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LUNACY

cygnus' blog

新国立劇場『タンホイザー』

2019-02-09 18:58:53 | ピアノとクラシック
2/9(Sat) 14:00-



タンホイザーは、生で観るのは初めてでした。

オーケストラが下手でちょっとキツい感じ。
音が汚い感じだし、クレッシェンド&デクレッシェンドが下手というか、メゾピアノやメゾフォルテがない感じ。。。。特に、1幕がつらかったかな。そう、大事な序曲にもっと柔らかさが欲しかった。
こちらは、どうしても、序曲(というか「巡礼の合唱」のテーマ)や大行進曲については、イメージがかっちりとあるから、それにハマるか、いい意味で裏切ってほしいかのどちらかなんだよな。

舞台演出については、奇を衒うことなく正統派で好い感じ。いや、現代読み替えが嫌いなだけなんだが(苦笑)。
イタリアオペラのヴェルディ『アイーダ』とかもだけれど、ファンファーレ&行進曲のシーンって、やっぱり、一大スペクタクルだよね。

んで、歌い手さんは、バリトンのヴォルフラムが佳かった!
エリーザベトも優等生的かもしれないけれど、コケることはなかったかと。

ストーリーだけれど、ハインリヒという名の人物が教皇に頭下げにいくというのは、どうしても、カノッサの屈辱の故事を思い出してしまうんだよな。。。。

ワーグナーは、『ローエングリン』にもでてくるけれど、お小姓キャラ(このタンホイザーでは牧童)を用意するのが好きなのかもね(笑)。

プログラムを読んで、初めて永井荷風とワーグナー作品の繋がりを知りました。
お勉強しました。
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隠岐さや香「文系と理系はなぜ分かれたのか」

2019-02-09 12:35:44 | 本・コミック
読了

あとがきに、筆者の主張のエッセンスがまとまっているように感じました。
というか、僕に刺さりました。

この本にあるような調査を今後も行うならば、
「(学校や家庭の環境や方針により)理系に進んでしまったのに不適応のまま就職して抜け出せない」パターンの統計的&心理学的な考察をしてほしい。
これで、苦しさ抱えている人は相当数いると思うんだ。
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