さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Reward System は やっぱり 嫌だよね

2011年09月15日 12時38分55秒 | Web log
今日、お母さん(イギリス人)が1人 Sight Words の ヘルパーとして 参戦してくれた。

まさに 参戦という言葉がふさわしいです。

で、今日は2人で手分けしてやったのですが なかなか Reading を終わらせられない 
6人の子を2人でみました。

で、そのうち4人がパスできず、内の2人の生徒が 『不合格』を素直に受け入れられず

わたしが担当した一人は 怒りだし、泣きわめき、わたしは へろへろ になりました。

彼女が担当した一人( 中々 単語を上手く読めず わたしが不合格にし続けてきた子 )も
また合格できずに、パスさせろとかなりプッシュしてきたらしです。


お手伝いに行くたびに、こういうことが起こると


わたしの母国語が英語でないという後ろめたさとかがあって、

自分のアプローチの仕方が間違っているのではないかとか

教え方に問題があるのではないかとか

あれこれ考えるわけです。


気の弱い私は。


で、お手伝いが終わったあと、始めて参戦してくれた イギリス人のお母さんとちょっとおしゃべりしたのですが

彼女も Reward System のいいところと悪いところとなど わたしが思っているのと同じことを意見として
話してくれて 

加えて、多国籍国家であるオーストラリアだからこそ起こりうる

両親が英語圏出身じゃないために、訛りのある発音をしているのか、それとも
間違って覚えているのか区別ができないので パスさせてもいいものかどうか悩むということや

f と th の発音をごっちゃにしている子ども(これも 一過性のものとして よくある例なのですが)
をパスさせてもいいのかとか

合格、不合格をどのように評価するかという点について 2人で盛り上がって、

結論としては 


Sight Words のヘルパーは 嫌だ ということで 意見が一致しました。(笑)


いや、手伝うのは いいのですが

Reward System に 加担するのが 嫌なだけなんですけれどね。


話は変わって、そのお母さんは つい最近 家族でアブダビからパースに引っ越してきたのですが
息子さん(ベンジャミンのクラスメート)はいわゆるクラスの中で『 転校生 』なわけです。

で、子どもが学校でどんな子と遊び、誰と仲良くて、どういうことをしているのか
気になって、お手伝いすることにしたと話してくれました。

転校生というのは 立場的に 最初から一緒にスタートした子どもたちの中で
浮いてしまう存在になりがちなのは どこでもあることで

親としていろいろ気になるというのは 当然のことで

そういう状況の中で

子ども任せ、学校任せでなく、親として子どもの生活に積極的に関わっていこうという姿勢が
偉いなぁと思いました。

署名

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