日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

低気圧+葛根湯=3分53秒

2011-11-18 09:17:14 | マスターズ陸上(オス)

中南米産のフサオマキ。

風邪と低気圧に弱くても、こんな数式は思い立ちます。

今日から週末にかけて下り坂の天気。どんよりした雲を生む低気圧に、

脳内圧力も低下するのか、どこかぼーっとしています。

日中の身の回りでは、少なくとも3人が風邪の症状で苦しみ、

家に帰ったら、周囲1メートルに熱線を発するフサオマキ(めす)が寝ていました。

今朝は二人で葛根湯を飲んでからの朝食です。

そして、低気圧と風邪気味の体調による倦怠感を、えいっとうっちゃり、

走り始めた代々木公園で、

高さ60センチほどの障害を立ち跳びで10回越えたあとに、

1キロ走をすると、3分53秒。

あまりの不調に、芝生斜面のボックスジャンプ登り5セットを追加して

jogり帰って来ました。

 

その数式が表題の

低気圧+葛根湯=3分53秒でした。

週末は、長野県・野沢温泉旅行です。

雨だから温泉と物語三昧かな。

もちろん野沢菜と栗とそばははずせません。

こちらは、

栗+温泉×野沢=秋物語

ということで。

 

 


神楽坂の割烹 おの寺さんへ

2011-11-16 08:44:36 | ふさおまき(オス)日記

ふらりと声をかけあう男友達がいる。

ちょっとおいしいもんでも、どう?

ちょっと無愛想なくらいのメールでやりとりが始まる。

和食にしよか、イタリアンもいいなあ、といいつつ、このところはずっと和食に落ち着く。

お互い四十路の半ばを過ぎて、口当たりの心地よい素材を、頃よい量でいただきたい。

そういうおなかを分かり合えるから、気も楽だ。

 

店は彼が選んでくれる。調査力と口コミの聞き取りが抜群なのは、人柄のおかげだろう。

私は足元にも及ばないので、いつもいくつか上げてくれる候補の店から、

ちょっと意見を言わせていただいて、4~5回のやりとりをすぎて、日どりと店が決まる。

今回は、10月初旬に最初のメールが来て、決まったのが11月上旬、それから2週間たって

迎えたのが昨日の晩だった。

 

東京・神楽坂。

江戸の土地名のなかでも、特に響きがよい街だ。

通っていた大学から遠くないこともあって、昔から親しんでいたこともあるかもしれない。

ただ、神楽坂に夕餉をいただきに向かうのはこれが初めて。

彼女と来たときは夏の午後の”紀の善”さんだったし、

春のお堀に向かうため駆け抜けるのは、人出もまばらな朝だった。

 

晩秋の19時は、すっかり暗くなって十分に時間がたつ。

飯田橋の駅で降りて、外堀通りを越えて神楽坂界隈へ。

坂を登ると、急に店々が並び明るさも、呼び込みの声もにぎやかになる。

めざす「おの寺」さんは、坂中程の越後と名が付いた、毛筆店名の多いびるの4階にあった。

 

開き戸をあけて、カウンターから威勢のいい迎えの声がかかり、

身をすべりこませると、ふっと肩から力がぬける。

居心地がよさそうだ。

品よくととのって、華美にあらず。敷居が高くないのも男二人にはありがたい。

 

カウンターに予約席のプレートがおかれて案内される。

お品書きはコースのみで、すでに献立の羅針が置かれている。

刺身はかつおとアオリイカか。

蕪のすり流しに、

焼き物は・・秋鯖だな。

間には、治部煮で鴨はフランス産と書いてます。

ほお、締めは瀬つき鰺の土鍋ごはんとなりますか。

 

体の芯から温まる献立です。

そして男二人、芋焼酎のお湯割りいっぱいだけで、

ゆっくり夜の口遊びの時へと入り込んで参りました。

 

 

 

 

 


宝島社のMOOK  ブルックス ブラザーズ

2011-11-15 09:10:18 | ふさおまき(オス)日記

おまけ、って楽しい。

グリコはもとより、学研のかがくとがくしゅうが楽しみだったのは、付録があったから。

付録をおまけというと、怒られるかもしれませんが。

で、最近の雑誌におまけが多いとはおもっていたところ、

塩梅のよさそうな「ブルックスブラザーズ ビッグサイズのキャンバストート」を発見。

お取り寄せしました、ってAMAZONですけど。

これが期待以上のおまけ。

紺の色合いは渋く、裏地も軽快なストライプ生地。ストラップも十分に長いので、

トレーニングウェアを着ているときでもざっくりもてそうです。

底はフェイクレザーで補強してますから、グランドにぽんとおいても大丈夫。

そうなんです。

要は織田フィールドなどに行く場合、寒い季節はどうしてもウィンドブレーカーなどで

荷物が多くなりますから、大きめのトートバッグがほしかったのです。

おまけ的なトートはすでに3つほど持ってますが、どれも小さかったり、あまりにもぺらぺらで

破れそうだったりしたわけで、その点今回のおまけバッグは、ちゃんとした強さとデザインを持った

お品ものだったわけです。

満足満足。

で、おまけのお話。

MOOK本、は上の写真の下に写っているものなんですが、全64ページフルカラー。

税込み1390円。

たぶん、夢や希望的な意味ではLLビーンカタログの方がずっと広がってますし、

伊勢丹メンズのカタログなら、装幀もさらにかっちりしていることでしょう。

つまり、トートバッグがほしかったので、おまけのブルックスブラザーズカタログもいただいた、

ということなんですね。

 


養命酒で冬を迎え撃ちましょうか

2011-11-14 08:36:09 | ふさおまき(オス)日記

昨日の新宿ぶらぶら。

ついつい、ダイコクドラッグへ立ち寄りました。

ドンキをはじめとする安売りショップチェーンの一つですが、

ドラッグストアの中ではいまやマツキヨより安く、東京でも各地に店舗を増やしています。

新宿にも知っているだけで3店ありますが、「高価な薬類」を買うときは必ず足を向けるのです。

その代表が、養命酒。他の店で買うと2500円をくだらないですし、以前はディスカウント酒屋さんでも売っていたものが、

どうやら規制が厳しくなったようで、薬屋さんでしか手に入らなくなりました。

特に昨日は赤札で、1780円。1リットルの瓶入りですから確実に1キロ以上はあるものを抱えて映画館に

行かなければならないことがわかっていても、700円安ければ即買いです。

しかしここからが、店の手に乗ってしまうところで・・・

”ついで”に、アミノバイタル2200を一箱買い、ヘアムースみ一本買ってしまうのでした。

 

それはそれとして、お題目は養命酒でした。

この、長野の駒ヶ根で製造し、渋谷の南平台に本店があるメーカーの薬酒は、

私にとって長く子供の頃から新聞広告で目をひいていた、

神懸かりに効果がありそうな品物で、いつか大人になったら飲んでみようと思うほどに

気合いが入っていました。

初めて買ったのは3年前でしょうか。虚弱体質気味な私が、ついに冬の冷え性を自覚し、

漢方のお店に頼ったものの、これがまあ、親切でセールスの上手な店員に、

山と成分を盛り込まれた煎じ薬を処方され、会員にされて定期購入を勧められ、

さらには、ちゃんと効能をあらかたにするには煎じるに長じた一式の器具を購入すべしと

指示され、その総額が万を越える額に及びそうになったために、尻尾を巻いていた頃でありました。

ある冬の就寝直前に、最初の一献(とは言わないでしょうが)をいただいたところ、

寝入りに時間がかかっていたものがストンとレム睡眠に入り、いい具合に朝を迎えることができたのです。

下戸にアルコール15%のおちょこ一杯ですから、酔っぱらい感覚なのかもしれません。

でも、その一回で確実に養命酒信仰は私の内にしっかり根付きました。

それ以来、寒く感じる期間は、毎日一回服用するようになりました。

さすがに飲み慣れると最初のようなめくるめく世界への誘いはなくなりましたが、

それでも昨日のようにその年初めての養命酒一献をやった翌朝は、

実に目覚めがよくなるのです。

 

おかげかどうかはわかりませんが、昨日のハードなジャンプ練習の痛みは、

大腿二頭筋にのこるのみで、足首とアキレス腱が普通に動いているのも

養命酒効果だと思うことにしましょう。

土曜日にスポーツマッサージをしていただいたこと、

練習後にたくさんストレッチをしたこと、

新宿の3時間ショッピングが、結構な血流増加に寄与したことなども

ある気がしているのではありますが。

 

体調よし、で月曜日を始められるのはラッキーなことです。

 

 


「東京オアシス」とツチブタ

2011-11-13 21:45:43 | 映画

相変わらす一人になると邦画ばかり見るふさおまき(おす)であります。

今日は、「マザーウォーター」以来のオアシス計画様の作品で。

舞台は古都から首都へ。

謎のツチブタを見ようと思いながら、最後にはしごをはずされる力の抜ける笑いに

ケセラセラ的ニュアンスがあって、やや気持ちを安定させるところもあったのですが、

でも千葉動物公園をロケ地に選んでしまったところで私的にはアウトになってしまいました。

映画を見るより、自分を見てしまいますね。

とくに満足感の低い作品の場合。

「かもめ食堂」がとても気に入って、「マザーウォーター」も深く記憶に宿って。

だけど「東京オアシス」に共鳴できないのは、多分に3つのストーリーが乗る舞台となる、

「コンビニと高速」「映画館」「動物園」が、どこにも東京の今が宿っていないからでしょう。

私はいつも自分の立ち位置がわからないと不安になって、とてもストーリーや

人の描写に入っていかないと言うことがよくわかりました。

 

やや言い訳すると、小林聡美さんの雑踏を抜ける歩き方は格好いい。

喪服で舗装道路を走る姿は力強い。

原田知世は、これほどロングスカートでの歩き方が優しい人は他にいないと確信させる。

もたいまさこ、声聞きたかった。かがんだ原田知世に、なんと語りかけたのでしょう。

黒木華さん、あなたのような方は、決して子供の頃に動物は好きではなかったでしょう。

妙なつっこみはたくさんできて、楽しむポイントは持たせていただきました。

以上、ごめんなさい。

 

 

 

 


やはり ジャンパーなのだ!と意気揚々

2011-11-13 21:13:50 | マスターズ陸上(オス)

今日は砂まみれの練習でした。

府中陸上競技場で、誰に邪魔されることなく砂場に何回も跳び込みました。

最初は立ち幅跳び。大きく腕を振り上げて、膝の伸展を瞬時に行い、

飛び上がったとたんに上体を反らせて、落ちてきたらすぐに足を投げ出し、だけで踏ん張らずに

横へ流して着地する。

今日の注意ポイントです。

立ち幅跳びの跳躍距離ではではなかなか一連の動きを達成する時間がないのですが、

とはいえ助走をつければそのスピードにまくられて、空中動作を作れないことは何年もの経験で

わかっていることです。

だから、負担の少ない立ち幅跳びというジャンプの中で、ポイントを押さえ体の記憶に組み込まなければ

ならないわけです。

運動の身体化。

20本跳んだかな、というところで4Mほどで3歩の助走をつけてのジャンプに。

それだけでも、最初は空中動作に意識が行ったとたんに、踏み切り角度が浅くなり、

結局は反ることも、足を遠くへ降り出すこともできなくなっています。

今はまず、踏み切りの時に強く地面を蹴れるようにすること。

そして、強く地面を蹴るためには、スピードよりもリズムをみにつけることなのです。

高さを求めるジャンプというのは、川を飛び越すような動作とはまるで踏み切りの仕方が

違います。角度の問題だけではありません。

踏み切り角度を出すための、踏み込むタイミングとその角度、足首の返す力の入れ方、

もろもろもろもろ。

一回の跳びごとに、まだまだ前へ行ったり、少しだけ上へ行ったりと、

なかなか踏み切りのリズムがわかってきません。

3歩も15本は跳んだでしょうか。

その次は5歩。

でもこの辺で、大腿四頭筋が笑い始めました。

力が入りません。跳び終わって砂場から出ると、

もう足が棒のようです。

すこし休みを入れますが、ジャンプをできるような筋力が戻ってきません。

もういちど3歩助走に戻して2本、最後に立ち幅跳びで2本。

少しずつ、跳ぶことに体が目覚めてきました。

 

振り返ってみれば、今期砂場で練習をしたのは6月末が最後。

それ以降は、大会に出場するのが唯一の練習となり、

それはもう、助走のスピードに負けるばかりの繰り返しで、

だからこそ10月末の混成競技では5m06㎝などという、走ってぽん、というだけの

結果になったのです。

跳ぶこと、飛び上がること。

ジャンパーは跳ぶリズムを身につけなくては、助走が単なるスピード走にしかならなくなることを

忘れていました。

 

帰りの階段は、大腿四頭筋も二頭筋もダメージが多きく、イテテといいながらの上り下りでしたが、

なによりも、跳ぶのが好きなんだ、跳べた瞬間の地面をとらえた感覚がなにより嬉しいのだと

思い出せたのが大収穫の一日でした。

 

なお、最後は快調走600m。

コーチはもうきついったら。ただ上述のような気分だったので、笑って走ったのは

言うまでもありあません。

 


11月12日(土) 開放的練習

2011-11-12 22:30:09 | マスターズ陸上(オス)

目指すレースがない練習。

なんと開放的でしょう。

心もゆったり、時間もゆったり。一人代々木公園に出かけたのは10時過ぎ。

すでに内周コースでは、ペース走にいそしむ東京大学や、ハリアーズの皆さんが

集団で走っています。

空は青く、空気は澄んで。雨上がりの秋の朝はこの上なく心地よく、

私はまだ体操モードで、プラスストレッチ。

ようやく走り出しても、やや下り坂気味のスタート地点からは体重だけ身を任せ、

楽ちんに走り出します。

一周目はタイムを気にせずゆっくりと。7分ほど。

2周めからは、1キロのタイムをとります。ちなみに一周は1.2キロほどあります。

2周目・・・4分56秒+42秒

3周目・・・4分42秒+45秒

4周目・・・4分31秒+43秒

5周目・・・3分57秒+1分

きろ4分30秒で、もう一杯一杯。ラスト周が限界ですね、今は。

冬のレースで決まっているのは、1月15日の渋谷ニュー駅伝だけ。

かの大会は3キロだけなので、それくらいの距離まではスピードを保てるよう

練習を重ねます。

 

以上までいったところで、やはり足の動きが長距離向けに、

ちょこちょこしてきたので、短距離闘魂を注入するために坂道へ移動します。

 

坂ダッシュ70m×5本

うまく膝が前に出ず、ゆっくりどんどんという感じなのは、

距離を走ったから仕方ないでしょう。

それでも5本目には、ちゃんと踏み込みを確認しながら駆け上りました。

 

さいごは、腕立て50回とスクワットを100回。

冬トレらしい仕上げで1時間20分がすぎていきました。