

2011年04月18日 00時00分00秒 | 農業
写真1

写真2

写真3  写真4


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 北川辺の田植は埼玉県の中でも早い
 4月16日に訪れると、既に早苗ある田んぼ、田植中の田んぼ(写真1・2)、シロカキ中の田んぼなど3態

 田植を終え補植しているAさん(写真3・1936年生まれ75歳)が次のように教えてくださる
   県内10農協のなかで、当地農協の産米は食味が最も良い、なかでも北川辺の米は良い
   品種はコシヒカリ
   昨日15日に植えた
   8月下旬に収穫予定
   早苗を手植えしているのは、マッシカクダ(真っ四角田)じゃないので機械植えできない所
   勤めを辞めて十数年なるが、農作業をしているので元気
   ここの地名は柏戸(かしわど)
   大相撲の初代柏戸の生家がある
   山形県出身の横綱柏戸が墓参

 北川辺産米は確かにスーパーでの売値は高い
 食味者に評価されている

 筆者は食味者と消費者を区別する
 前者は、農産物を味わいながら、生産者の安全・安心・美味への取組みも味わう人
 後者は、安い農産物を買い、単に食べるだけの人

 さて、畦に案山子が立つ(写真4)
 早苗をカモなど野鳥から守るためであろう

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月16日 撮影地:埼玉県加須市(旧北川辺町)柏戸
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麦踏みから麦畑ローラーかけ

2011年04月17日 00時00分00秒 | 農業
写真1

写真2


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 初春、2011年03月13日
 鹿沼市板荷3区の協働の農業用水路整備を見聞撮した帰途
 東武日光線の車窓から見える畑の土埃
 日光おろしのせいだけではなさそう
 電車が近づき見えたのは麦踏み、いや麦畑ローラーかけ
 処は新大平下駅と静和駅の間
 
 脳裏に浮かぶのは次の二つ
 一つは渡良瀬遊水地堤防から見撮の麦畑ローラーかけ
 二つは遠ーい子どもの頃の麦踏み

 まず、麦畑ローラーかけ
 耕耘機がタイヤ11本装着のローラーを牽く(写真1)
 コンクリートに鉄板を巻いた円筒形ローラーを牽く(写真2)
 芽吹き麦が霜柱に押し上げられるのを防ぐために重いローラーをかける
 重さを増すためタイヤローラーにはブロックを4個載せてある 

 次に、故郷桜島の麦踏み
 小学生の頃、祖母に言われ、麦踏みを手伝った
 裸足で、あるいは藁ぞうりを履いて麦を踏みつけた
 作物を踏みつけて怒られないのは、この麦踏みだけ
 芽吹き麦の真っ直ぐなスジ(条)を踏み外さないように、両手を広げて前進
 それでも、バランスをくずして踏み外した
 火山灰土壌に足裏がめり込むのは心地よかった

 人力の麦踏みから機械力の麦畑ローラーかけ、大きく様変わり

 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影年月日:2009年12月23日
 撮影地:栃木県小山市生井
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桜の木は残った 今年も満開

2011年04月16日 01時18分30秒 | 植物


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 春は桜

 伐られそうになった桜の木
 余命いくばくかと心配した桜の木(弊ブログ2011年02月22日
 緑の環境を愛でる住民、みんなの心と行動が奏功
 桜の木は命をつなぎ、残った

 満開、みごと(上の写真)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月10日 撮影地:埼玉県久喜市
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