日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

2010GW長崎旅行 旅日記 2日目 雲仙~島原~諫早~長崎市内

2010-05-02 00:02:26 | 旅行記
疲れ果てて早く眠ってしまったのは、疲れていたからではなく、
夜に入った小地獄温泉の強烈な大地パワーが内側深くにダメージを与えた
からだと、おきぬけのだるさと立ち上る硫黄臭にさとったのでありました。

6時30分 朝風呂温泉
7時~8時 アメリカンぶれっくファースト ひげ地鶏のゆで卵と、湯煎でつくるスクランブルエッグの
    濃厚さ。
9時~  チェックアウト
10時~ 島原市陸上競技場へ。礼儀正しい高校生に大きな声で「こんにちは」と挨拶されつづけ、
    200を走るときには、コーナーと直線でそれぞれ「ファイト」と声をかけられる
    嬉しい体験。わが人生で島原人は最高位に入りました。
12時~ 島原城で5階からの有明海・普賢岳・眉山の眺望を楽しむのはもちろん、
    展示の甲冑の多さや、磁器の多さにおどろきつつ、高名な城には無かった、
    施設職員の積極的な観光客への声かけに驚く。入り口にいる武者やくのいちが
    いらっしゃいませ、というのもなかなかですが、駐車場を出るときまで
    何人ものスタッフが手を振って見送ってくれるのです。500円の入場料
    これっぽっちも高いとは思いませんでした。そのご、歩いて10分弱の
    武家屋敷へ。湧き水を表割りに配した土道を歩きつつ、ある三河から封ぜられた、
    松平家に重用された上級武士「鳥田家」を拝見しました。
13時~昼ごはんは島原名物「具雑煮」。妻は貝雑煮と勘違いしていたそうで、
    遠慮していたようですが、実はかまぼこに鶏肉、高野豆腐と三つ葉に
    白菜、ゴボウにレンコンも入った具沢山の雑煮と知り、今日の昼食に決定。
    誰もが推奨し、ガイドブックのページを飾る姫松さんでいただきました。
14時~水の街として整備を進める島原の商店街界隈を歩き、水屋敷という
    喫茶店へ。庭に毎分40リットルも湧き水が入る池をもった家をつかっての
    営業。かんざらしという、白玉のお菓子をいただき、しばし水面をわたる
    風と、反射する光に心を穏やかにしていたのですが、スケジュール管理係りの   
    (めす)にせかされ、いよいよ長崎へと向かうのでありました。
15時30分~途中、最近、開門するかどうかで地元と政府がやり取りをしている
    諫早湾の堤防へ。7キロ近い土手が、有明海と諫早湾の間に築かれていたことを
    私は知らなかった・・・あのギロチン映像が頭にあって、開門もそれほど
    難しいことではないのかな、程度に考えていた自分の浅はかさにあきれるばかり。
    海の中道を通るこの堤防は、ある意味モーゼのごとく視点で爽快な気持ちになる
    場所でありながら、観光施設もなく、ガイドブックにも乗らない現実がある。
16時30分 長崎全日空ホテルチェックイン
17時10分 市電で町中へ

この後、相変わらずのふさおまき流、足を使った街歩きが21時25分にホテルへ帰るまで
続きます。食事以外の3時間30分は歩いていたと思うのですが、
こちらも体力の限界。
出島や亀山社中、寺町、ブーツの丘からの夕景、19時の港に響く汽笛、
カステラやめぐり、めがね橋見学、チャンポン屋が次々今日の営業を終了して
目指すべき店が見つからない悲劇、などと続いたのですが、
これも改めて書ければ・・・

明日3日目は、長崎市内の近代史旅行~平戸の商館とスイーツ街道~佐世保への旅行と
なります。