さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

熟する時間が大切

2011年09月13日 10時25分14秒 | Web log
学校に ほぼ毎日通って Magic Words 220 の練習とテストのお手伝いをしているお母さんがいる。

1人で頑張っていると聞いたので それは大変だろうと思い わたしも お手伝いすることにした。

今のところ 週3回くらい通っている。

そして最近 思うのだけれど

正直に言って

テストする私も 疲れる。子どもに対しても、結構 気を使う。

子どもだって同じだろうと思う。


合格したい子 親の手助けのある子は 一生懸命やってくるし

努力しなくても合格しちゃう賢い子もいるし

好きじゃないから結果はどうでもいいという子どももいるし

親が無関心で 合格したくてもできないもいるし

家で練習してこなくて 全然できなくても 合格したいという ずうずうしい子もいる


競争意識を刺激するこのアプローチは ある意味 功を奏しているようにも見えるが

遅れ気味の子にとって プレッシャーになっているのも事実だ。


合格させたくてもできないこちらだって 胸が痛くなる。


反応は千差万別だ。親だって同じなのでは??


わたしたちにはわたしたちのやり方があるのだから ほっといて欲しいと思う親だっているだろうし。


以前、かまってもらえない女の子の話を書いて、なんだか自分はその子を助けているかのように

思い込んでいたけれど、でも 本当にそうなんだろうか?とふと思った。


そういう環境をつくらなかったら、女の子は『 母親は何もしてくれない 』なんて 思っただろうか?

だとしたら、私は 親が期待していない 『 余計なこと 』を しているんじゃないか?

なんて 考えたり。


過度なプレッシャーを与えないで欲しいという親もいるだろう。


数週間お手伝いをしての私の意見だけれど

テストは一週間に一回 個々に平等なチャンスを与えれば

十分なのではないだろうか。


子どもを早く進ませたいために がむしゃらに プッシュする親もいるだろうし

早く進みたくて、一人で頑張る子もいるだろう。特に女の子は。

毎日毎日テストされたくない子どもだっているだろう

読み書きが大事とはいえ、嫌いな子だっているのだから。


何よりも 進捗が早いことが 常にいいとは 限らない


自分のテストの日に向かって、毎日少しづつ 無理のないように頑張って

知識を成熟させながらテストに備えるという態度が大事なような気もする。


ので、そのように提案したいと思う。

しばらく1人で頑張っていたお母さんと話しをしたときに

『 みんな 次は私! 次は僕! って みんな自分の順番を楽しみにしているから
一日一回は 見てあげたいの 』と言っていた。

そうなのかぁ、子どもの思いを汲んであげているんだ。と思ったけれど

一部の声の大きい子どもが そう言ったからといって、その要求に応じる必要はないわけで

この次、ね! と言ってしまえば それでいいんだろうし。


競争は本能だ。

そういう本能を刺激するような環境をつくったら、大抵、そのように反応してしまいがちだ。

とくに 自我が確立していない子どもは よくも悪くも 極端に反応してしまいがちになるので

今の状況は ちょっと・・・行き過ぎなのでは?


個人がどのような方針を採るかは、個々人の勝手だし、好きなようにすればいい。


子どもが勉強したいならさせればいいし、

親の方針で いっぱい勉強させたいなら、させればいいと思う。


でも 子どものもつ競争心を『公』の場所で 助長するのは 手っ取り早く短期的に効果が見える
やりかたなのかもしれないけれど、その弊害だってあると思うし。

何でも 行き過ぎは よくない ですよね。

暖かくなってきました !

2011年09月13日 10時25分02秒 | Web log
春らしい気候になり、こちらもだんだん暖かくなってきましたよ。

でも、朝晩は冷えますし、どうも わたしは寒がりで みんな半そで、ノースリーブに移行中にも
関わらず、冬の厚手のコートを着ています。

年には勝てません ・・・

で、色々調べたら 全身の筋肉の7割は 足に集中していて、足を鍛えると 血行がよくなって

冷え性が緩和されるとか???


空手やって2年になるし、以前に比べたら足はつかっているはずなのだが 

練習でつく筋力よりも Aging(エイジング)が 加速しているのか?

マイクに話したら 僕たち もう若くないから ・・・ と真面目な顔でいわれてしまった。

はぁぁぁぁ

ので、暖かくなるのは 結構なことです。


昨日は ジョナサンの友だちに声をかけて T-Ball の練習を2時間くらいしました。

今年も マイクは コーチをするそうです。


家の目の前の公園で 遊んでいると 近所の子どもが混ざってきて、最終的には大人数で遊んでいました。

わたしは そうじや洗濯など 家の仕事をしていたので マイク1人で 面倒みていました。

いやぁ、ご苦労、ご苦労。


大抵、外に出て遊んでいると 近所の子どもが混ざってくる。

子どもも きっかけが 欲しいんでしょうね。


公園で遊ぶ子どもを見かけるのは、ここオーストラリアでも結構、難しく

前も書きましたが 子どもは 習い事に忙しかったりして

親も子どもだけで公園にいかせることをためらったりするので

家の中で遊ぶことのほうが多いのだと思います。


この家を選んだときに、目の前が『公園』というのが大きかったです。

今は、台所の戸を開けて、何が起きているか見えるようにして

私の直接的な監視なしで、遊ばせます。


多くのわたしの世代の人たちは ほとんど 親の干渉なく育ったのではないかと思います。

私なんかは、親の目の届かないところで 学校帰りに あぜ道を通って 遠回りをしたり 

結果、くさい豚小屋の脇を鼻をつまみながら走って通ることになったり、

雑草や草花、昆虫、動物などが身近にあって、それを 普通に観察していた

桑の実は 食べれるんだ と教えられて 口にいれてみたり

渋柿を とってみたり


毎日にちょっとした 冒険があった。


いやぁ、実は わたし かなり 学校の規則をやぶっていましたね。


校区外に 自転車に乗って 遊びにでかけたり

放課後に 学校に侵入して 警備員にみつかったり

友達と帰り道 あるスポットで延々とおしゃべりをして 先生にみつかって 怒られたり

学校に キャンディーを持って行って 怒られたり

指定の通学路を通らずに 帰宅したり

先生にかなり目をつけられてましたね。

先生に怒られても 結構 けろっ としてて、扱いにくい生徒だったと思います。

で、あまり深く反省もせず 楽しんでおりました。  


以降、超真面目になってしまって、 人生が 灰色に ・・・(笑) 


いまは、昼休みの時間ですら、当番の先生が 監視していて、いじめやトラブルを防いでいるんだそうです。

それはそれで いいことなんでしょう。


ま、どんなことにも いい面と悪い面が 表裏一体となって存在しますから、

どちらがいいとは 言えないんだろうけれど・・・

わんぱくでもいい たくましく育って欲しい と願いつつも、

あれしちゃだめ、これしちゃだめ !と 口うるさい 母親なのでありました。

矛盾してますよね。

署名

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