読者の方より,櫻井よしこさんのブログの盧武鉉氏関係の記事を紹介され,読んでみました。とても面白かった。(→リンク)
それによれば,盧武鉉氏は,自伝で若いころを振り返り,
「心の奥底に他人への恨みや敵対心を抱いていた」,
「ある日学校で、金持ちの子の鞄をカミソリで切り裂いた」,
「結婚生活では女房を殴ってでも、言うことをきかせることが大事だ」,
「男なら、少なくとも女3人くらいは常に周りにはべらせておかなければならないと考えたこともある」
などと書いているそうです。ところが,「左翼運動圏」と出会って転機を迎え,
「以前の自分の悪い面は、資本主義の悪弊だった」
と悟っちゃったんだそうです。
同じく,「左翼運動圏」に出会った李栄薫教授が,左翼の「現実とかけ離れた空理空論」に嫌気がさして,マルクス主義史学ではなく,実証史学に向かったのとは大違いです。櫻井よしこさんもあきれていますが,若き日のゆがんだ考え方を「資本主義の悪弊」に結びつけちゃう論理的飛躍力は,まさに「研究対象」(ヨングテサン)ですね。
資本主義を敵視した盧武鉉氏は,資本主義の牙城たるアメリカを嫌い,大統領になる前も後も,一貫して反米の立場をとります。
一方,夫人は財閥会長からもらった数百万ドルをアメリカの息子,娘に送金した疑惑がもたれていますが,その理由として
「息子も娘も、大統領の子息として、韓国で多くの人の目に晒されて不自由に暮らすよりは、アメリカで自由に暮らさせてやりたかった、そのために、家がほしかったと語った」
と語ったそうです。一貫して反米だった盧武鉉氏の奥さんが「子どもは米国で自由に暮らさせてやりたい」とは…。
また,盧夫妻は還暦祝いに,同じ財閥の会長から,時価1億ウォン(約725万円)のピアジェの時計、2個を受けとっています。盧武鉉氏は、妻からそれを聞いて「高価な時計の受け取りは問題だ」と思い、なんと田んぼに捨てちゃったんだそうです。
もったいない! 返せばよかったのに。
「盧武鉉大統領の首席広報官だった趙己淑梨花女子大学教授は、600万ドル受け取りは、「生計型犯罪」で、全斗煥、盧泰愚大統領らの「組織型犯罪」と区別し、特段咎め立てするべきではないと主張する」
「つまり、盧夫妻は貧しい家庭の出身だからこそ、おカネを必要とし、受け取ったのであり、元々富める権力者階層出身の全斗煥元大統領らの犯罪とは異なる、だから、罪に問うのは酷だと言っているのです」
これはおかしい。全斗煥大統領は,貧しい農家の生まれだったはずなんだけど…
収賄だけじゃなく,「機密情報持ち出し」や,「スパイ事件もみ消し疑惑」もあるらしい。
「2006年10月26日に,韓国唯一の社会主義政党、民主労働党の李政壎前中央委員と崔基永事務副総長らが逮捕され,両人と北朝鮮の密接な関係を示す大量の指令文や通信文も押収された。ところが,その直後の11月1日,韓国の公安にあたる国家情報院長の人事が、盧武鉉大統領によって一新され、新しい院長に盧武鉉氏が全幅の信頼を置く人物が就任し、スパイ事件の摘発は、あっという間に終息した。」
持ち出した機密情報を,北に流したりしてたんじゃないかと疑いたくなります。どうしてこのような人物が,5年も大統領を務められたんだろう。
それによれば,盧武鉉氏は,自伝で若いころを振り返り,
「心の奥底に他人への恨みや敵対心を抱いていた」,
「ある日学校で、金持ちの子の鞄をカミソリで切り裂いた」,
「結婚生活では女房を殴ってでも、言うことをきかせることが大事だ」,
「男なら、少なくとも女3人くらいは常に周りにはべらせておかなければならないと考えたこともある」
などと書いているそうです。ところが,「左翼運動圏」と出会って転機を迎え,
「以前の自分の悪い面は、資本主義の悪弊だった」
と悟っちゃったんだそうです。
同じく,「左翼運動圏」に出会った李栄薫教授が,左翼の「現実とかけ離れた空理空論」に嫌気がさして,マルクス主義史学ではなく,実証史学に向かったのとは大違いです。櫻井よしこさんもあきれていますが,若き日のゆがんだ考え方を「資本主義の悪弊」に結びつけちゃう論理的飛躍力は,まさに「研究対象」(ヨングテサン)ですね。
資本主義を敵視した盧武鉉氏は,資本主義の牙城たるアメリカを嫌い,大統領になる前も後も,一貫して反米の立場をとります。
一方,夫人は財閥会長からもらった数百万ドルをアメリカの息子,娘に送金した疑惑がもたれていますが,その理由として
「息子も娘も、大統領の子息として、韓国で多くの人の目に晒されて不自由に暮らすよりは、アメリカで自由に暮らさせてやりたかった、そのために、家がほしかったと語った」
と語ったそうです。一貫して反米だった盧武鉉氏の奥さんが「子どもは米国で自由に暮らさせてやりたい」とは…。
また,盧夫妻は還暦祝いに,同じ財閥の会長から,時価1億ウォン(約725万円)のピアジェの時計、2個を受けとっています。盧武鉉氏は、妻からそれを聞いて「高価な時計の受け取りは問題だ」と思い、なんと田んぼに捨てちゃったんだそうです。
もったいない! 返せばよかったのに。
「盧武鉉大統領の首席広報官だった趙己淑梨花女子大学教授は、600万ドル受け取りは、「生計型犯罪」で、全斗煥、盧泰愚大統領らの「組織型犯罪」と区別し、特段咎め立てするべきではないと主張する」
「つまり、盧夫妻は貧しい家庭の出身だからこそ、おカネを必要とし、受け取ったのであり、元々富める権力者階層出身の全斗煥元大統領らの犯罪とは異なる、だから、罪に問うのは酷だと言っているのです」
これはおかしい。全斗煥大統領は,貧しい農家の生まれだったはずなんだけど…
収賄だけじゃなく,「機密情報持ち出し」や,「スパイ事件もみ消し疑惑」もあるらしい。
「2006年10月26日に,韓国唯一の社会主義政党、民主労働党の李政壎前中央委員と崔基永事務副総長らが逮捕され,両人と北朝鮮の密接な関係を示す大量の指令文や通信文も押収された。ところが,その直後の11月1日,韓国の公安にあたる国家情報院長の人事が、盧武鉉大統領によって一新され、新しい院長に盧武鉉氏が全幅の信頼を置く人物が就任し、スパイ事件の摘発は、あっという間に終息した。」
持ち出した機密情報を,北に流したりしてたんじゃないかと疑いたくなります。どうしてこのような人物が,5年も大統領を務められたんだろう。
潔白なら生きて証明すべきですし、彼の遺書には国民への詫びの言葉は一言もなく、ひたすら我が身の痛みのみ。
死を痛む韓国人の言い分は「歴代の大統領に比べれば金額が少ないのだから、あそこまで追い込む必要はなかった。」でした。
ところで、2007年1月28日付けのブログ「消された日本人の功績」を拝読した後、淑明女学校を卒業した70代半ば過ぎの韓国人女性に訊きました。
迷わず王室と答えた彼女、真実を聞かされ絶句。
そう教えられ、王妃の大きな写真が掲げられていたそうです。
何とかして伝記を日本から取り寄せて欲しいとの依頼。
お父様は殖産銀行でかなりの地位に就かれていたようです。
>「消された日本人の功績」
70代半ば過ぎならば,解放後の卒業ですね。解放後,ただちに事実が隠蔽されたのでしょう。
最近では,ソウル大学の前身が京城帝国大学であったことを知る人も少なくなっているようです。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=116600&servcode=100§code=110
私はあの捨てちゃった時計。
そのまま、北に送っちゃったのだと思っていました。
いくらなんでも田んぼに捨てないでしょ。1億ウォンの時計を、それでも捨てたといわなくてはいけなかった理由は。
もう手元になかったからなのだろうな。。。と。
奥様もあちらの国にシンパシーを感じているでしょうし。
ノムさん自身、苦学生時代に大いに自分を助けてくれたあの国にはなんとしてでも恩返ししたかったでしょうから。
私の周辺にいる、20代の諸君は、、、
おおむね、
「かわいそう」
「以前の大統領の受け取った金額に比べれば罪にもならない」
「ノムヒョンさんはいい人です」
という論調で固まっています。
うむ、教育というのは恐ろしいものです。
見苦しいと思いました。
高木様
現場報告,ありがとうございます。
>20代の諸君
ノムヒョンを,ネットで盛り上げて当選させちゃった世代ですね。
税金を払っていない学生から参政権を剥奪すれば,あんな大統領が出ることはなくなるでしょう。