笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

練習試合

2011-06-12 23:51:13 | Weblog

 昨日は、一日練習試合をさせてもらった。子供たちは、「あきらめないこと」を目標に掲げていた。セットをどれだけ取ったか、とられたかは問題ではなく、一人一人がどれだけのことができるのかどうかを大切だと思っている。
 まだズムーズにいかない場面がたくさんあった。それを1つ1つ指摘してもすぐに修正できるわけではない。練習していないことを試合でできるわけがない。昨日の場合、1つでも2つでもいいプレーやできるようになったプレーをほめて、認め、自信につなげていきたい。そういう観点で試合を見ていたので、ミスを怒鳴ったり、怒ったりするよりも、子供たちのモチベーションや気持ちをどう高めていくかを心がけた。また、昨日は、体育館の中が蒸し暑く、午後は特にそういう中での試合だったので、明らかに子供たちは集中力を欠いていた。そういうときには、出たくてうずうずしている4年生をところどころに出してみた。一生懸命プレーをしていたし、あきらめずにボールを追っていたのが印象的だった。最後の交流試合では、4、5年生の編成で試合をした。ほとんどこのメンバーでの練習はしていないが、一人一人の持っている力を出して、チームとして少し機能しているのを見て、Bクラス大会が楽しみになってきた。目前の試合も大切だが、3ヶ月後の子供の成長を見据えた指導を心がけたいと思う。日々努力。

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学習の場

2011-06-10 23:51:38 | Weblog

 アタックとセッターとレシーブの複合的な練習ときに、セッターの子には自分でボールを上げて、着地と同時にトスを上げるようにさせている。塾頭のブログに書かれている、「第3のトス」である。
『物体を垂直に地面に落すと跳ね返る。
作用と反作用の法則・・・・中学三年生の理科で習う「運動の法則」
この力をトスに応用したのが「第3のトス(仮称)」だ。』

 この第3のトスによりきれいな美しいトスがレフトに上がる確率が格段に上がっている。そして、それを実践練習でどれくらいできるかが今後の課題である。
 明日は、練習試合を予定している。ポジション変更やこの第3のトスをどれだけ自然にできるかなど試してみたい、意識させたいことなどがたくさんある。
 きょうの練習の最後に、あいさつや礼儀のことを話した。いくらバレーがうまくても、チームが強くても、あいさつや礼儀がしっかりできていない人は、人として、チームとして恥ずかしいことだよということを話した。
 練習試合会場での礼儀やマナーについても、子供たちには教えていかなければならない。そういった意味では、練習試合をただセットを取った取られたという結果だけにこだわるのではなく、子供たち達の学習の場ととらえて臨みたい。日々努力。

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リセット

2011-06-07 23:07:38 | Weblog

 どういう一日であれ、明日はまた来る。
気持ちを切り替え、毎日リセットして、新しい一日をスタートする。
くよくよと昨日のことを引きずらない。引きずっていてはいつもでも切り替えられない。
リセットすることで、新しい発見があり、新しい出会いがあり、新鮮な気持ちになれる。
そういう毎日を過ごせるように自分なりに努力する。
苦しいことも楽しいことも、良いことも悪いこともすべては自分にとっては必然のできごとであり、欠かせないことである。日々学びの努力を続け、日々前向きな気持ちで過ごすことができるように心がけていきたいものである。
 そして、苦しい時にそれを受け止めてくれる仲間、友だち、家族がいるとずいぶん前向きな気持ちになれる。感謝である。きょう一日をいろいろな人に支えてもらいながら過ごせたことに感謝である。そして、明日を迎えられることに感謝である。

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「楽しい」というつぶやき

2011-06-06 23:05:42 | Weblog

 きょうは、運動会の振替休日だったが、夕方から練習を行った。
いつもの練習では最初から練習につくことができないが、こういうときは最初から練習につくことができるので、子供たちの様子を見ながら、いろいろな練習を余裕をもって取り組めることができる。
 2人でのカバーの練習や3人、4人でのカバーの練習を重点的に行った。子供の口から「この練習、楽しい」というつぶやきが聞こえた。休憩をはさんでも、引き続きやりたいという声も上がった。カバーをする、つなぐということが子供たちの中で自然とできあがってほしいし、はじいたボールを何とかつなげることができたときには子供たちはよけいに楽しいようである。スムーズにできることは大切だが、アクセントとして、ちょっと難しいこと、できそうでできない、またできそうでできることを織り交ぜた球出しやメニューの組み立てで、子供たちの意欲と可能性が引き出されるのではないかと考える。
 きょうは全員がそろっているわけではないので、複合的な練習を行った。セッターは第3のトスで上げて、それをアタッカーがクロスやストレートに打ち分ける。レシーバーはローテーションをしながら、レシーブをしてつなげる。これを繰り返しながら、ときどき個人的に練習をすることもあった。アタック組とレシーブ組の連帯感も生まれたり、いい雰囲気で練習をすることができた。
 一人一人ができることを確実にし、プレーにどれだけ集中できるか。きょうの練習をベースにいろいろと段階を行きつ戻りつしながら、「できた」「やった!」「楽しい」「もっとやりたい!」という言葉がでるような練習を心がけたい。日々努力。

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もっと勉強しなければ

2011-06-04 23:25:57 | Weblog

 子供たちへの納得。どうしてなのかをわかってもらうことは簡単なようでとても難しい。今の練習はどういう場面でつながっていくかなど、具体的な場面を想定するとわかりやすいと思うのだが、どうも練習のための練習になっているような気がする。
 私自身がまだわかっていのところがたくさんあるし、こうなってほしいというイメージはあるものの、目の前の子供たちにどうそれを伝えていくかが難しい。
 また、子供たちにこうなってほしいというイメージはあるものの、段階を踏まずにあれこれと指導してしまっている。自分自身の指導の引き出しが少ないことを感じる。
 本当に子供たちに正しい体の使い方を教えていくというのは難しい。もっと自分で勉強しなければと強く思う。日々努力。

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お互いさま

2011-06-02 23:32:54 | Weblog

 きのうの話し合いの中で、ある子が「それはお互いさまだね」と言っていた。お互い言いたいことを言い合うということで言っていた時にそういう言葉が出てきた。お互い思っていることは同じであることが確認できたようである。
 「お互いさま」という言葉が出てきた時は、私自身とてもうれしい気持ちになった。いろいろ言い合うことによって、お互い認め合いことや見つめ合うこと、助け合うことや協力し合うことができそうな雰囲気になったのではないかと思われる。これからチームを作っていく時に大事なことを確認できたのではないかと思う。
 人は誰しも完璧ではない。足りないところを誰かがカバーする。お互いが補い合い、カバーし合うことでお互いが生きてくると思う。それは、バレーボールという競技では欠かせないことでもある。そして、お互いが約束を守ることで無理のない、スムーズな動きになっていくのではないかと思う。
 人生山あり谷ありである。カメさんの心を忘れずにこつこつと地道に日々努力を子供たちと続けたいものである。

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ウサギとカメ

2011-06-01 22:40:42 | Weblog

 きょうの練習前に子供たちから話し合いをしたいという要求をしてきた。きょうは、運動会の総練習だったこともあり、ミーティングをすることも考えていたので、ちょうど良い機会だと思った。
 最初に私の方から、「 ウサギとカメ」の話をした。そして、相手に勝つことを目的としたウサギよりも自分の目標に向かって、こつこつと努力するカメになることが大切だと話をした。その後、みんなの方から言いたいことがあったらどんどん言い合おうと言うことになり、日頃から思っていることを出してもらった。小1時間ほど子供たちは言いたいことを言っていたようである。子供たちだけで話したいということだったので、思う存分話し合ってもらった。
 私から子供たちに話をした。悪口を言った人は自分の悪口を言われていると思った方がいいよということとこそこそ話などには相手にしないで、自分自身が自分の目標、ゴールに向かって努力することを話した。それから、今自分たちに起こっていることは、大きくなっても起こることばかりだから、今その練習をしていると思って、どうやったらいいかをたくさん知っておこうという話もした。
 子供たちは、言いたいことを言ったようですっきりした表情をしていたように思う。これですべて解決したわけではないし、また同じようなことがすぐに起こると思う。そのときにはまた話し合うことを約束した。
 いいチームはすぐにはできない。いろいろなことを乗り越え、一つ一つ問題をクリアしていって、お互いが信頼し、認め合い、助け合える仲間になっていくのではないかと思っている。きょうはその一歩に過ぎないかもしれない。しかし、大きな一歩になったのではないかと思っている。日々努力。

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