「雲のような感じで」「ふわふわした感じ」
子供たちと練習をしているときに、ある子がうまくできない子に表現した言葉である。アンダーレシーブの練習で、ビデオを見せながら、子供たちにはバレーの研究をするよと言いながら、尺屈、構え、飴玉落としなどを確認した。子供たちは、「わかった、わかった、こうでしょ、ちがう、ちがう」など、わいわい言いながら練習をした。ある子は、体育の勉強でバレーボールをやっているみたいと表現していた。とても微笑ましいし、素直な子達だなと改めて感じた。
その後、私が球出しをして、全体の動作を行ったときに、上記の言葉が出たのである。私は、子供たちに「ボールは上げるものではないよ」「正しい動きをすれば、ボールは勝手に上がるよ」と話した。できている子はその感覚を上記のような表現をしていた。ところが、うまくできない子は無理に上げようとしていた。そこで、1つ前の段階の面を作ることから始めてみた。そんなことをしていたので、あっという間に終わりの時間になり、この続きは次の練習に持ち越しとなった。本当に時間の過ぎるのが早いし、それくらい私も子供も夢中になり、楽しい時間を過ごさせてもらった。日々努力。