さて、昨日書ききれなかった、じゃんけん大会についての補足と雑感を…。
◆「1位しか目立たない」じゃんけん大会
今までのじゃんけん大会を見ていて思うのは、「結局、本当に目立つ or 光が当たるのは1位のみだなあ」ということ。特に去年からその傾向が強くなったと思います。
例えば総選挙は「神7」という言葉も生まれたように、2位以下のメンバーもそれなりに目立ちますが、じゃんけん選抜の場合、目立つのはせいぜい2位までで、それ以下は結局「その他大勢」みたいな扱いになり、ほとんど目立たず終わってしまう気がします。
第1回や第2回の選抜メンバーが誰だったかは、私も全員は出て来ないです。例えば、肥川彩愛や梅田彩佳が去年の大会でも選抜入りしていたことを、昨日まですっかり忘れていました(パク)。
◆そろそろ出て来てもいいのでは?「データ重視のメンバー」
今回、テレビの画面に、メンバーがそれまでに出した手が表示されていました。例えば決勝を例に取ると、島崎遥香は、あいこになった時以外は全てチョキで、仁藤萌乃は全てパーで勝ち上がってきていました。
なので、視聴者には「今までと同じ手を出すなら、島崎遥香の勝ちだ」と事前に予想出来たわけです。逆に言えば、仁藤が島崎のそれまでの傾向を知っていたら、容易に勝つことが出来たはずです。
今までの大会もそうですが、勝ち上がる子の中には「ひたすら同じ手を出して勝ち上がる」という子が少なくありません。だから、そろそろ「対戦相手の過去に出した手の傾向を考慮して戦う」というメンバーが出てきても良さそうなのですが、出てこないですかねえ…。
◆“キャラ”では無かった?小谷里歩のヘタレっぷり
指原莉乃に対抗する「関西のヘタレキャラ」として有名になった小谷里歩ですが、じゃんけんしている様子は凄かったですね。お守りを握り締めて、対戦相手の小嶋陽菜の方を全く見ようとしませんでした。終わった後のコメントも完全に声が震えていたし、足下もおぼつかない。
思うに、彼女は指原莉乃のような「“キャラ”としてのヘタレ」ではなく、ガチで気が小さいんじゃないでしょうか。指原はあくまで“キャラ”なので、本当は相当に図太いところがあります。しかし、小谷の場合、キャラではなくガチなので、指原と同じような試練を与えると、本当に立ち直れなくなってしまうんじゃないでしょうか。
彼女は指原と入れ違いの形でAKB48のチームAを兼任しますが、指原と同じような扱いはしちゃダメでしょうね。
◆兒玉遥の憂鬱
昨日のじゃんけん大会で披露された28thシングルの「UZA」。HKTからは指原莉乃と宮脇咲良が選抜されました。そう、エースの兒玉遥はではなかったのです。これについて、Google+で兒玉が複雑な心境を吐露しています。
今回の件については、城恵理子が卒業したことが多分に影響を与えているでしょう。以前にも書きましたが、兒玉は城と非常に境遇が似ています。「運営からセンターに指名されているが、人気・実力があるのは別の子」という境遇です。
「このまま推し続けると、城恵理子の二の舞になりかねない」とスタッフも考え、「(指原以外の)HKTで1番人気で、実力も経験もある宮脇咲良の方を推す」と方針転換したのでしょう。これは、個人的には良い判断だと思います。兒玉もこれをバネにして頑張って欲しいですね。