日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

膝のリハビリ

2009-11-17 22:11:54 | ふさおまき(オス)日記
目標は足を真っ直ぐにすることです。
私の足はO脚、ですから外側の筋肉がまあるく引っ張って
いるのですね。そこに、短距離のように上からがつんがつん
力を加え、地面からバンバン反発されたら、足はまあさらに外へ
ふくらみますわな。膝も外へと。

だから、上からと下からの力が、ちゃんと拮抗して
逃げないようにするには、足が一本の棒のようになるのが
一番効率がいいはず。
だけど、厳然として曲がる器官としての膝があるわけです。

スポーツ整形のドクターによれば、長径靱帯を始め、
だいたい4とうきん、2頭筋に張りがある。つまり
骨を引っ張っている。
これが原因で足がゆがむのか、足がゆがんでいるから張るのかは
わかりませんが、どうやらリハビリによって膝は内側に向けることが
できるらしいのです。

手順はあります。
O脚矯正
①長径靱帯をほぐします。とても物理的です。先の細い棒を
張っている靱帯開始部に当てぐいぐい押してほぐします。だんだん停止部まで下げていき、
はい、大腿部が楽になります。引き続き、腓骨周り。こちらも同様に、
ぐいぐい。
②横からの緊張感が少なくなると、膝が軽くなるはずです。それでも堅さが
残っているなら、膝の後ろの付着部あたりが固まっているかもしれません。
そこは、指を突っ込んで押し広げます。
③さらに楽になったら、床に座ったまま膝を立てます。
内側を反対の手で押さえて、膝から下を内転させるような力をこめます。
こうすると、膝のお皿がクイクイ内側に動くのです。

あとは骨盤矯正が必要になる場合もあります。
骨と関節は、腱や筋肉で結びつき、膝のアンバランスは
骨盤にも影響を与えます。もちろん相互関係ですから、
骨盤がゆがんでいたりすれば、膝にも湾曲が生まれます。
そして、私の骨盤はゆがんでいるそうな。
ランニングのトレーニング時にやっている、外旋回、内旋回だけでは
ダメだったのです。
仰向け、うつぶせで、大殿筋をあらぬ角度にひねり、外へとけり出します。
言葉では描けません。描いても分かるはずがありません。
とにかく、お尻をひねるように押し出し、骨盤をゆがめている筋肉を
柔軟にするのです。

そして、主に大腿部裏、いわゆるハムストリングのストレッチは
朝、帰宅後、そしてお風呂後と、できるだけ回数をこなします。
それでも、マッサージ師に「あなたはストレッチをやったことがないんじゃ
ないですか」と言われるほど頑健な私の体。
1週間やそこらでは、形が変わるほどまでには達しませんが、
それでも膝周りが楽になり、痛みもようやくひきつつあります。

そんなことをやりつつ、
今日もめでたく帰宅が早かった私は、
3日連続で夕食を用意することができました。
・白菜たっぷりの豚汁
・小松菜の縮緬あえ
・焼き鮭
・ウズラのフライ
・白飯

年食ったら毎日こんなご飯をほっこりたべていたい、と思う食卓。
今日は準備が住んだ頃に、ちょうどふさおまき(メス)が帰ってきて
くれました。




ンゴロンゴロは円形劇場 素直で微笑ましいワイルドライフ

2009-11-17 00:52:42 | ふさおまき(オス)日記
衛星ハイビジョン放送で毎週月曜日に放送している「プレミアム8 ワイルドライフ」
珍しく夜8時の放送時間に帰宅したので、90分の長丁場を覚悟してチャンネルを合わせた。
今日はタンザニアのンゴロンゴロ自然保護区が舞台。今日の放送内容を2分程度に要約したオープニングでは、正直なところ、クレーターかどうか今ひとつ視覚的に実感できない。それだけ広大だと言うことなのだろうと納得して、お腹が減ったのでシチュー作りを
開始。こういうときは、キッチンカウンターでないため料理しながら画面を眺められない、この住処の間取りがまどろっこしい。タマネギとジャガイモ、カリフラワーそして
カブを一口大に切って、沸騰したスープに投入。同時にフライパンで、解凍した鳥もも肉をオリーブオイルで焼き色をつけていく。フライパンを火にかけたまま、一瞬リビングへ。おお、チーター兄弟が悩んでいる。平原の向こうにいるレイヨウに視線を投げたが、相手が大きすぎて諦めたというコメントが、何とも親切でおかしい。お、次はハイエナの登場か・・・じゃ、料理に戻ろうと思ってしまうのは、動物番組もタレント性に左右されるということか。きつね色になった鳥を鍋にいれて、もちろんフライパンの鍋肌も洗ってスープに加える。後は時間が味を付けてくれるから、弱火でコトコト。ふさおまきメスが
帰ってくる9時30分までは、テレビを見ることにしましょう。

といいつつ、リビングの円テーブルに座ると、夕刊も読みたくなり、どうしても画面に集中できない。というか、私はいつも2つ以上に気が行く、心の決まりになっている。集中力がゼロということなのでしょうね。ああ、今度はクロサイのボスが、すんごい勢いで
尿を草にまき散らしている。マーキングといってるけれど、まあイヌのおしっこと同じなんでしょう。ただ、クロサイにはリードもついてないし、草原を自由に歩ける。だけど、
多くのクロサイは一角のツノが災いして、密猟にアラされ今や絶滅の危機という重い現実がのしかかる・・・のを気にする風もなく、国立公園のレンジャーが、クロサイを見つけると個体識別してステーションに連絡、いつも戦略地図でも描くように、どこにナンバーいくつのサイがいるのかを一目両全にしています。

おっと、次はジャッカルも登場。こいつは夫婦で同じ場所におしっこを引っかけ、強力に縄張り宣言。昨日のダーウィンが来た!でも同じことをやってたぞ、ふむふむと動物博士気取りになる。

それにしても、ンゴロンゴロがスゴイのは、こんな風に次々と動物を登場させ、小ネタを披露して次の動物にシーンを譲るという贅沢なところ。それを、円形劇場ンゴロンゴロと決めつけ、動物を役者と呼ぶ不思議な作者のセンスは、とてもあまりに素直で正直、暗喩直喩といった技法を越えた、正面からの解釈に善良な放送局の姿を見たりして・・・とひねくれぶる私も相当素直なのですが。
そう、わかりやすい結論や大団円もなく、ただ明日も多くの役者たちの舞台が続くとコメントして、90分の番組は終わりの文字をスーパーするのでした。

ほどよく、野菜のあじもしっかりスープにとけ込んだので、ホワイトソースに牛乳とわずかばかりのバターで風味を付け、メスが帰ってくると直ぐに夕飯を囲んだのでした。