犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

品川ディープスポット

2014-01-10 23:25:39 | 飲む

 品川の韓国立ち飲みバー、かすがに、新年の挨拶に行きました。すると、この店を私に紹介してくれた会社の同僚がすでに飲んでいた。彼は、単身赴任で、近所に住んでいるので、頻繁に来るようです。

 例によって、ピリ辛のもつ煮込みでビールを2杯、3杯と空けるうち、私が最近ミャンマー語を勉強しているという話をしました。

「この向かいの店にミャンマー人がいるよ」

「えっ? どこ?」

「すぐそこ。ママさんは韓国人で、従業員はみんなミャンマー人」

 早々に残りの酒を飲み干し、向かいの店に行きました。店はほぼ一杯で、幸いカウンターが空いていた。

 おしぼりをもってきてくれた若い女性に、

「ミンガラーバー(こんにちは)」

と言ってみると、一瞬驚いた表情でしたが、にっこりと

「ミンガラーバー」

と返してくれました。

 カウンターの内側の厨房では、30歳前後と思える男性3人が調理をしていますが、すべてミャンマー人とのこと。

 ご主人の、年配のママさんは、韓国人ですが、在日韓国人で韓国語はできないそうです。

 メニューは、もつ煮込みが売物だそうですが、だいたい普通の居酒屋にあるような品書きが並んでいて、キムチとかチャンジャとか、韓国メニューも少しある程度。ミャンマーを感じさせるメニューは皆無です。

「バズーンジョー・ペーバー」(川海老のから揚げください)

「ホウッテー」(はい)

 私の習いたてのミャンマー語が通じてうれしい。こんな身近なところにミャンマー人のいる店があるとは知りませんでした。

 そういえば、大塚で知り合った日本人が、最初にミャンマー人と知り合ったのは九段下のカレー屋さんだと言っていました。やはり厨房で働く従業員が全員ミャンマー人だったとか。

 タイには多くのミャンマー人が出稼ぎに来ていますが、その大部分が飲食店で働いているという話も聞きました。

 料理はミャンマー人の特技なのかもしれません。

 この日は、一軒目でけっこう出来上がっていたこともあり、あまり長居はしませんでしたが、今後、通うことになりそうです。


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