LUNACY

cygnus' blog

『シング・ストリート 未来へのうた』

2016-07-16 22:33:35 | 映画
シネクイント
原題:“Sing Street”


80年代のアイルランド・ダブリンを舞台にした、青春×恋愛×音楽映画。
何だか、とにかくくすぐったいというか、そんな感じの映画。
ツッコミどころも多いのだけれど(苦笑)、それをやったら冷笑主義というもので、つまらんよね。

やはり、気になるのは、この作品に引用される洋楽(曲&アーティストビジュアル)について、僕はギリギリ&ほとんどわかる(周囲にもマネしているヤツがいた!w)けれど、今の若者(冷戦終了後生まれ)には、どこまでリアリティが感じられるのだろう?ということ。
それにしても、ダブリンの若者にとってロンドンって本当に憧れの場所だったんだろうな。
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リオール・シャンバダール指揮ベルリン交響楽団 ピアノ:外山啓介

2016-07-16 01:29:07 | ピアノとクラシック
サントリーホール

★プログラム★
エルガー: 愛のあいさつ
シューベルト: 交響曲第7番 ロ短調 「未完成」
シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調
ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」

★アンコール★
シューマン:トロイメライ (ピアノ・アンコール) 
ワーグナー:オペラ『ローエングリン』第1幕への前奏曲

パンフレット冊子に1000円取られた(泣)が、それによると指揮者のシャンバダール氏ってイスラエル生まれなのか。それなのにドイツのオーケストラの指揮者ってすごいな。
しかも、アンコールはワーグナーって。。。大丈夫なのか?とこちらが心配。
しかも、迫力、失礼、貫禄あるオナカをしてらっしゃる(笑)。

オーケストラは、個人的には、柔らかさのある繊細な音を出す楽団だなぁという印象。突き抜けてはないけれど、悪いところもないという感じでした。
エルガーの「愛の挨拶」はそつなく無難な印象。
シューベルトの「未完成」は、僕が曲を完全に忘れていました。
ドヴォルザークの「新世界」は、オーケストラがキメるところで迫力を出してましたね。プログラム前半でバテないようにセーブしていたのかな?(笑)
ワーグナーって、金太郎飴のように、どこをとってもワーグナーって感じだよね。「ローエングリン」もそういえば、ココも有名だったな、と。←どうしても、元吹奏楽部としては「エルザの大聖堂への入場」が先に思い浮かぶw。


というわけで、目当ての外山くん。シューマンの協奏曲です。
以前、広島?でハデに転けてやらかした(らしい)といういわくつきの(苦笑)。
だから、とにかく、まずは、トラブル無く最後まで弾き抜いてねぃという意識ばかりが先に立ってしまいました。
和音をちょっと叩き気味だったし、パッセージは粗い感じもあるけれど、昔と較べたら遙かに向上しているかと。
また、以前、さんざんリズム感ないとか、ヒドいこと書いてきたけれど、今回は、途中のシンコペーションも、それなりにバシッとしていたかな、と。
後半、細々とした音が多くて大変そうにも感じたかな。

あと、それが別に悪いわけじゃないのだけれど、自分をオケに合わせるタイプなんだろうなぁとつくづく感じました。
オレ様モードで、自分がオケをグイグイ引き込んでいく感じじゃぁないよね(笑)。

でも、不思議なくらい、やっぱり音が綺麗なんだよね。キラリン外山とか、キラリンケースケとか名付けてみようかw。
ただ、濃さ・深さが足りないという人もいるのかもだけれど。

とまぁ、こんな感じにまとめてしまうことからもわかるように、僕としては、今回の演奏は満足です。もう1度聴いても良いなぁって。
今、全然それどころじゃないけれど、皇后陛下・美智子さまにも聴いていただけたらなぁとも思ってみたり。


蛇足。
パンフレットの解説に、外山くんの演奏が女性ファンの心を鷲掴みとか、会場が女性で満席とか書かれているけれど、オイラはどないになるんねん(笑)。
Comments (8)
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