“はるきゃん”こと石田晴香。彼女を初めて見たときの印象は「挙動不審な内田莉紗」。
彼女の初登場時のインパクトは、絶大でした。B3rd公演で、多田愛佳のアンダーとして出演したのですが、出てくるなり、ずっと周りを見てるわ、振りは全然覚えてないわ、立ち位置を間違えて、メンバーに引っ張り回されるわ、散々でした。
しかし、その“挙動不審ながらも、必死に頑張る姿”が、なぜか客の心をわしづかみにしたらしく(パク)、あっという間に人気者になり、その次の出演時には、既に大きな声援が飛ぶようになっていました。
当時は、どういうキャラかイマイチ分からなかったのですが、段々と分かってきたキャラは当初の印象とは違い、ちょっと意外なキャラでした(※1)。
・小学生のときから柔道をやっていた。
・アニメ・漫画好き。イラストがメチャメチャ上手い。
・アイドル好き。しかも、女子には珍しい「女性のジュニアアイドル好き」。
・歌が上手い。
そして、パフォーマンスについては、回を重ねる毎にどんどん上達していきました。
先日も、K公演で“大きく、力強く”踊っている彼女を見ました。そこにはもう、あの頃の挙動不審な彼女はいません。AKBのコンセプトとしては、「公演を通じて成長しスキルアップした」ということで、喜ぶべきことなのでしょう。でも、あの頃の彼女も捨てがたいものがあり、少し寂しい気がしなくもないです。
ちなみに彼女、現在残っている研究生の中では、(バックダンサーを除く)ステージデビューが一番早いメンバーとなっています。
※1…最初は、見た目がえれぴょん(小野恵令奈)に似ていたこともあり、“正統派”かな、と思っていたのですが、まさかこんなにヲタヲタしいキャラだとは思いませんでした(笑)。