日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

カレーな夕食

2015-01-11 20:54:24 | 旅行記
午後五時半発のバスは、富良野の坂を下り、いくつかのホテルを回って市内に向かいます。
乗客の大半は外国人、居酒屋的なお店を探しているようです。

私たちは市場前で降り、店の看板が、吸い込まれそうに暗い周囲から浮き上がって見える、ログハウスへ。



全国の北海道物産展にもよくくる、
華麗なお店です。



四文字熟語をそのまま読んで下さい。
『ユイガドクソン』
開店40周年を迎える味は独特です。



カレーと薫製。
私はソーセージカレーで、彼女はソーセージカレードリア。
香りは薪、味は深い宇宙、てな不思議な雰囲気をまとっているのが魅力の味でありました。
ちなみに、ある合い言葉を言えば、カレールーのお代わりができます。
蛍とキタキツネを結びつけたあの言葉ですから、わかる人はわかるでしょう。

北の街に来た雰囲気にタップリ浸り、
凍りついた窓の外を見ながら、熱々カレーで身はポカポカ。
頭の中で『北の国から』のさだまさしが歌い始めました。



今年の板

2015-01-11 20:43:26 | 旅行記
自分の板を持たないスキーヤーは、毎回レンタルで凌ぎます。
今年はこの二本。


短めで幅広いのがいいな、とリクエストしたら、ショップのお姉さんが選んでくれました。
チョイスの幅が広いのも、富良野スキー場レンタルスキーの魅力です。



パウダーの海を渡るにはご機嫌の一台です。
ゲレンデが荒れてくる午後は、フカフカがより多く残っている、ゲレンデのギリギリ外側を攻めて、
クルンクルンと回れるのでありました。

昨年は横カーブの強い、おしゃもじ型とも言われるカービングを借りて、ゲレンデの真ん中をスピード優先で滑り降りていましたから、
年相応に落ち着いた楽しみ方になったということかも知れません。


日本一のゲレ食

2015-01-11 13:51:15 | 旅行記
二日目のスキー場ばかり朝から乾いた雪が降り続け、視界の悪い中ではありながら、ふかふかの雪をはねとばしながら、何本も下っては上りを繰り返しました。
汗だく、おなかも減った昼ご飯はレストラン『十勝』です。ゲレンデを見渡せる位置どりも最高、味も都心のランチよりはずっと上で、しかもそれぞれ出来立て熱々です。
北海道のスキー場を巡った中でもここが一番おいしかったですし、本州のゲレンデ食事みたいに混んで並んで食べる頃には疲れてしまうようなこともない、私たちにとっては、日本一のゲレ食なのです。

私は五目あんかけ焼きそば、彼女は上富良野ポークカツ丼を頼んでパワー回復。
でも二人とも足は棒で、膝が笑ってます。




ふるさと感

2015-01-11 08:46:12 | 旅行記


ロープウェーが午後3時30分に止まり、四時過ぎには日が落ちた富良野です。
北海道暮らしから離れて12年、一年ぶりのスキーで膝が震える体をソファに投げ出しくつろぐと、懐かしい日々が頭の中に甦ってきます。
あの頃は毎週のようにスキーにでかけ、雪道を時にはABSの助けも借りながら運転し、雪に囲まれた露天風呂に友達と飛び込み、半額割引の看板を一年中出している焼き肉屋で夕食を食べても、大河ドラマを見られる時間に帰ってきました。
四年間がことのほか楽しく、だから今も毎年北海道に来たくなるのです。


ゆっくり眠った翌朝、北海道メニューの朝ご飯です。
富良野牛乳のキャップの裏にはクリームがタップリついていたのでベロリ。
冬の脂肪分にありがとう!お得な気分です。