おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

小春日にツマグロヒョウモン

2015年12月16日 00時00分00秒 | 昆虫










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 小春日、お昼どき
 ホトケノザにツマグロヒョウモン(♂)(写真1~写真3・同一個体)
 飛ぶ姿は心なしか元気ない、やはり寒冷へ向かう晩秋
 体温を上げるために翅を思いっきり広げ
 体力維持のために蜜を吸う

 歩を進めるとキチョウ
 水稲ヒコバエの上を飛び、オナモミの葉裏にとまる(写真4・写真5)

 さて、11月27日のヒメアカタテハ(弊ブログ2015年11月28日
 見納めと思いきや、4日後にツマグロヒョウモン飛ぶ
 
 ところで、ホトケノザの花期は一般的には3~6月(注1)
 しかし、里みちや農道を歩くと通年咲いているよう
 地球温暖化の影響?

 注1 *『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)217頁
 参考・引用文献等:弊ブログ2011年01月06日2013年01月05日11月05日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月01日 撮影地:埼玉県久喜市

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トラクター犂 ナガイモ掘取り機

2015年12月15日 00時00分00秒 | 農業

写真1 大根畑の向こう、夕陽をうけてナガイモ掘取りのご夫妻
 黄色コンテナが並び、ナガイモ掘取り機付きトラクター、運搬車、軽4輪車が停まる
 写真奥、雲の下は足尾の山々(手前の山なみではない)



写真2 掘り起こされ埋め戻された作土の中からナガイモを取り出した経営主(夫)


写真3 トラクターに付けた二つの犂(犂さき)をナガイモ畝の斜め後方から入れて掘り起こす
 前の犂さき①で畝上部を掘り、後の犂さき②をナガイモの下方に深く入れてイモと作土をいっしょに起こす
 ①と②で掘り起こされ柔らかくなった作土はイモといっしょに②の犂へらで埋め戻される
 犂床・スキトコは犂さきの深度・掘り幅・方向を安定させる



写真4 ナガズキ。熊本県阿蘇山麓で耕耘機導入まで使われていた。K氏所蔵

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 晩秋の陽傾く頃
 赤城や足尾の山々を望む大間々扇状地の畑
 露地ホウレンソウに防霜保温トンネル被せの父子(弊ブログ2015年12月09日
 トラクターで大根掘起しの男性(弊ブログ2015年12月13日
 さらに、ナガイモ掘り取りの夫妻(写真1・写真2)
 有数の畑作地域だけのことはある、畑に農作業者あり
 
 さて、かつての農具、犂
 牛や馬が牽いて田畑の作土を起こし耕していた犂
 今、犂はトラクターに付くナガイモ掘取り機の基幹具(写真3)
 現代の犂はトラクターに牽かれる

 ちなみに、写真4のナガズキと写真3の掘取り機を構成する犂先②・犂へら・犂床をくらべてください
 同じような形状です

 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 写真1~写真3 撮影日:2015年11月28日 撮影地:群馬県太田市藪塚
 写真4 撮影日:2004年11月11日 撮影地:熊本県阿蘇郡(市町村名等は略)

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平地林秋景 紅葉に青空 幹映る落ち葉

2015年12月14日 00時00分00秒 | 景観

写真1 どんぐりの葉は淡黄、紅黄など色彩豊か、天に青空


写真2 どんぐりの葉、モミジともに色彩豊か


写真3 落ち葉に幹の影、林の如し、切らず歩く

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 紅葉の平地林
 外観も好い(弊ブログ2015年12月10日11日
 内観も好い

 紅葉の林、天に青空(写真1・写真2)、地に落ち葉(写真3)
 ザワザワ、風に残り葉
 クルクル、急く落ち葉
 フワフワ、ゆとり落ち葉
 カサカサ、踏み落ち葉
 幹の影、林の如く映る落ち葉
 心行き届く平地林、内観、外観ともに好い

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年12月11日11月29日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月05日 撮影地:栃木県下野市

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屋根なし櫓棚に並ぶ干し大根

2015年12月13日 00時00分00秒 | 農業

写真1 大根の天日・冷風干し櫓棚、屋根なし無蓋(写真2・写真3と同じ)。昨年2014年と同じ所(弊ブログ2014年12月18日


写真2 大根の天日・冷風干し櫓棚の内側。すべすべ、てかてか肌の大根が並ぶ


写真3 天日・冷風干し櫓棚(写真1・写真2)に掛ける大根を起こすトラクター
 大根は人力で抜かれ(参照:弊ブログ2015年01月24日写真4・写真5)、水洗されて櫓棚に掛け干される


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 2015年秋の生食用大根
 11月の記録的暖かさと長雨で全国的に出荷量多く値崩れ

 それを知ってか知らずか、櫓棚に並ぶ大根(写真1~写真3)
 屋根なし無蓋の天日・冷風干し櫓棚
 白い肌、すべすべ、てかてか
 ほどなく淡茶色の皴しわ肌になり、漬物用に出荷される
 皴しわ肌が商品価値を高める、これは大根だけ?
 高値を祈念します

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年11月28日 撮影地:群馬県太田市藪塚

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春の花スミレ 晩秋に返り咲き

2015年12月12日 00時00分00秒 | 植物

写真1 11月21日、開花のスミレ。一般的花期:3月下旬~5月下旬




写真2・写真3 11月21日、開花のタチツボスミレ
 スミレ科は閉鎖花(蕾のままで開かない花)の中で自動送粉して受精し、種子をつくる



写真4 11月21日、開花のキランソウ。一般的花期:3~5月


写真5 秋、11月21日10:46、陽に照らされる林縁の崖。季節柄、紅葉あり
 崖下を走る拡幅道路から上のスミレ、タチツボスミレ、キランソウを撮る


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 秋、2012年11月21日、春の花咲く
 スミレ、タチツボスミレ、キランソウが林縁崖に開花中(写真1~写真4)
 ここは鹿児島県曽於市大隅町岩川、大隅半島の基部
 小春の陽をうけて返り咲き

 注 写真1~写真3に写るスミレの同定は間違いの可能性あり
 引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)
  *大工園認著『野の花めぐり 春編』(株式会社 南方新社 2003年)
  *山田隆彦著『スミレ ハンドブック』(株式会社 文一総合出版 2010年)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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