写真:ピョタギヘジャングク
初日は夜遅い便でしたので、羽田空港のJALラウンジで済ませ、ソウルでは食べませんでした。
二日目の昼食は、いろんなメニューのある韓国料理店で、私はカムジャタン(正確にはピョタギヘジャングク)を食べました。10000ウォン(1100円)。
カムジャタンとピョタギヘジャングクの違いは、よくわからない。巨大な豚の背骨が入っている点は同じ(大きい割に食べるところは少ない)。カムジャタンのカムジャはじゃがいものことなので、じゃがいもが入っていますが、ピョタギヘジャングクにはじゃがいもはありませんでした。
ピョタギというのは、ピョ(骨)の俗語。イ(歯)に対するイッパル(歯の俗語)のような関係だと説明されましたが、ニュアンスはよくわかりません。
夕食は、現地職員に連れられて最近人気があるという韓国料理の店に行きました。
チュクミ(イイダコの辛い炒め物)、プルコギ(牛肉すき焼き風)、タッカルビ(鶏肉の辛い炒め物)、それをめいめいのご飯(ごま油と韓国のり入り)に取り分けて、ビビンバpにして食べる。食べ終わると、別にカルククス(韓国風ウドン)が出てきます。
チュクミとタッカルビはほどよい辛さです。
お酒はビールと焼酎。ビールはTERRA(テラ)。数年前に出たビールで、従来のカスやハイトに比べ、コクがあって日本のビールに近い(が及ばない)。
焼酎は、古めかしいデザインの真露(ジッロ)にしました。「眞露is back」というそうで、初期の真露のデザインを模したものでしょう。チャミスルは同じメーカーから出ているベストセラー焼酎です。味はたいして変わりません。
けっこうお腹いっぱいになったし、酒もそれなりに飲んだのに、5人で割り勘してみると一人22000ウォン(2500円)。とてもリーズナブルです。この安さが人気の理由なんでしょう。
三日目の昼は、韓国式中華の店でチャジャンミョンとクンマンドゥ(焼き餃子)を食べました。
普通、クンマンドゥというと「揚げ餃子」が出てくるのですが、ここは日本的な焼き餃子でおいしかったです。チャジャンミョンは8000ウォン。90年代は、3500~4000ウォンだったのに…。クンマンドゥ(割り勘)も入れて、10000ウォンほどでした。
三日目の夜は、日本からの出張者とは別に、個人的な知り合いの韓国人と三角地で飲みましたが、これは別に書くことにして…。
三日目から遅れて合流した日本人の出張者は、猫舌で辛いもの・熱いものが苦手。それで四日目の昼食は、参鶏湯にしました。20000ウォン。今回の出張の昼食で最高額でした。
夕食は、現地駐在員(日本人、二人)と、韓国人職員一人、それに出張者三人で、明洞のタッカンマリの店に。昼食の参鶏湯とダブるのですが、ご馳走になったので文句は言えません。
酒は、ビールで始まって、焼酎、五十歳酒。
五十歳酒というのは、「百歳酒」という薬酒(漢方薬の匂いがする、体にいいらしい)と、焼酎を薬缶に投入して、混ぜて飲むもの。私が駐在していたときけっこう流行りましたが、最近ではあまりしないみたい。韓国に来て3年の駐在員も知りませんでした。
終わると、出張者3人だけで、ビールの店に。私が駐在していたときからあった店(TEXAS)で、ギネスなど、世界のビールが飲めます。以前はドイツやベルギーのビールがたくさんあったのに、今は10種類ほどしかなくて、ちょっと残念でした。
四日間の食生活は、必ずしも充実していませんでしたが、仕事で来たので仕方ないですね。
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