LUNACY

cygnus' blog

『ともしひ』("HANNAH")

2019-02-10 20:38:38 | 映画
シネスイッチ銀座

原題の意味は、主人公の名前アンナのことかな。
アンドレア・パラオロ監督

旦那さんが収監されてから、身のまわり(とくに人間関係)の変化による苦しみともがきを描いたストーリー。
シアターから帰りに出るときに、大きな事件が起きずに淡々と主人公との周縁部の関係の叙述が続いていてそれがつまらないと、パートナーにボヤいていたいい歳こいたオッサンがいたけれど、アホかと。

シャーロット・ランプリングが主演。というか、独演に近いくらい。
しかも、日本公開される作品では、汚れ役が多い気がしているのだけれど、これもそう。本人が、そういう作品を選んでいるのかなとも思ってみたり。

子どもたちに冷たくされて、家に帰って号泣するシーンは、迫真でした。

演劇サークルでのお芝居練習が、なんか自己啓発セミナーっぽいかな?

ニコラという盲目の少年が救いかな。この子役が設定されてなかったら、もっとキツい印象の作品になっていたかと。
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