日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

昨日は大根 今日はノンカップ高山ラーメン

2009-11-25 23:38:02 | ふさおまき(オス)日記
会社から帰路につくとき、お腹がすいていると幸せだ。
食べたいものを頭に思い浮かべ、作る過程をイメージする。
完成した皿が先に映像となっていれば、さらに欲求が高まる。
出勤前に、使いたい素材が決まっていればなお良しだ。

昨日は、その理想的な一日だった。
家を出る前から、松本市里山辺で買った、
20㎝ほどのミドルサイズ大根をなんとかしようと
決意していた。
夜に歯医者の診察を終え、家まで帰る時間は20分。
調理過程を思い描くにはちょうどいい時間だ。
しかも季節は冬、ほくほくしたものがいいと相場も気持ちも
決まっている。
松本の大根は、身の質がしっかりしている上、
辛みと水分が実にバランスよく含まれていることが
昨年の経験で分かっているから、味付けは
少ない方が良さそうだ。
では、鰹主体の出しでゆっくり煮て、
最後にあっさり醤油を垂らして仕上げることにしよう。
そう決めた。
帰宅後、その通りにして、おいしかった。
歯に最初だけアクセントを送ってきた後は、
ふわりと中まで割れ、出しと大根の味が一体となって
口に広がる。
ああ、幸せ。ほんのちょっと甘みがあるのは、
だし汁にひと匙の三河みりんを入れておいたからだ。
炊きたての北海道のななつぼし(美瑛産のブランド名はあさひ娘)は
ふっくらと適度なねばりで、おかずへの意欲を高めてくれた。

そして、きょうはこれ。

ノンカップ麺。先週、生協で買いました。
インスタントでなぜ高山ラーメンを語らなければならないかは
わかりませんが、あっさり味のスープを昨日今日と求めている
私の体には、生協で添加物なしで高山醤油味となれば、
きっと得心が行くに違いないと思ったわけです。

具はどうしようかと迷いましたが、
あっさりスープへの欲求が先にありますから、わざわざ濁らせる
必要もありません。
今日オープンしたての、渋谷区富ヶ谷にある24時間成城石井で買った、
豚バラを3枚肉にたっぷり付いた脂で自家揚げをしてもらい、
出た脂で青ネギ2本を炒めて、たっぷり胡椒味のかりっと焼きに
仕上げ、高山ラーメンのおかずにしました。
これも成功。
すすって肉パク、すすってネギくしゃ、その繰り返しで
直ぐに気持ちも満足に食べ尽くしたのでした。