笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

楽しい

2011-06-25 23:11:52 | Weblog

 ここのところの練習が楽しい。何が楽しいかと言うと、その日のうちにどんどん子供たちができるようになるからである。指導者として、子供たちができたと実感できる指導ができたときはこの上ない喜びである。
 今、5年生の子3人と私とで練習を後半からしている。5年生は、ここのところコートでも暗い顔で自信なさそうにしていたのが気になったので、一度個別練習を通して、一人一人の技術を上げることが必要だ思った。というのもレシーブでは、ボールを高い位置でとらえ、はじくことも多く、レシーブの基礎ができていないからである。
 そこで、私と3人でオーバーちょんちょんから、アンダー・アンダーなどの基本練習を繰り返し行っていた。ところが、膝の使い方などができていないことに気づいていたので、一人アンダーで、低いアンダーと高いアンダーを繰り返させ、そのときに低い位置でボールをとらえるときに思い切り膝を曲げてとらえることを意識させた。
 また、横のボールを少し強打のボールをレシーブするときに、手だけが伸びていき、ほとんどはじいていることが多かった。そこで、少し体を入れるようにしてレシーブしてごらんと言うと、きれいなバナナレシーブになっていた。
 子供たちには、正しい体の使い方を覚えることをことある毎に話した。子供たちは、下手なわけではない。体の使い方を知らないだけなのだと思う。だから、正しく体を使うと10分前と10分後では全く違う。確実にできるようになっている。そのときに子供たちとわいわい話し合って、考えさせながら、指導している。すると、「わかった、わかった」と言って、楽しそうに練習をしている。こんなふうに、子供たちと向き合いながら、こつこつと練習を進めていくとあっという間に練習時間が終わってしまう。私も子供たちも充実した時間を過ごせたと思う。
 私としては、今のチームは、全体指導よりも、こういう個人のスキルを上げるために、できるだけ一人一人に即した練習が大切だと思っている。日々努力。

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