バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

誰でも演出家

2009-02-10 10:35:03 | ライフスタイル
「私が死んだら密葬にしてください。」って故人が言っていたのでそうしました。なんて話を聞くと、まだ感慨深くはならないけど、そうやっていつか私も死に際を意識する年齢になるのだろうなと思う。
 人間生まれるのも死ぬものたった1回しかできない。産まれるシーンを自分で演出することはできないから、せめて死ぬときは演出家になりたいと思うのは人情でしょう。しかしそれだって死は予測不能に突然やってくることもあるし、死んでしまえば実際に家人に脚本通りにやってもらえるかどうかはわからない。もっとも死んだ瞬間、もうどうでもいいですって現世への未練はなくなるように思いますが。
 同じく生きることも1回しかできない。こちらは大いに演出できる。この生き方は納得いかないと言って100万回も生き直すことはできない。
 そう強く意識して私は生きたい。

天の気

2009-02-09 12:34:44 | ライフスタイル
 週末は川間ジュニアに野田ジュニア。丸2日間家を空けるようなものだから、月曜午前中はたまった家事処理にさかれてしまう。つい7キロの洗濯を2回してしまったが、朝から曇天です。家事滞っているとき、何が最もストレスになるかというと、たまった洗濯物の山を見るときだと思う。私的には。そして家の中が何となくじめじめしているとき。スカーンと晴れれば気持ちもパーッと明るくなって、買い物でもしますかーって気になって、身の心もサイフも軽くなるって言うものです。この寒い冬を抜ければ、景気もパーッとなることでしょうか。
 雪国の人は大変ですね。長野にいたとき、冬洗濯物外に干すと凍っていましたから。今日辺り実家はどうだろう。母はどうしているだろう。そんなとき上田ケーブルテレビのライブカメラで別所温泉駅の映像見るのです。天気を確認できるだけで、生活がだいたい予想できるから。たまには帰らないとね。

楽は苦を生む

2009-02-07 07:23:46 | バネ
 久しぶりの合体漢字 「いちよじゅうななふつか」
 先生からの出題。家に持ち帰った小4女子のみ正解。全員を苦しませた問題。

 千葉県の特色化選抜の日。定員の半分とるのだから、もう前期入試みたいなものです。ここで受かれば楽ですが、半分は落ちるのだから、ここで決まると思わず2月末までがんばりましょう。学校独自問題は学校カラーでますが、中でも作文。与えられたテーマに400字程度で書く。こんな場合、あまりがんばらないほうがいい。たった400字。がんばって持論を展開できる長さではない。そつなくまとめておいた方が無難。だから出題者の意図を読み、何を書いてほしいのかをイメージすればおのずと書くべき400字のストーリーはできるというものでしょう。それじゃみんな同じになってしまうジャン、という懸念はありません。文は人なりで、そこはかとなくその人らしさが出ます。例えば「食わず嫌い」。これからの高校生活にどう活かしていくか、ときたら、当然これまでの失敗談(まれに成功談)を交え、高校生活への前向きな気持ちをはっきり出してまとめればいい。体験談に、食べ物の話を持ってくるのは、おいおいちょっとーですが。
 私立入試は3教科。公立は5教科。最初から私立しか狙わない子は理科、社会の受験勉強いっさいしない。公立狙いの子は、たとえ偏差値40程度の高校狙う子でも理科、社会の基本くらいは学習します。逆にこれくらいのレベルの子は、英数で得点稼ぐの難しいからと理科社会に力入れていることも多い。中学の学習内容は基礎基本。高校受験で理社勉強したかどうかは、その後の人生に影響あるように思いますが、どうですか?私立入試担当の先生方。3科の学校も5科採用するか、理社の知識なければ解けないような、英数国の融合問題増やしてはどうですか。(もちろんそのような出題の学校はありますが。)
 必要に迫られなければやらない。だから私立中3生も理社学習入れています。

漢字解答
「間」
 

逃げる脳.立ち向かう脳。

2009-02-05 07:24:30 | バネ
 あれもやりたい、これもやりたい。忙しいときほどやりたいことが多くなる。テスト前夜。テスト勉強しなくちゃいけないのに、読みたい本があって、つい深夜まで読んでしまう。かといってテスト終わった翌日むさぼるように本を読むかというと、ただぼよよーんと時間を過ごしてしまう。これは単に逃げの発想。目の前の課題から、別の課題に逃走しただけ。
 「はい、このプリントやって」と渡すより、「制限時間10分。スタート」と言って渡した方が得点あがる。更には点数順位で席替えするからと付け加えると、ケアレスミスさえ減ってくる。
 追い込まれると逃げようとする脳。追いつめられると能力全開になる脳。
 食事作りはいつもこんな感じ。朝食と弁当を一気に作る。いつも我ながらたいしたものだと思う。コンロ3つ同時使用し、手4本分くらいの手際で次々作業を進める。いつもギリギリセーフで間に合わせるたびに、「すっごーい」って自画自賛。でもだれも褒めてくれない。逃げることが可能なら、いつだって逃げに向かうよ。学食だってあるんだからね。
 

身も心も日本犬、バン。

2009-02-04 07:21:53 | 川上犬
 バネにすぐ謝っちゃう子います。別に怒られているわけじゃないのに「すみません」を連発。それだけにあまり心が入っていないから「スミマセン」って感じかな。同じく「へー」とか「なるほど」も連発するから「スミマセン」も相づちのうちかー?
 さてバンは。バンもすぐ謝る。別に何か悪いことしているという認識なくも、相手が怒っていると解るとすぐ謝る。「すみません、すみません」と本当にすまなそうに作り笑いして謝りながら首としっぽをを垂らしてすり寄って来る。気の毒だから、別に怒っていないよと安心させて解放してやるが、これがバンの処世術。この場合相手とは家族限定。他人が怒ったら、「何をー!」って向かって行く可能性ありなのでご注意を。
 昨晩、バネ終了後の10時頃に豆まきをすることにした。障子を開け、テラスに「鬼はーそと」って小声で豆投げる。障子が開いた瞬間、「何かくれるの?」って目をピカピカさせて小屋から飛び出たバンの足下に豆がピシピシ飛んで来たのだから、たまりませんよ。「なんで怒ってるの?なんか悪いことした気がしないけど、この際謝っちゃおう」と謝罪ポーズで家に入り込み、絨毯の上までやって来て作り笑いでピンチ顔。あーあー。昼間床にワックスかけて、絨毯ファブしたとこなのに。そのことにより怒られるバンなのでした。
 今朝は久しぶりのごちそうに歓喜する鳥達が大騒ぎ中。

日課の話

2009-02-03 07:17:54 | ライフスタイル
 びっくりしたこと。
 朝からつけっぱなしになっているテレビから聞こえた音声に耳が止まる。
 「富士登山が日課です。」
 にっかー?聞き間違いかと思いテレビの前に座ってその番組をじっくり見ることになった。日課にしているのは68歳の佐々木さん。秦野の自宅から5合目まで車で行き、朝7時に5合目を出発し、昼には下山するというのです。雨の日以外は毎日だそうです。どんな歩き方するんだろうと誰でも知りたい。スタッフが佐々木さんに同行することに。日本一過酷な富士登山ロケとなったのでした。普通は途中1泊して2日から3日かける富士登山。同行するために取材班は4カ所で佐々木さんを待ちます。佐々木さんの健脚に次々と若手は振り切られ、次に待機するグループにバドンタッチ。大学の山岳部員も振り切り、佐々木さんは頂上で片足バランスで余裕の記念撮影。そしてすぐ下山。本当に5時間以内で帰ってきました。さらにびっくりしたのは、そのあと帰宅途中の山にも登り、夕方ゴルフの打ちっぱなしで練習してご帰宅。いやはや、です。
 人間の能力はすごいと思うし、こんなにストイックなおじさんが身近にいたらどんなだろうと思いを馳せたら、いますよ実際私の周りにも。佐々木さん同様無駄な脂肪のない体。
 佐々木さん、4万円の登山靴を1ヶ月ではきつぶし、通勤費というかガソリン代は6万円。だそうです。これもいやはやです。

マラソン大会

2009-02-02 09:49:29 | Badminton
 日曜は関宿城マラソン大会。野田ジュニア全員参加の新春イベントの一つです。昨年は雪で中止。前日は土砂降りの雨。雨が降ってくれればとの子ども達大人達の願いむなしく、朝は快晴。だけでなく,強風。これは大変だーと思いながら会場に向かうと、すでに大勢集まっていました。今年からコースが変わり,土手の下の直線距離を走ります。行きはよいよい、帰りはの通り,帰りは超強風向かい風。ゴール直後に倒れる小学生も出るほど走る方も,見る方も過酷でした。体調悪いですって連絡が来てたくさん休んじゃうかと思ったら,欠席はほんの数名。家を出るときに、「遅いからって怒っちゃだめだよ」って夫に釘刺されたけど、陸上の強豪チームも参加する中で記録を狙うつもりはなく、全員参加できればいいという気持ちでいます。こんな状況でもほとんど休まず、ほぼ全員来たことが立派です。
 快晴の強風だから、右手の筑波山からぐるーっと日光、関宿城、富士山とパノラマが展開する眺望に、多くのランナーが集まっている様子を写真に収めたかったけど、携帯電池切れで残念。土手でおしゃべりしながら走りを見ていると、スタートに立つスタッフの中に娘が小学校の時の担任の先生を発見。お互いあれからもう3年ですか、と昔話に花を咲かせました。偶然にも前夜小学校の陸上部時代の思い出話をしたところで、強風の中、来てよかったー。帰宅すると娘にも、「いいなー」と羨ましがられ。先生に会いたければ、来年参加すればいいんですよ。
 全員完走後、土手で記念撮影し「そのまま礼してでんぐり返しして解散しよう」というと、いつもの冗談だと軽く流した男子の横で、真に受けて本当にやろうとしている女子。実際にやったちびっ子1名。