サントリーホール 2/1(金)
指揮:円光寺雅彦
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
セットリストは以下の通り
ヴォーン・ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲 (オーケストラによる単独演奏)
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
カタルーニャ民謡:鳥の歌(チェロ・アンコール)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
ショパン:ノクターン第20番 「遺作」(ピアノ・アンコール)
ショパン:チェロ・ソナタ 第3楽章より(チェロ/ピアノ・アンコール)
軽くおおまかにコメント。
「グリーンスリーヴスによる幻想曲」だけれど、これ、実は、コントラバスが大事だなと思った(いや、どのパートも大事なのだけれどさ)。この絶妙に柔らかな響きの支えって、コケたら台無し系。
チェロの辻本くん。
オナカが貫禄付いて髪型も眼鏡もでイメージ変わったなぁ(笑)。
以前聴いたとき、2階席でもブレスが聞こえてくらいだったから、今度は1階席前方だったから息づかいがよりはっきりと聞えました。
そもそも、エルガーっていう選曲がシブいよなw。モチロン、僕は初めて聴く一曲。奥行きのある曲に感じました。
チェロって、あんまりじっくり聴くことなかったから、チェロの音の響きの深さを勉強しながら聴いていたていた感じ。
細やかな表現力があるんですね。
んで、実は、演奏中、僕のなかでは、穂積によるコミック『僕のジョバンニ』のイメージ重畳が激しかったのだ。。。
ピアノの外山啓介くん。
また、ショパンで、原点回帰というようなイメージかな。
ただ、このショパンのピアノ協奏曲第1番というのは、僕にとっては、どうしてもポーランドのイメージが想起される曲。
そして、僕のそのポーランドのイメージは、アンジェイ・ワイダ監督の映画作品群によって、作られている部分が大きい。
その点からすると、やはり、外山くんの演奏は、綺麗で華があるのはいいのだけれど、もうちょっと泥くさくて暗い靄の中にいるような雰囲気も欲しいと思ってしまうんだよな。
でも、外山くんの丁寧で綺麗な演奏は満足です。昔のようなガン叩きから見たら、繊細さが佳いように出てきたと思います。
円光寺先生のトークがあるかと思ったらなかったな。
というか、実は、円光寺先生が指揮って(あえて変換のままにw)ふたりにインタビューして、デュオ・アンコールかと(コンサート開始前は)思ってました。
さて。というか、ところで。
加齢に伴う難聴が始まってしまい(医者曰く、ちょっと(年齢的に)早いですが、とのこと)、僕の耳には、じわじわと高い音域の響きが聞えなくなっているわけなのです。
このコンサートを聴きながらも、あぁ、この音楽のすべての音の響きを聞き取れてないんだなぁって思うと、ちょっと悲しいというか切ないというか、そんな感じに捕われてしまいました。
あと、今回、席の位置が微妙に悪かったな、と。
ステージに近くて、ソロ演奏者や指揮者の姿はよくわかるのだけれど、ピアノの下という感じで。。。。
オーケストラの音はピアノの向こうで上へ抜けて言ってしまっている感じで。。。。
そんなわけで、『ピアノの森』のカイ(の場合は音楽室だけれど)のように、小学校の頃に体育館で体育座りしながら、聴いているようなピアノの音が、結構しました。要するに、ピアノの下から鳴っている音を聞いている感じ。
とりあえず、こんなところかな。
指揮:円光寺雅彦
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
セットリストは以下の通り
ヴォーン・ウィリアムス:グリーンスリーヴスによる幻想曲 (オーケストラによる単独演奏)
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
カタルーニャ民謡:鳥の歌(チェロ・アンコール)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
ショパン:ノクターン第20番 「遺作」(ピアノ・アンコール)
ショパン:チェロ・ソナタ 第3楽章より(チェロ/ピアノ・アンコール)
軽くおおまかにコメント。
「グリーンスリーヴスによる幻想曲」だけれど、これ、実は、コントラバスが大事だなと思った(いや、どのパートも大事なのだけれどさ)。この絶妙に柔らかな響きの支えって、コケたら台無し系。
チェロの辻本くん。
オナカが貫禄付いて髪型も眼鏡もでイメージ変わったなぁ(笑)。
以前聴いたとき、2階席でもブレスが聞こえてくらいだったから、今度は1階席前方だったから息づかいがよりはっきりと聞えました。
そもそも、エルガーっていう選曲がシブいよなw。モチロン、僕は初めて聴く一曲。奥行きのある曲に感じました。
チェロって、あんまりじっくり聴くことなかったから、チェロの音の響きの深さを勉強しながら聴いていたていた感じ。
細やかな表現力があるんですね。
んで、実は、演奏中、僕のなかでは、穂積によるコミック『僕のジョバンニ』のイメージ重畳が激しかったのだ。。。
ピアノの外山啓介くん。
また、ショパンで、原点回帰というようなイメージかな。
ただ、このショパンのピアノ協奏曲第1番というのは、僕にとっては、どうしてもポーランドのイメージが想起される曲。
そして、僕のそのポーランドのイメージは、アンジェイ・ワイダ監督の映画作品群によって、作られている部分が大きい。
その点からすると、やはり、外山くんの演奏は、綺麗で華があるのはいいのだけれど、もうちょっと泥くさくて暗い靄の中にいるような雰囲気も欲しいと思ってしまうんだよな。
でも、外山くんの丁寧で綺麗な演奏は満足です。昔のようなガン叩きから見たら、繊細さが佳いように出てきたと思います。
円光寺先生のトークがあるかと思ったらなかったな。
というか、実は、円光寺先生が指揮って(あえて変換のままにw)ふたりにインタビューして、デュオ・アンコールかと(コンサート開始前は)思ってました。
さて。というか、ところで。
加齢に伴う難聴が始まってしまい(医者曰く、ちょっと(年齢的に)早いですが、とのこと)、僕の耳には、じわじわと高い音域の響きが聞えなくなっているわけなのです。
このコンサートを聴きながらも、あぁ、この音楽のすべての音の響きを聞き取れてないんだなぁって思うと、ちょっと悲しいというか切ないというか、そんな感じに捕われてしまいました。
あと、今回、席の位置が微妙に悪かったな、と。
ステージに近くて、ソロ演奏者や指揮者の姿はよくわかるのだけれど、ピアノの下という感じで。。。。
オーケストラの音はピアノの向こうで上へ抜けて言ってしまっている感じで。。。。
そんなわけで、『ピアノの森』のカイ(の場合は音楽室だけれど)のように、小学校の頃に体育館で体育座りしながら、聴いているようなピアノの音が、結構しました。要するに、ピアノの下から鳴っている音を聞いている感じ。
とりあえず、こんなところかな。