LUNACY

cygnus' blog

外山啓介 ピアノ・リサイタル2013

2013-09-29 22:23:31 | ピアノとクラシック
サントリーホール

J.S.バッハ: シャコンヌ ニ短調(ブゾーニ編曲)
シューベルト: 献呈 (リスト編曲)
シューベルト: アヴェ・マリア(リスト編曲)
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル: ラ・ヴァルス
ショパン: 3つのワルツ op.64 第6番「子犬のワルツ」、第7番、第8番
ショパン: 英雄ポロネーズ
ショパン: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35「葬送」

アンコール
ブラームス:間奏曲 作品117-1
ムソルグスキー:『展覧会の絵』から「キエフの大門」


府中でのコンチェルト聴きに行って以来の外山くんです☆

総評としては、もっと抑揚というか表情が欲しかったかな?
自信なさげな感じがしたのがちょっと気掛かり。
叩かなかったのはいいのだけれど、打鍵ミスも昔ほどではないけど、少し気になったし。
ヴァルスは、リズム感でこっちを引き込んで欲しいのだけれど、ちょっともの足りない感じ。
アヴェ・マリアも、弾けてるからもっと感情が欲しかったかな。。。。
葬送を破綻なく弾き切るのでイッパイだったかな?
きっと、調子悪かったんだろう。


アンコールの展覧会の絵のキエフの大門。
外山くん好きなのかもねぇ。僕も、職場のCDプレーヤでよく聴いていますw。

とりあえず、まだ応援していくから頑張ってくれぇ~日記でした。
再来月のチャイコフスキーはバッチリ決めてくれることを願いつつ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座線に乗ったら

2013-09-29 13:18:35 | 街・散歩・小旅行
幕車が来たから思わずパシャリ(笑)。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『そして父になる』是枝裕和監督

2013-09-29 00:46:00 | 映画
シネ・リーブル池袋

第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞

バカな親から、素直な子どもが育っているオハナシ。
今までの是枝監督の作品とは、どこどなくひと味違う感じ。

世間知らずの優等生(ようするに勉強しかできないクズw)なパパのリョウタ役に福山雅治というのは、ハマり役キャスティング。
このキャラ、共感できないんだけれど(笑)、自分もノーマルに生きてうまく人生廻っていたら、ああなっていたかもしれないという恐怖を感じるところが、僕のヤバイところであり(つまり、このうまく人生廻っていない10数年に感謝しなきゃない(汗))。
また、あの父親像と自分の父親像もかすかにカブルのが、さらに、そのヤバさに追い打ちを掛ける感じ。

青山真治監督『レイクサイドマーダーケース』同様に、子どものお受験というのは、家族劇のネタになったんだなぁと実感。
ただ、レイクサイド~のように、70年代80年代は世間知らずの教育ママがネタだってのが、教育パパも登場しているのが世相を反映しているのか。。。。
※つまり、昔は視野の狭い教育ママを、働く(がゆえに世間や人間を知っている)パパが諭すというのが成立していたのが、それがしなくなっているという怖さがあるってこと。

子どもの描写がうまいのは、相変わらずの是枝監督。
カメラマンは今回は誰かチェックし忘れた(恥)。

尾野真千子は、ちょっと感情を抑え気味の演技だったのが、ちょっと残念。というか、監督の演出かな?

あと、子供を入れ換えた看護師のその行為の動機が弱いとは思う。ちょっと意味不な感じ。
それから、僕なら、親権・養育権の片付け方は別にして、双方の両親と自由に会えるように最初から取り決めすると思う。
そして、子供にも、最初から真実を伝えると思う。6歳なのに分からないってことはない。分からなかったとしても意味はある。


とりあえず、この映画を(とくにリョウタを)、冷めた目で見ればバカじゃないの?で終了というか、白々しいだけのストーリーと演出なんだけれど(笑)、でも、やっぱり、子役の演技とかで、結構、泣かされてしまいました。

蛇足。
仕事でお邪魔したことのある清瀬市の大林組の技術研究所が出てきた♪

#2013.9.29加筆
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする