本日、個人的に意表を突かれたというか、完全に予想外だったニュースが入ってきました。
AKB48の研究生で、先日の武道館コンサートで正規メンバーへの昇格が発表され、10月から新生チームBで活動することが決まっていた鈴木紫帆里が、8月いっぱいで研究生を辞退するとのこと。今日の昼公演で本人の口から、発表があったそうです。
これは、完全に予想外でした。“しほりん(鈴木紫帆里)”は、7期生の中でも1、2を争うぐらいに、パフォーマンスがしっかりしていて、非常にやる気も感じられていたメンバーだったため、こんな形での辞退(卒業)をするとは思ってもみませんでした。
しかも、元々彼女はユニットのセンターを務めており、研究生の中でも、推されメンの方でした。さらに、正規メンバーへの昇格も決まり、まさにこれから、というときでの、まさかの辞退発表。
公演で本人の口から語られた、辞退理由は以下のようになっています。
「武道館で昇格させていただいて、正式メンバーになると
いうときに、自分の中途半端さに気がついて、他のメンバー
さんは必死に夢を追いかけているのにAKBに入って夢を
見つければという甘い考え方で続けてる訳にはいかないと
思って、AKBにいて悩んで立ち止まっているより
自分で夢を見つけて、その夢にまっすぐに向って歩くことに
決めました。 (公式ブログより)」
個人的には、全く納得出来ない理由ですけれどね。彼女から「中途半端」という言葉が出てくるとは思いませんでした。上にも書きましたが、彼女のパフォーマンスはいつも全力で行っているように見えましたし、「中途半端」という言葉から一番遠い存在に思えたからです。
また、「他のメンバーさんは必死に夢を追いかけているのに」と言ってますが、ほんとですかね。私には、全員が全員、はっきりした夢を追いかけているようには見えません。AKBに入ること自体が目的の子だっているように思いますし、彼女のようにAKBに入ってから夢を見つけようと思っている子だって、いると思うんですけれどね。
まあ、もちろん彼女が語った「理由」は、表向きの理由で、本当の理由は別に有るんでしょうけれどね。まあ、理由はどうあれ、彼女は8月いっぱいでAKBからはいなくなってしまうわけで…。彼女には期待していたので、辞退は非常に残念です。
それにしても最近、林彩乃にしろ、鈴木紫帆里にしろ、ユニットのセンター(つまり推され)の子が立て続けに辞めていっているのが、ちょっと気になります。干されの子がAKBに見切りを付けて辞めていくなら、まだ分からないことも無いのですが、推されの子が辞めていくのは、相当まずい状況ではないかと、個人的に思います。
AKBに入ること自体が目的の子なら話は別ですが、「AKBをステップに夢を叶えたい」と思っている子にとって、AKB48はもうあまり魅力のある環境では無くなってきているのかなあ、という気がします(※1)。
※1…複数の公演にアンダー出演したり、(メインではない)テレビ番組への出演など、忙しすぎて、じっくり自分磨き、スキルアップに励むことが出来なくなってきているのかな、と。