さて、1月27日の日中から深夜にかけて、今までAKB48に起こった出来事の中でも、最も衝撃的なもののうちの一つが起こりました。いわゆる「初期メンバー」である3期生の米沢瑠美と1期生の平嶋夏海が、共にAKB48を辞退し、AKB48を去ることになったのです。
◆事の発端と経緯
事の発端は、「米沢瑠美のプライベートなtwitterアカウントが発見された」ことに始まります。そこから、「大量の画像が発見される」 → 「平嶋夏海と共に、一般男性と写っている画像が発見される」 → 「米沢のプライベートなmixiアカウントが発見される」 → 「平嶋夏海のtwitterアカウントが発見される」といった具合に、芋づる式に次々と色々なことが発覚しました。
発見された画像の中には、一般男性と非常に親密な関係をうかがわせる様なものも含まれていました(※1)。
有名な話ですが、AKBは表向き恋愛禁止となっています。過去にこれに抵触したため、解雇されたメンバーや研究生がいたことは、多くの方がご存知でしょう。
また、プライベートなブログやSNSサイトのアカウントを持つことも禁止されています。恋愛よりも、こちらの方が禁止の度合いが強いものと思われます。
◆あまりにも早かった運営の対応
さて、上記のことが発覚して以降、ネット上では二人の処分について注目が集まっていました。先の大場の件やSKE、NMBでの流出騒動では、「過去のことは不問」という一応の見解が、運営から出されています。ただし、今回は過去ではなく、思いっきり「現在進行形」です(パク)。よって厳罰も予想されました。
そして、運営から発表された内容は「米沢、平嶋の両名がAKB48を辞退する」という衝撃的なものでした。何より衝撃的だったのは、処分を発表するまでの時間の短さでした。
大場のときにしろ、菊地のときにしろ、今までは問題が発覚してから処分の発表までは、2週間ぐらい掛かるのが常でした。だからこそ、ファンをやきもきさせていたのですが、今回は問題が発覚してから、なんと丸一日も経たないうちに処分が発表されました。
AKBを辞退するという、今後の芸能人生を左右するような重大なことを、こんな短期間で決められるものなのでしょうか?何せ、米沢瑠美に至っては、シンガポール公演に出演するため、問題発覚時には、日本には居ませんでした。そんな状態で結論を出したことに驚きました。
「これ以上詮索されたら、もっとまずいことが出てくるから、その前に早目に手を打っておく」といった事情でもあったのか?と勘繰りたくなります。
◆憶測
彼女たちは、二人とも、旧チームBのメンバーでした。そう、あの菊地彩香(当時)が解雇になったときの騒動を、間近で見ていたメンバーです。こういうことが発覚した場合、どういうことになるか、一番良く分かっていたはずのメンバーでした。
それだけに、今回なぜこういう軽率なことをしたのか理解に苦しみます。ただ、今回処分の発表が異常に早かったことと合わせ、もしかしたら、以下のように考えていたのでは?と思っています。
●二人とも、バレる覚悟でtwitter等をやっていた。バレたら、AKBを辞めるつもりだった。
二人とも、いわゆる干されメンの方に分類されるメンバーでした。特に米沢瑠美は最近公演でも元気が無く、あまりAKBに対して執着が無いようにも見えていました(※2)。「このままAKBにいても、上に行けそうにない。だったら、私生活の方を楽しみたい」と考えたとしても無理はない気もします。
ただ、仮に辞める覚悟だったとしても、今回のことは許されることでは無いと思っています。AKBのイメージに傷を付けて、他のメンバーに迷惑を掛けたことには違いないので…(※3)。
◆今後について
平嶋夏海の方は事務所には残るようです。米沢瑠美については、帰国してから決めるとのこと。でも正直、AKBの看板がはずれた後、単独で活動していくのは、非常に厳しいのではないでしょうか?
あと、チームK、Bに久しぶりに枠が空きました。この枠には誰が昇格するのでしょうかね。ただ、こういう形で空いた枠に昇格しても、素直に喜べない部分がありますよね…。
※1…バーのような場所で、非常に近い距離で見つめ合っていたり…。
※2…1年前ぐらいに久しぶりに握手したとき、前に握手したときと全く対応が違っていたので、驚いた記憶があります。
※3…ちなみに私は恋愛はバレなければOKだと思っていて、今回問題だと思うのは、「プライベートでtwitterやmixiをやっていたこと」だという立場です。