写真:東飯能のキコリヤ
私の住んでいる飯能のカフェのマスターに誘われて、飲みに行きました。
西武線飯能駅ではなく、JR八高線の東飯能駅近くにある焼き鳥屋さんです。
建物がしゃれている。
看板が小さくて、焼き鳥屋とは気づきません。
店名はキコリヤ。
「ここ、金曜日と土曜日しかやっていないんですよ」
「週2日だけ! よくやっていけますね」
外観だけでなく、店内も、ふんだんに木が使われています。
全席カウンターで、端のほうはコの字になっていて、15席ぐらい。広い店ではありません。ご夫婦で切り盛りするには、精一杯の広さかも。
「いつオープンしたんですか?」
40代ぐらいのご主人に聞きました。
「3年前です」
「金土以外の曜日は何をしてるんですか?」
「きこりです」
「樵(きこり)?」
「はい、木を伐っています」
「だから店の名前がキコリヤなんですね」
飯能は、昔、林業が主産業で、近隣の森で切り出した杉や檜の原木を、荒川の支流を使って江戸に運んでいたそうです。江戸では、西のほうから川で流れてくる材木ということで、「西川材」というブランドが確立していたとか。
その名残で、今も製材所が残っています。
このお店も、建物・内装に、西川材を使っているのでしょう。ご主人みずから伐り出した材木なのかもしれません。
メニューは、焼き鳥がメイン。それ以外の料理はほとんどありません。
私たちはビールと、「おまかせ7本(+2品)」を頼みました。
7本まとめて出てくるのではなく、焼きあがった順に、1本ずつでてきます。
最初はささみが出てきました。
(新大阪の小鉄もそうだったなあ)
高級焼き鳥、小鉄
大阪に赴任していたとき、家の近くの焼き鳥屋さんによく行きました。備長炭を使ったお店で、日本の地酒の種類も多かった。
キコリヤのほうは、炭火焼ではなく電気、地酒はほとんどないのが少し残念でした。
また来たいと思いますが、金土だけの営業なので、次、いつ行けるかな。
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