日本語では男性と女性で言葉の使い方に差があって,留学生が日本語を学習するときの学習項目になっているようです。主に人称代名詞(あたし,ぼく,おれ…)や終助詞(~わ,~かしら,~ぜ…)に現れます。
韓国語は日本ほど顕著ではないものの,やはり男性と女性で言葉使いが違うようで,駐在員が飲み屋の女性との会話で身につけた表現を職場で使って失笑を買う,ということがときどきあります。
タイ語は,非常に明快な男女の表現があります。
たとえば,「サワッディー」という,おはよう,こんにちは,こんばんは,さようならなどをあらわす万能の挨拶語がありますが,女性は「カ」をつけて「サワッディーカ」,男性は「クラップ」をつけて「サワッディークラップ」と言います。この言葉は,挨拶だけでなく会話のあらゆる表現に後接されます。
最近勉強を始めたポルトガル語(ブラジル)で,「ありがとう」という表現を覚えました。「オブリガード」です。
ところが,これを女性が言うときは「オブリガーダ」になる。
なんと,ポルトガル語にも男性語,女性語があるのか!
と思ってポルトガルにくわしい友人に聞くと,いわゆる「男性語,女性語」というのとはちょっと違うみたい。
オブリガード/オブリガーダの語源は,「オブリガール」(義務を負わせる)という動詞で,その過去分詞が「恩義を感じる,感謝する」という形容詞になったとのこと。ポルトガル語の形容詞は,非修飾語と性・数が一致しますから,男性の場合は形容詞の男性語尾「オ」がつき,女性の場合は「ア」がつくというのが,その説明でした。
なお,戦国時代に宣教師から日本に伝わった「オブリガード」が,「アリガトー」の語源になったというのは俗説だそうです。
韓国語は日本ほど顕著ではないものの,やはり男性と女性で言葉使いが違うようで,駐在員が飲み屋の女性との会話で身につけた表現を職場で使って失笑を買う,ということがときどきあります。
タイ語は,非常に明快な男女の表現があります。
たとえば,「サワッディー」という,おはよう,こんにちは,こんばんは,さようならなどをあらわす万能の挨拶語がありますが,女性は「カ」をつけて「サワッディーカ」,男性は「クラップ」をつけて「サワッディークラップ」と言います。この言葉は,挨拶だけでなく会話のあらゆる表現に後接されます。
最近勉強を始めたポルトガル語(ブラジル)で,「ありがとう」という表現を覚えました。「オブリガード」です。
ところが,これを女性が言うときは「オブリガーダ」になる。
なんと,ポルトガル語にも男性語,女性語があるのか!
と思ってポルトガルにくわしい友人に聞くと,いわゆる「男性語,女性語」というのとはちょっと違うみたい。
オブリガード/オブリガーダの語源は,「オブリガール」(義務を負わせる)という動詞で,その過去分詞が「恩義を感じる,感謝する」という形容詞になったとのこと。ポルトガル語の形容詞は,非修飾語と性・数が一致しますから,男性の場合は形容詞の男性語尾「オ」がつき,女性の場合は「ア」がつくというのが,その説明でした。
なお,戦国時代に宣教師から日本に伝わった「オブリガード」が,「アリガトー」の語源になったというのは俗説だそうです。
で、昭和天皇の口癖が"Ah,so"だと、戦時中の米兵の人口に膾炙してたという話はホモフォビアと関連があるのかしらんとか思ったりしたことを思い出しました。
「ライク」の代わりに「ラブ」も使いません。
英語はあんまり得意じゃないけど。
このあたりはまったく実感がありません。
なお,「駐在員が飲み屋の女性との会話で身につけた表現を職場で使って失笑を買った」のは実は私で,「~ヘッコッラン」という語尾(普通は~ヘッコドゥニョ=~したんだけどね)を会社で使って,「学のない女性の使う言葉だ」と言われました。