
写真:プレジデントホテルから市庁を望む
約1年ぶりの韓国出張です。
今、韓国ではちょっとした日本旅行ブームで、飛行機の予約が取りにくい。ソウル市内のホテルも取りにくいのは、韓国旅行する日本人も多いのでしょうか。二国間の人的交流が活発なのはよいことです。
今回、私が泊まったホテルは、市庁前のプレジデントホテル。
開業は1971年ということで、隣り合っているプラザホテル(1976年)、ロッテホテル(1979年)よりも古い老舗です。2011年に改装され、部屋はきれいで設備も新しい。最近出来たホテルに比べると、部屋が広いので、長い滞在にはありがたい(今回は4泊5日)。
私がソウルに駐在し始めたとき(1996年)からあって、見慣れていましたが、30階以上あったとは気づきませんでした。
部屋は27階で、目の前に市庁と市庁前広場が広がり、天気が良ければソウルの北側が展望できます。一帯は再開発が進んでいますが、南側の北倉洞(プクチャンドン)や、北側の武橋洞(ムギョドン)には飲食店街が残っています。ただ、私が知っていた店の多くは代替わりしたり、別の店になっていましたが。
事務所は新世界デパートのあたり(小公洞)で、徒歩10分以上かかります。二日目、パソコンをホテルに置き忘れたことに気づいたとき、徒歩で往復していては会議に間に合わないので、タクシーを使わざるをえませんでした。
一般タクシーの初乗りは4800ウォン(約500円)。私が韓国に初めて行ったとき(1992年)に比べ、5倍近く値上がりしています。
金浦空港からホテルまでは、往路は模範タクシー(初乗り7000ウォン、二人)、帰路はジャンボタクシー(値段は模範と同じ、三人)を利用しました。料金は50000ウォン弱で、鉄道やバス、地下鉄よりは割高ですが、時間や便利さを考えれば、リーズナブルです。
地下鉄も利用しましたが、近距離は1800ウォン均一(200円ぐらい)で、東京の地下鉄と大差ない。
今は円安ということもあって、ソウルの物価はとても高く感じました。ソウル中心部での昼食を10000ウォン以下で食べるのは難しくなっています。
まあ、日本より安いのが当たり前というのが古い感覚で、一人当たりGDPが日本より上回ったそうですから、物価が高いのも当然なのでしょう。
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