チームKのセットリストは、今まではずっとチームAの“お下がり”だったわけです。そのせいで、チームAと常に比べられ、自然と評価も厳しいものになっていました。また、1stセットリスト自体に飽き始めていた客がいたのも、マイナスに働いていたでしょう。
しかし、今回の2ndステージの曲は、14曲全てオリジナル。それもチームK専用に作られた感じ。ここにきてやっと、チームKはチームAと同じスタートラインに立てたような気がします。
で、改めてチームAとチームKの2ndステージを比べてみると、チームAの方は個人をフィーチャーするあまり、少しバランスが悪くなっているのに対し、チームKの方は基本的に「全メンバーの総力戦」なので、バランスが良く、“一つのショーとしての完成度”から言えば、明らかにチームKの方が上だと思います。
「ショートしてのまとまりは良いけど、楽曲はイマイチ」という感想が今回は多いようですが、私は楽曲自体についても、結構良い曲が揃っている気がしました。まあこの辺は好みの問題ということでしょうね。
その3以降は、個々の楽曲の印象について書きます。