高校生の関東大会。最終日に応援に駆けつける。
家から会場まで2時間かかるかな?と言うと農道使えばもっと早く行けるとか、1時間くらいで着くなどいろいろ意見がありとりあえず下道で行こうかと適当に出発。走りながらナビで確認し、これはやっぱり高速正攻法で行こうと急遽路線変更し,ありきたりのアクセスで柏インターから乗り込む。
下道で行っていたら第一試合終わる頃着くよね、なんて話しているうちに到着。試合開始までまだ1時間もある。
「じゃ、海見に行こう」となり、そのまま阿字ヶ浦の海岸へ。
観覧車の横を通り抜けると前方に海が見えた!
急速に心は海モードになる。
海なし県の育ちで,埼玉近辺を生活圏にしているから海を見る機会はとっても少ない。
だから、ここまできたら海見たい。
昔、社員旅行を企画した時の事。このコースでちょっと足延ばせば海見えると思い、わざわざタクシーで海岸線を迂回するルートを決めた。全員でタクシーで海岸まで行き、岸壁に立ち海を眺めてから待たせていたタクシーに乗った。しきりに運転手さんは「何も見るものないですけどね」と言っていた。
同行していた同僚の皆さんは、なんでここに立ち寄るのなんては言わず、「長野県出身だから,海珍しいんだね」と優しかった。そんな思い出話を車内で披露すると、「え、昔働いていたんですか?専業主婦だと思いましたよ。」って、そこ?そこなの!
さていよいよ海到着。
シーズンには早いから閑散としている。しかし我々一行はそんなことお構いなく車から飛び出した。
岸壁に打ち付ける波しぶき。潮の香り。海面に浮かぶ藻。あー、海だ-。
なんて堪能したのはほんの1分程度。
だって寒い。とにかく寒い。
写真を数枚とり車に戻る。体の芯まで冷えてしまった。
体育館は熱気があるから、冷えた足はじわじわと温まってきた。
女子チームが決勝進出したので最後の試合まで見届け,閉会式を終え体育館外での解散を待っていると,こども達から歓声が上がる。どうやらこのままご褒美で観覧車に乗ろうということになったらしい。
観覧車は終了時間が迫っていたので乗ることはできず、その先の海岸へ行って海見て帰ることになった。
朝来た場所に、またやって来た。
「わー,海だ-。」
わざわざ見に行くほど見たいわけでもなく、みんなが行くっていうから来たって程度のノリなのに、海を前にした途端高校生達は心が解き放たれていくようだった。
「海見たかったんだね。」って同調してもらった社員旅行の時とは違い、こちらの思いを大きく飛び越え、目の前の海に没頭する高校生達。
さっきまでコートに立ち、優勝を逃し,いろんな思いがそれぞれにあることでしょう。6月は高校生にとってはきつい1ヶ月になる。この後全国大会につながる個人戦が次々と押し寄せるのだから、関東大会はそれの幕開けに過ぎない。
ほんのつかの間の解放になったのだろうか、と思いながら波打ち際でしばらく遊ぶ子達を眺めた。
家から会場まで2時間かかるかな?と言うと農道使えばもっと早く行けるとか、1時間くらいで着くなどいろいろ意見がありとりあえず下道で行こうかと適当に出発。走りながらナビで確認し、これはやっぱり高速正攻法で行こうと急遽路線変更し,ありきたりのアクセスで柏インターから乗り込む。
下道で行っていたら第一試合終わる頃着くよね、なんて話しているうちに到着。試合開始までまだ1時間もある。
「じゃ、海見に行こう」となり、そのまま阿字ヶ浦の海岸へ。
観覧車の横を通り抜けると前方に海が見えた!
急速に心は海モードになる。
海なし県の育ちで,埼玉近辺を生活圏にしているから海を見る機会はとっても少ない。
だから、ここまできたら海見たい。
昔、社員旅行を企画した時の事。このコースでちょっと足延ばせば海見えると思い、わざわざタクシーで海岸線を迂回するルートを決めた。全員でタクシーで海岸まで行き、岸壁に立ち海を眺めてから待たせていたタクシーに乗った。しきりに運転手さんは「何も見るものないですけどね」と言っていた。
同行していた同僚の皆さんは、なんでここに立ち寄るのなんては言わず、「長野県出身だから,海珍しいんだね」と優しかった。そんな思い出話を車内で披露すると、「え、昔働いていたんですか?専業主婦だと思いましたよ。」って、そこ?そこなの!
さていよいよ海到着。
シーズンには早いから閑散としている。しかし我々一行はそんなことお構いなく車から飛び出した。
岸壁に打ち付ける波しぶき。潮の香り。海面に浮かぶ藻。あー、海だ-。
なんて堪能したのはほんの1分程度。
だって寒い。とにかく寒い。
写真を数枚とり車に戻る。体の芯まで冷えてしまった。
体育館は熱気があるから、冷えた足はじわじわと温まってきた。
女子チームが決勝進出したので最後の試合まで見届け,閉会式を終え体育館外での解散を待っていると,こども達から歓声が上がる。どうやらこのままご褒美で観覧車に乗ろうということになったらしい。
観覧車は終了時間が迫っていたので乗ることはできず、その先の海岸へ行って海見て帰ることになった。
朝来た場所に、またやって来た。
「わー,海だ-。」
わざわざ見に行くほど見たいわけでもなく、みんなが行くっていうから来たって程度のノリなのに、海を前にした途端高校生達は心が解き放たれていくようだった。
「海見たかったんだね。」って同調してもらった社員旅行の時とは違い、こちらの思いを大きく飛び越え、目の前の海に没頭する高校生達。
さっきまでコートに立ち、優勝を逃し,いろんな思いがそれぞれにあることでしょう。6月は高校生にとってはきつい1ヶ月になる。この後全国大会につながる個人戦が次々と押し寄せるのだから、関東大会はそれの幕開けに過ぎない。
ほんのつかの間の解放になったのだろうか、と思いながら波打ち際でしばらく遊ぶ子達を眺めた。