坂上香監督。
これも、「仮設の映画館」にてVOD鑑賞。
修復的司法の話。
TC(セラピューティック・コミュニティ)なる臨床心理学的?なピアサーポート対話(補助員+受刑者同士)による、受刑者の自分と向き合うためのプログラムがあって、日本でも導入され始めていて、その状況についてのドキュメンタリー。
まず、何より驚いた(つまり僕が無知で恥ずかしかった)のが、受刑者たちが「自分の言葉」を持っていること(それこそTCで身につけたのかもしれないけれど、それでも)。よく話すし、語彙もちゃんと持っていて、出してきているし。
そういうところが欠けてしまっている人びとではないかと、思い込んでいました。(←見沢知廉の受刑記を読んでいたせいかもしれないですが)
もちろん、それが、彼らは、僕と何も変わらない人たちなんじゃないかという思いを抱かせるわけです。
よく言われることだけれど、この社会の福祉が充実していれば、彼らが道を誤るのを防げたんじゃないか、ということも、何度も思いました。(←山本譲司さんの受刑記にこの手のメッセージがあったような気がします)
それから、いじめ被害の経験者の多いことにも驚き(そして、彼らをいじめた加害者は何も咎められてないのかも知れない)。効いていたけれど、やはり、インタビューや本人の口からのトークが出てくると、見聞きの重みが違いますね。
これも、「仮設の映画館」にてVOD鑑賞。
修復的司法の話。
TC(セラピューティック・コミュニティ)なる臨床心理学的?なピアサーポート対話(補助員+受刑者同士)による、受刑者の自分と向き合うためのプログラムがあって、日本でも導入され始めていて、その状況についてのドキュメンタリー。
まず、何より驚いた(つまり僕が無知で恥ずかしかった)のが、受刑者たちが「自分の言葉」を持っていること(それこそTCで身につけたのかもしれないけれど、それでも)。よく話すし、語彙もちゃんと持っていて、出してきているし。
そういうところが欠けてしまっている人びとではないかと、思い込んでいました。(←見沢知廉の受刑記を読んでいたせいかもしれないですが)
もちろん、それが、彼らは、僕と何も変わらない人たちなんじゃないかという思いを抱かせるわけです。
よく言われることだけれど、この社会の福祉が充実していれば、彼らが道を誤るのを防げたんじゃないか、ということも、何度も思いました。(←山本譲司さんの受刑記にこの手のメッセージがあったような気がします)
それから、いじめ被害の経験者の多いことにも驚き(そして、彼らをいじめた加害者は何も咎められてないのかも知れない)。効いていたけれど、やはり、インタビューや本人の口からのトークが出てくると、見聞きの重みが違いますね。